sam

お勉強中モラトリアムの身 趣味が見え隠れするnote

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もう、好きじゃない。

好きじゃないよ貴方のことなんて、 勘違いしないでほしい。 いや、勘違いしてたのは私の方か。 同級生に対する憧れの感情って、世界一、いや宇宙一、ややこしいんだな。 ただ、私が持ってないモノを持ってたひとだった。 自分とは対極にいるひとだった。 尊敬してた、羨ましかった、憧れていた。 好きなんだと思ってた。恋愛感情的な意味で。 でも、気づいてしまったのよ。どうやら私は、この人と一緒にいたい訳ではないみたいだ。遠くで見ているだけでよかったみたいだ。思えば、デートに行きたいとか、

    • 自分の長所を一言で言え。

      続けることには努力が要る。 辞めることには労力が要る。 一つに長い時間を割くことは骨が折れるし、 自分の手で丹精込めてつくったものを壊すのは度胸ある人に許された手札。 かと言って、 なんでもかんでも長く続けばいいというものではなく、 なにをどのようにして続けたのがが重要であり、 辞めることができたからと言って 必ずしも己に勇気があるかというとそうではなく、 只、誉められるものは、 自己にとって利益あった筈のものですら手放す決断をした時のみである。 一長一短だと片付

      • 田舎を出て暮らしている貴方には共感してもらえるのかもしれない。

        高速道路を走らせる助手席の窓から、私は田畑が広がる中にぽつぽつと佇む家々を眺めていた。 数年前まで暮らしていた地元の風景とよく似ていた。 いや、似てる風景など日本中にごまんとあるだろうが。 同郷の友人は偶に、長閑な風景を見ると「懐かしい風景だ…帰りたくなる」と言う。最近の私は特に、どうもそれに共感できずにいた。 何故だろう。嫌というほど思い出してしまうのだ、自転車を押して歩いた街灯の少ない田圃道を。学校を出た時にはあんなにいた同級生達も、私の家に近づく頃には、いつの間にか

        • A.M.1:30の寂しさ。

          「ねえ、まだ起きてる…?」 深夜1時半にメールをした。 "まだ寝てないよ。" まだ起きてたんだ、ちょっと、いや、かなり嬉しい。 "電話する?" ああ…やっぱりお見通しなんだね、あなたは。

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        もう、好きじゃない。

          就職"活動"という言葉が気に入らない

          「もう、"お祈りメール"でもいい。」 そう思ってしまう程、私の心はいつの間にか疲弊してしまっていたのかもしれない。 就職活動は嫌いだ。 なんてのは負け犬の遠吠えのようで言いたくはないが、何故、就活というものはある種受験のように扱われるのだろうか。気にくわない。 やりたいことや夢が見つからない人 仕事で成功したいという願望がない人 将来の夢がない人 仕事より家庭に重きを置いている人 給料や福利厚生には興味がない人 大多数に共感できない人たちを導いてくれる人はどこにいるの

          就職"活動"という言葉が気に入らない

          私が私じゃなくなる

          いつもごめん。 あなたの隣にいると、 普段は「冷静」「大人」なんて言われる私も 「子ども」になってしまう。 いつもごめん。 あなたの隣にいると、 普段は「しっかりしてる」「頼りになる」 なんて言われるのに 「頼ってばっかり」の私になる。 でも、そんな私も嫌いじゃないし、 あなたのそんなところが好きなのです。 いつもありがとう。

          私が私じゃなくなる

          ふたりならプリキュアになれる

          恋人ができた。 私とは何もかも真逆な恋人が。 遊園地に行くなら、私はぜったい絶叫系に乗りたい。 けど、あなたはゆっくりしたのに乗りたいって。 ミスドに行くなら、私はぜったいポン・デ・リングを食べるよ。 けど、あなたはオールドファッションでしょって。 食の好みも考え方もまるで違うの。 でも、それがいいから。 お互いの良いところを吸収して、 一緒に成長して、 足りないところは補い合って。 たまに共通点が見つかった時には、 それを大事に数えていこう。 「真逆のふたりの

          ふたりならプリキュアになれる

          私は誰かにとって一番の理解者なのだろうか。

          自分と同じ経験値の友人がいることは大切である おもしろいくらい、私の考えを理解してもらえるし 私もあなたの考え方が理解できる。 そんな言い方をしたら烏滸がましいだろうか。 なぜか、経験値が同じだと価値観も似通ってくる。 経験値が上がる毎に真理に近づくからだろうか。 こんな話をしてみたものの、 結局のところ私が言いたかったのは、 別の友人と過ごす時間が増えても尚、 あなただけが今でも私の一番の理解者であり、 それが揺るがない事実であり、 戻ってくる場所があることがありが

