saa_09show

某事務所のオタクしてます。 舞台等の感想を書いてます。

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最近の記事

『ミス・サイゴン』

『ミス・サイゴン』/帝国劇場 ・キムもクリスもたまらなさすぎる。ずっと心が苦しかった。「世界が終わる夜のように」の間、すっごくキムが楽しそうで嬉しそうで、まっさらな少女に戻ってて、それが余計にたまらない気持ちになった。 ・どれも正解じゃない辛さ。自分の子どもだけど子どもとしてはおけない辛さ。もどかしさ。全部の感情がダイレクトに伝わってきた。 ・人生をやり直したかった、リスタートしたかったクリスの気持ちもわかるし、迎えにきてくれる、私は妻だとクリスを信じて強く生きたキムの

    • 『恋ぶみ屋一葉 有頂天作家』

      『恋ぶみ屋一葉 有頂天作家』/新橋演舞場 ▶︎ 劇中はちゃんと草助なのだけれど、オープニングとエンディングで振り付け踊ってる姿はやっぱり影山で最高でした。オープニング、近くの小さい女の子(おたみちゃん)とさようならしててかわいかったし身長差に萌え(相手子どもだからな) ▶︎ 台本にあるセリフなのだろうけど、わかりやすくて尚且つちゃんと笑える会話やセリフに聞こえるのは、やっぱりさすが緑子さんだなと。自然なお芝居、もはや自然すぎて本人なんじゃないかと思ってしまうぐらい。 代筆

      • 『Snow Man LIVE Tour2022 LABO』 ②

        『Snow Man LIVE Tour2022 LABO』 /横浜アリーナ ▶︎Happy Birthday MCからのこの曲の流れが、いずれやってくるメンバーの誕生日に合わせて作られた感満載でかわいかった メンステ画面の名前がズラーっと出てくる演出、若干恐怖映像みたいなところあったよね、インパクサマパラのアンコ前のインパくんが押し寄せてくる映像並に恐怖だった笑 「おめでとう」で「お・も・て・な・し」をやるふっかかわいすぎたー!ふっかの顔がふあふあしてる時の顔だった!!かあ

        • 『Snow Man LIVE Tour2022 LABO』 ①

          『Snow Man LIVE Tour2022 LABO』 /横浜アリーナ(10.08) ▶︎ 今回のLIVE、オープニング映像が度肝抜くぐらいかわいくてポップで楽しくて、ここでもう楽しいの確信した ▶︎オープニングが紅白の衣装なのほんとにうれしい…あの衣装この上なく好きなの…そこにビジュアル最強ねふっかを掛け合わせてくれてふっかありがとう… 良きビジュ保ってくれてありがとうなふっか🥺 1曲目でブラザービートをやる発想がなかったけどたのしい!目黒のもう…が嘆きじゃなくてち

        『ミス・サイゴン』

          『Summer Paradise2022 IMPACTors』 ②

          『Summer Paradise2022 IMPACTors』 /TOKYO DOME CUTY HALL ▶︎果てない空 良い曲…ペンラ振るの忘れて歌ってる影山見つめちゃった…さっきまでクソでかボイス&うるさい反応で様子おかしかったのに急に成長するやん…なんなん… こういう曲が似合うグループっていいよね、キメすぎずに歌い上げられるところが好き オリ曲じゃなくていいけど、先輩たちのこういうミディアムナンバーたくさんやってほしい! ▶︎(夜)マイガール これ聞けてよかった…ガ

          『Summer Paradise2022 IMPACTors』 ②

          『Summer Paradise2022 IMPACTors』 ①

          『Summer Paradise2022 IMPACTors』 /TOKYO DOME CUTY HALL(08.27) ▶︎私が知ってるサマパラの中で1番お金かけてるオープニング映像 あらちゃん片耳掛けめっちゃかあいい!キスマイの時も思ったけど、ほんと美少年。 ▶︎r.a.c.e. いきなり始まるやん。直前まで座ってたらいきなり扉開いて出てくるからいそいそ立ち上がるオタクたち。溜めがなくて潔いよね、さすがジュニアコン。 ピンクの衣装初めて観た!おさがり?オリ?わからな

          『Summer Paradise2022 IMPACTors』 ①

          『スワンキング』

          『スワンキング』/東京国際フォーラム ホールC ▶︎音楽をはじめとした芸術が政治に影響を与えていた時代。 ▶︎エリザベートを愛するルートヴィヒ二世。 ▶︎ワーグナーの傲慢さ。 ▶︎オットーの戦いへの無知さ。「命に代えて守ってくれる」発言。最初の戦いで精神的に傷を負って、休暇でゆっくりと戻れたオットーだけど、それは偽りの“戻れた”なわけで。2回目の戦いで1回目の時のことがすべてフラッシュバックして、その上2回目のことが上書きされて、戻れなくなってしまった。 ▶︎エリザは夢

          『スワンキング』

          『弥生、三月-君を愛した30年-』

          『弥生、三月-君を愛した30年-』/サンシャイン劇場 ▶︎ 今回観て、映画を見たからこそ背景を理解してる部分もあったんだけど(省略してる部分がちょこちょこあった)、表現というか、解釈面においては後で映画を見たほうがよかったなぁと思った。映画をミュージカルにするってこんなに難しいんだなとも思える。どんな内容なのかを知るために見る分には先に映画を見ちゃったほうが、ミュージカルは圧倒的に面白いんだけど、映画のほうをちゃんと見ちゃったから解釈ってものが生まれちゃってて、私なりの解釈

