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自信とはどこからやってくるのでしょうか?

私は自己肯定感が低く、何事にも自信が持てない旨を前回の記事でも少し触れたかと思いますが、そもそも自信ってどこから来るのでしょうか?

とても性格の悪い話をしますが、私はオタクなので人様の創作物(イラスト、小説、ハンドメイド作品)を拝見するのがとても好きです。
どうしてこんな素晴らしい作品が創り出せるのだろう、どうやってこんなセンスや技術や創作力を培ったのだろうと思う方が世の中にはたくさんいらっしゃいます。

逆に言えば、それと反対の方ももちろんいらっしゃいます。

もし私がこれを作り出した側であれば、見てもらえるだけて嬉しいなと考えるだろうな、というものを発表されてらっしゃる方でも、ご自身の創作物で金銭の授受を発生させようとしてらっしゃる方を度々…というか割と頻繁に見かけます。
そして、大概「おぉ…😅」という値段設定をされておられます。
もちろん、そうでない方もいらっしゃるでしょうが私の狭い世界の中ではそう言う方も見かけましたよ、というだけなので、それについて別のご意見や事例があったとしてもどうかご容赦いただけますと幸いです。

もちろん、ご自身がそれで納得されておられるのであれば特に気にならないのですが、割と「こんなに(自分の創作物が)可愛いのになんで売れないんだろ〜!?😭」とおっしゃってる方も見かけます。

答えはただシンプルに技術が設定価格に見合ってないだけだと思うのですが、なかなかお気付きになっておられないようです。

もちろん、現段階の自分の技術やセンス、創作力がどのレベルであっても世界に向けて発表する権利があるので好きに発表されるといいのではないかな、と思いますが、お金を取るとなると途端にシビアな世界になります。
売れないなら価格設定を見直すか、どうしてもその価格で売りたいなら技術を研鑽するしかないと思います。
それをせずに「売れないよぉ」とぴえんしている人を見ていると私はなんだか憎らしく思います。

こっちは自分の創作物に自信が持てなくて、ずっと苦しんでるのに。
私だって好きなことで販売実績というわかりやすい評価が欲しい気持ちはある。
でも出来ないんです。自信がないから。
私は見栄っ張りなので、たとえば「紗綾さん、ヘタクソな作品売ってるけど案の定売れてない。プププ」と他人から思われたらどうしよう、という杞憂という名の被害妄想が怖くて何も出来ません。
人様はそこまで他人に興味がないかもしれない。
私が生み出したものが売れようと売れまいと気にしないかもしれない。

でも、卑屈で性格の悪い私は人様のそういうところが気になってしまって仕方ない。
だから他の人も私をそういう目で見ているかもしれない。
そう思って出来ません。

……こうして冷静に文章に書き起こしているとうつ病特有の認知の歪みの一端である気がしないでもないですが、今の私にはそう考えないということは出来ませんので「おっ!こいつ狂ってるね〜!」とあたたかく見守っていただけますと幸いです。

自分で言うのもなんですし、おこがましいことは重々承知の上で自分の考えを整理するためにあえて書きますが、私は自分の生み出す絵や文章は創作者の中ではある程度──平均的なレベルには達しているとは思います。

私がかつて働いていた職場では、職務中に二次創作の同人小説を数十ページに渡り執筆している狂人がいました。
その執筆活動は業務用に貸与されている端末に導入されている監視ソフトによって全て筒抜けであることを知らないせいかと思いますが、その狂人は昼夜問わずひたすら名探偵コナンのBL小説を書いていました。
情報管理部門の担当者がブチギレしてその小説の一部を公開するという公開処刑を行った際、それを拝読いたしましたがすごく読みにくかったです。
小難しい言葉を多用し、一文をだらだらと数行に渡り書き連ね続けており読んでるこちらが狂人になりそうでした。
独りよがりの文章ってこういうものなのだな、と感じました。
それに比べると、自分の文章は読みやすい方なのではないか?と思っています。
一応、読み手の方にわかりにくい表現や言い回しを避けたり、改行などの配分を考えて執筆しているつもりです。
(もちろん、それでも至らない部分が多いことは承知しています)

