"気付く"が変えるコミュニケーション【観察力】
様々なコミュニケーション
最近、私の仕事で質問されることが多いのが「コミュニケーション力」です。
普段の生活でも仕事でも、コミュニケーションは欠かせませんよね。
近頃ではコロナウィルスの影響により、zoomなどのツールを使った別空間でのコミュニケーションも行われるようになり、コミュニケーションも多様化しています。
この状況も相まってかコミュニケーションに悩む人は多く、最近は特にこのコミュニケーションの相談が後を断ちません。
コミュニケーションと一口に言っても、私たちは様々なシーンでその場に合わせたコミュニケーションをとっています。
・家族とのコミュニケーション
・遊びの場面での友人とのコミュニケーション
・会社での上司とのコミュニケーション
・会社での部下とのコミュニケーション
・初めて会う人とのコミュニケーション
・喜ぶ人とのコミュニケーション
・悲しむ人とのコミュニケーション
・怒っている人とのコミュニケーション
私たちは様々なシーンで、
柔軟なコミュニケーションが求められています。
コミュニケーションが苦手…
少しでもコミュニケーション力を上げたい
という方の少しでもお役に立てればと思います。
コミュニケーション力はなぜ必要なのか?
仕事でもプライベートでも自分一人ではなく、そこには必ずあなた以外の人が存在しているからこそコミュニケーションが必要なんです。
人間はそもそも一人では生きられない動物であり、昔から集団の中で生活してきました。
そのため集団の中で認められたり、集団に必要とされることは、自分の居場所や役割を確立するために重要なことです。
ではどうやって、集団に認められたり必要とされるのか?
その手段がコミュニケーションです。
これは現代社会でも人間の本質として大きな変化はありません。
だからこそコミュニケーション力は誰にでも必要な能力であり、コミュニケーション力が高ければ集団に理解されやすく認められやすいという状況が生まれるのです。
逆にコミュニケーション力が低いと、周囲から認めてもらい難くなり、集団の中で孤立するなど、不安や孤独を感じやすくなるんです。
コミュニケーション力を高める【観察力】
観察力があがることでコミュニケーション力があがる理由は以下の内容です。
情報収集力が上がる
相手の思いを予測しながら会話できる
"状況や空気を読む”ことが出来るようになる
変化に気づけるようになる
観察力が上がれば"気付く"が変わる
観察力を上げると情報収集力が上がります。
人は観察により大半の情報を収集しているからです。
観察力があがることで、ものごとの表面だけでなく細かいところにまで目がいくようになります。
相手の表情や仕草、声のトーン、目の動き、場の雰囲気など…。
単に目の前の人と話すというよりも、
観察して相手を汲み取りながらコミュニケーションをとることで、相手の思いやその場の空気、話している最中の相手の仕草など、様々なものに気づくことができるんです。
コミュニケーションが苦手な人の傾向
コミュニケーションが苦手な人は
『相手の立場を考えずに一方的に話す』
という傾向があります。
相手を観察できれば、相手の立場や思いを汲み取ることができるようになり、一方的に話すといったことが起こりにくくなるんです。
コミュニケーションの基本はキャッチボール
コミュニケーションの基本はキャッチボールです。相手が構えていない状況で剛速球を投げてしまえば相手はキャッチできません。
場合によっては顔面にボールが当たって、二度とキャッチボールをしてくれない…なんてことにもなりかねないんです。
コミュニケーションも同じです。
観察力を上げて相手の情報を汲みとることで相手の状況に気付き、相手に即したコミュニケーションを取ることができます。
コミュニケーションが上手な人は相手をよく見て【気付いている】ということなんです。
観察力トレーニング
「相手の目を見て自分から挨拶する」
という非常にシンプルな方法でトレーニングをしてみてください。
毎日意識的に行うと、観察力はもちろんコミュニケーション力は大幅に上がります。
相手の目を見て自分から積極的に挨拶をしようとすると、必然的に相手の表情が目に入るようになります。
これを毎日繰り返すことで、自然と小さな変化に気づけるようになるんです。
積極的な挨拶で【ザイアンス効果】
更に挨拶を頻回に行うと、相手と接する頻度が上がりますよね。
単純に接する頻度が上がるだけでもコミュニケーションは円滑になることが期待できます。
挨拶を良くしてくる人って印象に残りませんか?
その理由はザイアンス効果です。
簡単に言うと、
ザイアンス効果とは接する頻度によって愛着が湧いてくることです。
自分から挨拶を積極的に行うことで、
相手もあなたへの印象が変わり、相手から話しかけてくることも期待できるんです。
最後に
コミュニケーションは複雑化しており、
柔軟性のあるコミュニケーションが求められています。
コミュニケーションは難しいものですよね。
しかし、観察力を意識することで、相手の思いを汲み取りながらコミュニケーションを取ることが可能になり、コミュニケーションの質が上がります。
キャッチボールのように、相手をよく見てコミュニケーションをとることが大切です。
観察力を上げるトレーニングとして、
積極的な挨拶を行なってみてください。
観察力が上がるだけでなく、ザイアンス効果によってあなたの印象も良いものに変わり、コミュニケーションがよりスムーズになります。
この投稿をご覧いただいた1人でも多くの方の、
コミュニケーション力向上のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ご興味をもっていただけましたら、いつでもお気軽にコメントお願いします。
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