          私は誰かにとって一番の理解者なのだろうか。

          恋は人を臆病にするのだ。

          「あの人とこの人は同じじゃないでしょ?」 過去の失敗に囚われて怖くて進めないのは、 今、自分の目の前にいる相手と 真剣に向き合っていないからなのだと。 あの人には上手く伝えられなかったこと。 あの人とは上手く一緒に歩けなかったこと。 目の前のこの人とは、この人だけは、。

          恋は人を臆病にするのだ。

          寒い夜は君に会いたくなる。

          言葉では言い表せないけれど、 ものすごく寂しくて悲しくて虚しくて。 この穴を埋めたくて誰かと電話したい気分だけれど、 一番声を聴きたい人が、電話をかけたい相手が、 こんな気持ちにさせている張本人だったりもする。 悔しいけど、 早く春になれ。

          寒い夜は君に会いたくなる。

          バランス感覚がほしい

          私はどうやらバランス感覚がない。 というよりコントロールが苦手。 考え事をする時間がその人の人としての魅力をつくり、蓄える。 何ものにも依存することなく充実している時にその人の魅力が滲み出る。 でも、忙しいと内省する時間がないし、新しい発見もない。かと言って考え事ばかりするのも視界不良にするだけ。 忙しく充実した日々を意図的に作ろうとしている私。 忙しい日々そのものに満足してしまっていた私。 内省の時間が好きだということすら忘れていた私。 今、すごくつまらない人間に

          バランス感覚がほしい

          弱さを見せて

          いつも完璧に仕事をこなす君が、 めずらしくミスをして 落ち込んでいる背中が愛おしくて。 いつもは励まされる立場の私が、 「君のそんな姿を見れて嬉しいよ」 とか言ってみたのが少し恥ずかしくて。 たまには君の弱さも見せてよ。 いや、もっと、 私ばかり君に弱さを見せて、 お互いの弱さを見せ合える、 そんな時が来るのをただ待つしかできない悲しさ。

          弱さを見せて

          できるようになったこと。

          新幹線の指定席、隣に知らない人が座っていても堂々と寝てしまえるようになった。 図太くなった。 普段は行かないようなレストランに入って、少し贅沢なメニューを頼めるようになった。 自分の機嫌を取ることを覚えた。 唐突に映画が観たくなったから、朝一のチケットを取り、一人で映画を観に行くという選択肢ができた。 一人の楽しさを知った。 自炊を始めたら、あんなに嫌いだった食べ物も美味しく思えるようになった。 少しは自立したと言えるだろうか。 世間話が上手くなった。 見ない

          できるようになったこと。

          記憶

          思い出した。 初夏。 小さい頃、おねだりして買ってもらったお菓子を手に、祖母ともう片方の手を繋いで帰ったこと。 春から夏に移る刹那の季節。 涼しさと寂しさを感じながら、 「こんな真夜中だし、人もいない。外だし、いいだろう。」 と久しぶりに煩わしさから解放されて外気を吸った。 少し土臭い。でも太陽が見え隠れしている。 この匂いの正体は何なのか、何と呼ぶのか、わたしは未だに知らない。 ただ、確かに、幼い頃から記憶されている懐かしい匂いを感じた。 「夏の匂いがする」 独り

          記憶

          得と損

          なんだか眠るのがもったいない 眠りにつくまでは 私のきょうだから あしたがきてしまう 終わりを選んでしまうようで それに抗いたくなる 移りゆく世界を1秒でも長く見ていたいから 「みんな、知らないでしょう?」 特別なことを知ろうとするのは難しいの 全てを知ろうなんて、私だけ得しようなんて、 烏滸がましいのかな 「あなた、まだ知らないの?」 みんなが見ている世界を私はまだ知らない

          得と損

          何もすることがない時

          「あなたが不幸だと思う時はどんな時ですか?」 クラスのみんなが続々と回答していく中、 わたしは、数分間、答えを出すことができなかった。 オンラインで回答していくイマドキな授業の形式で、 他の生徒の回答や、着々と増えていく回答者数を横目に、ひとり焦っていた。 きっと先生は正しい回答なんて最初から用意していなかっただろうし、求めてもいなかっただろう。 ただ、意地でも自分が納得できる答えを出したくなった。 わたしの悪い癖 おそらくほんの30秒程度であった。 しかし、数分

          何もすることがない時