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リアルプレイスのイベンターが考察するオンラインイベント術


こんにちは。サビワクβ㌼企画部のカリンです。
β㌼ではAD兼デザインを担当をしていますが、サビワクではイベントチームに所属しています。

これまで、企業やオフィスビル内の ”コミュニケーションスペース”にて、
およそ3年間で80以上のイベントを開催してきました。

しかし、コロナウィルス感染拡大の影響により、開催予定のイベントは一旦中止または延期に・・・
そんな状況で立ち止まっている訳にもいかず、オンラインへの移行を決断→徹底リサーチ→企画・開催 しました。

オンラインイベント実施に至るまでの道のり、そして開催したイベントを紹介したいと思います。

■ サビワク企画イベントの特徴

様々なフィールドでご活躍の興味深い方々と沢山のコラボ!
これまで実施したリアルイベント(ほんの一部)

イベント_実績


私たちが企画するイベントの特徴(ミッション)は
・モノや体験を持ち帰れること
・今まで知り合えなかった人と交流ができること

セミナーやトークショーのような一方向での発信型であれば、すぐにオンラインへの移行が可能だったのかもしれません。
しかし、モノや体験を持ち帰れたり、多方向のコミュニケーションを促進するイベントをオンラインでどう実現させれば良いのか・・・

まずは自ら様々なオンラインイベントに参加し、素敵な企画や運営方法を徹底リサーチすることに!

■ 3ヶ月で34のオンラインイベントに参加・リサーチ

リサーチイベント_top


あらゆるジャンル・形式のオンラインイベントが多発していた為、多くのヒントが得られました。
参加して見えてきたことは・・・

◆別の作業をしながら聞いてしまう
◆セミナーは30分程度で飽きる
◆退屈すると退出してしまう
◆一方的に聞くだけのイベントは満足感が少ない
◆イベントに参加した実感が持てない
◆ドタキャンしやすい


この課題をクリア、且つミッションを果たすべく、いざオンラインイベントの企画・開催へ!

■ サビワク初のオンラインイベント:
    生ハムを堪能しまくる会

イベント_ハム

実は1年前に、某企業で「生ハムを1から作る(仕込む)」というイベントを実施しました。
今回の企画は、1年の熟成期間を経た生ハムをみんなで美味しくいただきましょう!というもの。

本来であれば、今年もリアルプレイスで再集合し、完成した生ハムの解体ショーをしたり、様々な種類の生ハムを食べ比べする予定でしたが、
コロナウイルス感染拡大に配慮しオンラインで開催することを決断。

■ 課題解決のための工夫


オンラインイベントをリサーチして感じた課題をクリアするために、
・運営サイドが一方的に話す時間 →なるべく短く
・参加者のみなさんへ話を振る機会 →とにかく増やす
2点を意識して進行しました。

また、全員が最後まで飽きずに楽しめるよう、体験型コンテンツを詰め込みました。

イベント_8


■ オンラインイベントの振り返り

サビワク初のオンラインイベントは大きなトラブルなく終了し、私たち自身も楽しく運営することができました!

参加者アンケートでの満足度は100%!途中離脱者は0名!
さらにみなさまから、以下のような心温まるコメントをいただいています。(一部抜粋)

・美味しい生ハムを堪能しつつ、生ハム講座やゲームなどがあり楽しかったです! あっという間でした。
・オンラインでもしっかりした企画とスムーズな進行でとても楽しめました。
・生ハムに関する知識をクイズで知れたり、交流できるクイズができたりと楽しかったです!
・生ハムは市販のものとはひと味もふた味も違ってあって本当においしかったです。
・なかなかできない体験だったと思います。 楽しい時間でした!


このメッセージを拝読し、私たちが抱えていた不安は軽くなり、サビワクイベントのミッション ”モノや体験を持ち帰れること”は、オンラインでも実現できると自信がつきました!

中には「もっとたくさんの人と交流したかった」という声もいただいたので、もう一つのミッションである”今まで知り合えなかった人と交流ができること”を今後の課題として捉え、企画をパワーアップさせていきたいと思います。

参加者のみなさま、本当にありがとうございました!

■ まとめ

”場づくり”には欠かせない要素の一つともいえるイベント。
リアルだからこその 体験できるコト体感できる空気があると思います。
オンラインイベントでも、リアルの良さをできる限り踏襲し、さらにオンラインならではの要素をつぎ込めば、イベントの可能性は無限だと感じます。

特別な体験や交流を通じて豊かなコミュニティが生まれるような、そんなイベントの在り方を模索し、実験を続けていきます。

サビワクβ㌼

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