絵を描く時も、デッサンに使えるようなアクションフィギュアを2体用意して、出来るだけ不自然なポーズやパースにならないよう気を付けて描くようにしています。

一時期、割と長いこと絵から離れていたので技術はあまり伴ってないのですが、パッと見た時にそれなりに見える、なんとなく説得力のある絵を目指して自分の中では努力しているつもりです。

こんなに努力が嫌いな私でも自分のできる範囲で努力しようともがいているのに、それでも自分の作品に自信が持てなくて辛くて悲しくて切ないのに、そのハードルをいともたやすく飛び越えて「私の絵、キャラ立ち絵は一枚●万円で〜す!装飾が多いキャラはさらに料金が追加されま〜す!表情差分が欲しかったらもっと課金してくださ〜い!なんで私の絵めちゃくちゃ可愛いのに売れないの〜!?いいねもRPも全然つかないよ〜!はぁつらたん…神絵師になりた〜い!!」みたいなことを言っている人がいたときにはもう、たちまち私のメンタルはぐちゃぐちゃになります。

もうまじで勘弁してくれとなります。

まあ、そんなに繊細ならSNSやめろの一言に尽きるのですが、オタクなのでやめられません。すみません。

さて、彼らと私の自信の差は一体どこにあるのでしょうか。


説その一、愛されて育った
私が愛されていないとは思いませんが(両親は私を愛してくれているんだな…と思うことはたくさんあります。私の感情や適応力が愛情の裏返しの厳しさについて行けていないだけだと思います。たぶん)、もしかしたら彼らはもっともっと周囲の人に愛されて、肯定されて、万能感に包まれて生きてきたから自信に満ち溢れてるのかもしれません。
私は褒めてもらえた記憶があまりないので、万能感はないし肯定してもらったなぁという実感は未だに芽生えていません。


説その二、自信に繋がるような誇れるものが他にもある

たとえば、絵はヘタクソでもめちゃくちゃ美人とか、地道な努力をして目標を達成しまくっているとか、東大卒とか、資産が3兆円あるとか、世間一般的に見て「いいなぁ」と羨ましがられるようなものがあれば、多少絵が下手でも溢れ出る自信や誇りにコーティングされていい感じになるのかもしれません。
私はデブでオタクで根暗で受験も就活も失敗して、ようやくなりたかった仕事に就いても辞めてしまってしばらくの間ニート生活をして貯金を食い潰したので財産もありません。

説その三、バカ

語弊がある見出しですみません。
わかりやすく「バカ」と書きましたが、つまり「自分を客観視できないし、周囲と比較もできない」のかなと思いました。
たとえば、私はXなどで人気を博している絵師さんと自分の実力・努力の違いを知っていますし、間違ってもそんな方々と並ぶどころか追随すら出来ないであろうことを知っています。
自分の中では「うまく描けた!」と思った絵でも、他の方が描きあげた絵に比べると技術も画力もセンスも足りないなぁと冷静に比較することが出来ます。
反対に、この人よりは努力しているし上手く描けているな、この人はここを描くのが苦手なのに想像や手ぐせで描いているんだな、というようなことはわかる部分もあります。
自分や他の人のことを俯瞰して見れるような視野が必要なんだろうなと思います(難しいですが)
ただ、ぴえんやかまちょをするけど「そんなことないですよ!」待ちなだけで本当に自分に才能がないとは思っていないでしょうし、なんなら私の才能を認めない周囲が悪いというくらいの気概の方をちらほら見かけます。この辺はバカってすげ〜!メンタル鋼鉄〜!私のようなナメクジメンタルじゃないのすご〜い!のであまり凹んだりくよくよしたりしないのかなと思います。
その辺はメリットだと思います。私はいらないけど。


思いついたのはこの3つくらいです。
この手の話題を話せる友達がいないというか、そもそも友達が少ないので意見を出し合う相手がおらず自分ではこれ以上思いつきません。

これらを勘案し、私のステ振りは以下のようになると思います。

愛されて育ったボーナス:★★★⭐︎⭐︎
(親には愛されているが、親の愛し方に私が適合出来なかったため親子ともにお互い未だに苦しんでいます)

