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講師交代をきっかけに、お子さまが急にその習い事を嫌がりだした時〜それは違う先生だから、という理由ではない事が9割〜


最近の親御さんはお子さんの意見を聴きすぎる,

と感じている事は,

楽しかった?とお子さんに聞くのをやめた方がいい理由*習い事は親の判断でチョイスする* でも少し触れたのですが,

よくあるパターンに,レギュラーの講師が変わることになったり,振替レッスンを取ろうとする時でさえも,「うちの子あの先生じゃないと嫌って言うんです」と真面目なお顔をして言ってらっしゃる親御さんが少なくなく,

その度に 小さなうちは特に色んな講師に当たった方がいいという事,子供達の順応力は私達の想像を上回る事,等を丁寧にお伝えし,安心してレッスンを受けてもらえるよう促していますが,

その発言が出る時,それは子供の意見ではなくて大人の意見な事がほとんど。なんならお母さま自身にその意識が無くても無意識に子供に,

「○○先生じゃなくなっちゃうんだって」とか「今日は違う先生だって,怖くないからね〜」等の,害はあれど得は無いような声がけをわざわざしていたりします。


ネガティブな意味を含む文章を,使わないように意識するだけで,かなりスムースに,そしてこちら主導で,接客ができるよ (そしてクレームとも無縁)

とは,私が自身の経験から100パーセント確信を持っていて,後輩を指導するときには必ずどこかのタイミングで伝授する事なのだけれど(元から出来ていた人に会った事がないので)

それは子育てでも,友達付き合いでも,夫婦間でも,どんな人との関係にも使える事だと思うのです(今この記事を書いていて改めてそう思うに至ったのですが)


親が子供にかける言葉で,子供の反応は変わる!!


さて本題ですが,

実際に講師が変わってから,お子さまが泣いてしまったり,嫌がっている風に見える時,特に既述のような親御さんの思考だと,ほらね やっぱりいつもの先生じゃないと駄目なんだわ,と 単純に考えてしまいがちですがちょっと待って!

そういう時,特に思考力や観察力が高い子ほど,今までと違うやり方に(講師にではなくレッスンの進め方,拡げ方に)戸惑ったり,または理解ができずにストレスになる,という事が出てきます。


大人側のサポートの仕方としては

間違っても「どうしたの?怖かったの?」等とナンセンスな事は言わずに,ゆったりと構えてあげて,「大丈夫だよ いつも通り,上手に出来てるよ!」と前向きな言葉を掛けてまずは安心させてあげる

そして,内容が分からなくて困っていそうならヒントをあげたり,受付の方にヘルプをしてもらったり,クラスのお友達に,教えてあげてくれる?と協力を促したり,そんな前向きな態度で接しましょう。

そうすれば,必ず慣れて出来るようになります。

子供たちに,まだ この先生は嫌だ あの先生がいい,などという複雑な概念はありません(よっぽどの場合を除いて)


大人たちの勝手な思い込みで,その子の可能性を狭めてしまっては勿体ないし,いい迷惑! はやとちりはやめましょう*

子供たちは私たち大人が思うより,ずっと勇敢で柔軟*


Thank you for reading my article. 


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