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雑誌 TRANSITはこのままの体裁でいてほしい

はじめてTRANSITという雑誌を購入し、読んでみました。

きっかけは先日noteに投稿した以下の記事でした。

インドを見ていたらベンガルが気になり始める。

TRANSITという雑誌は3か月に1度のペースで発行されているトラベルカルチャー誌で、初めて読んだのだけれど、各ページで文章のタッチがかなり違うことに驚かされる。この雑誌、いろんな人が取材して、投稿している集合体のようだ。
今まで雑誌と言えば、CancamやJJといった女性ファッション雑誌ばかりで、あまり他のジャンルの雑誌には手を出してこなかった。女性ファッション雑誌は、いろんなフリーのライターが取材をして文章を書いていることを知っている。でも、みんなどこか似ている。フォーマットというか、マニュアルでもあるのだろうか。読んだ人誰もが、もれなく買いたくなる。そういう意欲とカワイさを押し出した文章だと思う。一方、TRANSITは統一感を徹底的に排除し、ライターが好きなようにベンガルを切り取る。ベンガルを全面的に肯定するわけでもなく、否定することもある。ほんまかいなという解釈もあるけど、それもひっくるめてベンガルを表しているようで面白かった。
まだ見ぬ大地へのあこがれは続きます。

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