          『弥生、三月-君を愛した30年-』

          『陰陽師 生成り姫』

          『陰陽師 生成り姫』/新橋演舞場 ▶︎博雅の笛で奏でられる音楽。その音楽が起承転結になっている気がした。静かにゆっくりと始まり、激しく,入り乱れ,いくつもの音階が重なり、そしてまたゆっくりと終わっていく。この物語の動きを表しているかのような音楽だった。 博雅が笛を吹くシーンでは、コンテンポラリーのダンサーが登場する。 最初、12年前の夜に博雅が堀川橋のたもとで笛を吹いているシーンで、博雅が立っている下手側から男性のダンサーが。そしてしばらくして上手側から女性のダンサーが登

          『陰陽師 生成り姫』

          ダブトラ→メリリー→人形→王家

          『ダブル・トラブル』/よみうり大手町ホール 福田・辰巳コンビのハリウッドチームを観劇しました! ・久しぶりにああいう楽しくて笑える、とにかく楽しい雰囲気の音楽なミュージカルを観たなぁ。 ロジャハっぽさとリトルウィメンっぽさというか、そんな楽しい感じ。 ・前説から星野源ネタで福ちゃんは客席でガッキー探すし、本編中もちょこちょこ恋ダンスとか星野源ネタやってて、くどいぐらいずっとやってた笑 ・思ったよりレベッカの滞在時間が長かった ・もうずっと楽しくて楽しくて、前説から楽

          ダブトラ→メリリー→人形→王家

          『SOHO CINDERS』

          『SOHO CINDERS』 /紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYA ▶林くん、前回のロビーはもっと女の子っぽくて若くてかわいらしい印象だったんだけど、今回は20代のちょっと大人な男の子って感じがした。ヴェルクロと会話している時の「俺がストレートだったらクロと付き合うのに」のところとか、男性として生きてきた感。もちろんゲイでジェイムズが好きという気持ちはあるんだけど、性別は男性ですって感じ。 前回は、男性なんだけど思考とかジェイムズに対する問いかけ方とか喋り方とか

          『SOHO CINDERS』

          『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』

          『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』 /日生劇場 ▶北斗の拳がミュージカル??という気持ちで観に行っていたので意外と面白かった~!っていうのが素直な感想。音楽がかっこよかったのと、主演の大貫さん含め皆さんの踊りが素晴らしかった! ▶キャストの皆さんのお初の方々ばかりで、どの方もポテンシャルがめちゃくちゃに高くてすごかった。 平原綾香さんの歌が圧巻、一気にミュージカル映画を見ているような空気感に包まれた。直前までユリアなんだけど歌うと平原さんで、でも平原さんのあの歌い

          『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』

          『ハウ・トゥー・サクシード』

          『ハウ・トゥー・サクシード』 /東急シアターオーブ ▶バドが遠目だと、動きとかが賀来賢人にしか見えなくて、ずっと面白かった。 終盤で男性キャストだけでやるナンバーの時、歌い終わりで拍手の後の一言目がバドだったんだけど、ずっと拍手が鳴り止まないからいつ入ろうか迷ってて躊躇ってて、そのコミカルさもすごいなぁと思った。 メインキャストのすごさはもちろん、アンサンブルの方々のダンススキルが高くて感動した。 ▶アメリカの映画を見ているみたいな、児童書が飛び出てきたみたいな世界観で、

          『ハウ・トゥー・サクシード』

          劇団四季『アラジン』

          劇団四季『アラジン』/電通四季劇場[海] ▶ジーニーの記憶がえぐいぐらいある。ジーニーソロは、豪華絢爛という言葉がよく似合う程、煌びやかで華やかで派手で、花火なんかも飛んでて圧巻だった。客というか会場全体を巻き込むぐらいの歌声と声量、迫力が、圧巻だった。 最初のほうにあるアラジンのソロ曲で、私は実写映画を吹き替えで見た勢なので、「と、ともや!」って心の中でなってた。アラジンがジャスミンに言う「僕を信じて」とかももう心の中は私は頭抱えてた。 ▶魔法の絨毯は本当に飛んでた!上

          劇団四季『アラジン』

          『ナイツ・テイル』

          『ナイツ・テイル』/帝国劇場 ▶テーベとかアテネとかそういう国名が出てきたから洋風なのかと思いきや、和太鼓だったり和楽器のような音が聞こえてきて、和風も感じた。 歌は女性のハーモニーの部分がとってもきれいな音だった。 ▶セリフが難しい言葉だった。回りくどい言い方や昔っぽい言い回しなど、小説の原作がシェイクスピアであると知って、あのセリフの言葉遣いも理解できたし、ちょっとわかりにくい部分なども納得した。 パラモンとアーサイトの掛け合いはとても面白くて、台本にないアドリブなの

          『ナイツ・テイル』

          『ドッグファイト』

          『ドッグファイト』/シアタークリエ ▶遊びから現実に気づいた瞬間は残酷だった。エディからしてみればいつも通りの遊びだし、楽しいものだし、アドバイザーとして戦地から2,3ヶ月の間帰ってくるまでの最後の楽しみだった。でもその”最後”という言葉の重みが、エディと私たちが想像するものとでずいぶんと差があるように感じた。 エディにとってはサンフランシスコで過ごす最後の日。私たちやローズからすると、エディの人生最後の日かもしれない。エディの”最後”にたいする意味が私たちの想像するそれよ

          『ドッグファイト』