サブスクリプション→Win-Winの関係性
読書の理解を深めるためにアウトプットとしての記録です😊
今回、読んだ本はこちら
『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』
SaaSプロダクトを扱う上で避けては通れない話題のサブスクリプションについて細かく書かれている書籍です。
こちらの読書内容について大きく3点に絞ってまとめたいと思います。
おすすめ度:4.2(5点満点中)
読むのをおすすめする人
● サブスクリプションビジネス・モデルについて知識を深めたい人
● サブスクリプションモデルが活かされている産業について知りたい人
● サブスクリプションモデルのプロダクトを運用している企業の社員
なぜ、この本を読んだのか?
大きく言えば、2点にまとめられると思います。
SaaSの理解を深めるため(構造やSaaSの価値に対する理解を深めるため)
入社準備のため
私自身もSaaSプロダクトを扱う会社に入社が決まっているので、SaaSの理解を深め、SaaSプロダクトに採用されているサブスクリプションとは一体何なのかを知りたいと思い、こちらの本に手を伸ばしました。
(巷でもNetflixやAmazonPrime、SalesForceなどサブスクリプションを採用している企業やサービスのことは耳にしていましたが、詳しい概要までは理解していませんでした。)
読んだ結果としては、サブスクリプションの本質や、近年、注目されている理由を知ることが出来ました!
本を通して学んだこと・感じたこと
本を通して学んだことをまとめてみようと思います。
特定の顧客の求めていることに着目し、継続的な価値をもたらすサービス。
→継続的に。というのがポイントだと思う。一度売り切って終わりではないからこそ、顧客の満足度を高めるためにサービスの改善、質の向上が求められる。世界の中心が製品からサービスに移行している。
→物を所有する時代から物を所有せず、顧客が求めている本質的価値(サービス)を提供していくことが求められる。サービスを通して、顧客がどのような結果を得られているのかが重要。
(物の所有が多くなると場所取ったり、整理するスペースが必要になったりしますよね)顧客エンゲージメントを高めることにより成り立つ。
→顧客と企業の絆、結びつき、信頼を高めることによりサービスが成り立っている。商品を売り切って終わるという一過性の販売方法ではないので、顧客の利益を中心とした思考が求められる。かつ、顧客との永遠に近い関係性を結ぼうとすることが求められる。
(顧客をギター所有者として見るのではなく、生涯の音楽愛好家として接する。<アメリカのエレキギター販売会社フェンダーの例>
他にも書くべきことは色々とあるんでしょうが、延々と書いてもまとまりがないので、上の3点くらいにまとめておきます。
読書後の感想としては、『嘘のない商売』だなと感じ、顧客と企業のお互いにとって利益が出るWin-Winの関係性を追求した形だと感じました。
就活している時にとあるSaaSプロダクトを展開している企業の人事に「SaaSって嘘のない販売方法なんですよね。」って言われたのを思い出します。
知れば知るほどサブスクリプションって必然的に顧客と企業の双方にとって利益が出ないといけないやり方だし、永遠性のある手法だと感じました。
顧客はサービスを利用して、価値を感じたり、結果が出るからこそ使い続けようと思うし、企業も顧客の満足度を高めるために、良いサービスや良い製品をつくり続けようとしますよね。(使いやすさ、機能、価格、オプションなど)
これからもサブスクリプションはなくならないだろうし、よりサブスクリプションモデルが浸透していくだろうと感じます。
読書して実行に移すこと
特別に生活に落とし込めたり、実行出来る系の書籍ではないので、実行に移せることはありませんが、4月からサブスクリプションモデルを採用している企業で働く身として、お客様に商品の価値を伝え、良いサービスを提供していくことができるように務めていきます。
あとは、今回学んだ内容を他の人に伝えていくことかな。
4月まで残り10日くらいなので、最後まで自分が立てた目標を達成できるように努力します!!
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