誇りボーナス:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
(外見も性格も経歴も財産も誇れるものは何もありません)

バカボーナス:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
(たまにメンヘラが発動して試し行為をするため)

★自信ステータス 4/15


三分の一もいっていません。
私に自信なんて芽生えるはずがなかったんだ。
絶望。

ですが、自信を底上げしないと私はいつまで経っても今のままです。
何かが変わると思って処女を卒業したけど、一瞬だけ「私に対して性的興奮を覚える異性がこの地球に最低1人いる」という安心に近い何かを得ましたが、もうそれはとっくの昔に死にました
何も変わってない。
もっと大きい自信を恒常的に得なければ。
ではどうするか。
一番手っ取り早く、自分自身の力でボーナスをつけられるのは誇りボーナスだと思います。

私が自分に自信を持てず、私を嫌いな理由は、以下の通りです。

①肌が汚い


私は昔からニキビが多かったり、すぐ湿疹が出来たりとかなりの敏感厄介肌だったにも関わらず、美容に何も興味のない人間だったため、今もそのときのダメージが蓄積されているのか肌があまり綺麗じゃありません。
激太りしたときに毛穴も拡大してしまって、それが気になって気になって狂いそうです。
一時期、美容に狂いめちゃくちゃ肌が綺麗になり色んな人に肌を褒めてもらえるまで改善したのですがその頃鬱が悪化してスキンケアに労力を裂かないようになり、また調子が悪くなっています。
あれから年齢も重ねているので難しいかもしれませんが、また頑張れば改善できるかもしれない、また褒めてもらえるかもしれない。
肌の汚いデブから肌の綺麗なデブになれるかもしれない。
かつては出来ていたのでまた再開も出来るかもしれません。

②太っている


いやもうこれ無理でしょ…と半ば諦めていますが、私の人生の諦めの原因100000000000000%がこれです。こいつが全ての不幸の元凶といっても過言ではないかもしれない。
う〜ん、なんとかしたいなぁ。

③性格が悪い


私の性格の悪さについてはまた今後記事に書こうと思っているのですが、これは本当に治したいですね〜。
考え方の根本的転換が必要なので痩せるより難しいかもしれない。

④浪費癖がある


満たされない心は物で埋めればいいと言わんばかりに買い物をしてしまいます。いらないものまで買ってしまいます。本当に現代人って感じですね〜!
ギリギリ借金をするまでには至っていませんが、このままだとありえる。やめます。絶対やめます!
バグった金銭感覚を直し、また貯金が出来るようになったら後ろめたさもなくなりそうです。
ただ、一人暮らしするとな〜。難しそうだな〜。もやしでも食うか〜

⑤恋愛経験がほぼない、結婚していない


これは賛否両論あると思いますが、少なくとも私は結婚してないよりは結婚したほうがいいと思っています。
人間は誰しも1人で生きられないし、こと私はメンヘラですぐ寂しくなるので実家にいても寂しくて死んでしまいそうなくらいの気合いの入った寂しがりです。
だから、家庭を持っている人をいいなぁと思う。
居場所があるのっていいなあ。
人を愛し、人から愛されることっていいなあ。
私もそんな居場所を好きな人と作りたい。
そんなことをどうしようもなく渇望しています。
結婚が全てではないし、結婚しない選択もあるし、1人で生きていける人は全然1人で暮らしていけばいいと思います。
私は無理なんです。
だからいいなあと思います。
小学生の頃は漠然と30歳くらいでもう子供2人くらい産んでいるのかと思っていました。
全くそんなことなかった。

他にも色々ありますが、この辺がかなり手強い嫌い要素です。
でも、ひとつひとつ、きちんと地道に努力すればある程度なんとかなる範囲だと思うんですよね。
きちんと対処出来たらさらに自信ボーナスももらえそうだし。

なので、もう2024年も三分の一が過ぎてしまいましたが、私は今年の目標として「自分の嫌いな部分をひとつでもいいからなくす」ことと決めました。

目指せ自信ステータス5/15。
無理して全部やろうとすると、私の性格的に全て投げ出したくなると思うので、ゆっくりでいいからね。




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