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【シンプルに暮らしたい】多くの人で賑わう「IKEA」 で感じたこと

こんにちは。すうちです。

先日家具の下見に少し遠出してIKEAに行ってきました。昔一度だけ(たぶん5年以上前に)行きましたが、かなり変わっていて人も多くびっくりしました。

今回は久しぶりの「IKEA」で感じた気づきの話です。


はじめに

立ち寄ったのは、IKEA立川店です。

「IKEA」たぶん一度くらいは聞かれた方も多いと思いますが、スウェーデン発祥の北欧家具を扱うお店です。WikipediaによるとIKEAの由来は、創業者の名前と育った農場、出身地の頭文字をとったものらしいです。

また世界的な企業なのに「上場してない」と初めて知りました。株式上場するとどうしても利益拡大路線に走ったり、所謂いわゆるモノ言う株主の影響で会社の経営方針に意見されることもあるので、あえて上場しない形を選んでいるかもしれません。

ちなみに、私はIKEA社員でも熱烈なIKEAファンでもないです(今まで2回しか行ったことない笑)。以降は勝手な想像も入った個人の感想です。


日本の住宅事情を意識した展示

各フロアのショールームは日本の住宅を意識して様々な部屋を想定した展示がされていました。

部屋別(リビング、子供部屋、キッチン、洗面所等)に色々な家具や商品のパターンがありましたが、驚いたのは展示毎に4.5畳、6畳など部屋の広さが書かれていたことです(他の店はよく知らないですが、初めて見ました)。

家具の使い方や組合せの提案が色んなスペースの居住空間にはまっていて、家で使うイメージがしやすく思えました。

よくある家具の展示は(一般的な日本の住宅ではあり得ない)広い部屋に家具が置かれていて、そちらの方が見栄えは確かにいいです。ただ、実際に使うイメージとかけ離れていたり、持ち帰ると意外にサイズが大きく感じることもあります(事前にちゃんとサイズ測れば良いだけの話かもしれませんが…)。

IKEA発祥の北欧は日本と住宅事情もだいぶ違うはずですが、この辺は日本市場にあわせた見せ方をしているのだと思いました。


ちょっとした海外気分を味わえる食事

以前は軽食のホットドックやコーヒー位しかなかった気がしますが、立川店は北欧料理が食べれるかなり広いレストランがありました。

ビッフェ形式で好きな料理を選んだり、注文する料理もあります。

最近徐々に旅行も解禁されて海外に行かれる方もいるかもしれませんが、家具を観るついでに海外の料理が食べれるのはちょっとした旅行気分も味わえて良いなと思いました。

メニューは季節や時期で変わるようです(リンク先に載ってない料理もありました)。先日は「サーモンマリネ」を食べました。サイズも大き目でスモークも効いてて期待以上に美味しかったです。

家具以外にレストラン目的で来る人も結構いる気がします。


意外性(セルフサービスの倉庫体験)

持ち帰る商品(大き目の組立家具)は巨大な倉庫にあり、基本的にセルフサービスで商品を探します(ひとりで難しい場合はお店の方が手伝ってくれるそうです)。

お客側は倉庫から商品を取り出し運ぶという普段ない体験ができて個人的には新鮮でした(面倒と思う人もいるかもしれないです…)。

IKEA側は在庫を倉庫に置いたまま保管できるし、無駄な陳列の手間を省けたり、商品を運ぶ時間を節約できるメリットもあるのではないでしょうか。

この辺は、社員の労働時間を減らすことにもつながり、おもてなしの日本の企業ではなかなか出ない発想と思います。


お会計(座ったままの接客レジ)

レストランや商品の会計時、店員の方はレジの所に座って接客する形でした(これも初めて)。日本では接客業と言えば基本ずっと立ちっぱなしで足腰の負担が大きい気がします。

これは勝手な想像ですが、社員の身体への負担を少しでも減らす目的か。または足が不自由な方が座ったまま働ける様な配慮かなと思いました。


IT活用の利便性(駐車券は不要)

駐車場の出入りはカメラで車のナンバーを記録する形だったのも驚きました。

駐車券あると駐車場の出入口で券の発行や精算は意外と面倒です。何か商品を買えば無料でそのまま出入りできるのは楽でした(駐車券ないため紙を使わないエコも兼ねている)。

IKEAは他にも屋上の太陽光発電を電力に使っていたり、EVスタンドを設置していて、最近トレンドの持続社会を意識した企業のようです。


最後に

IKEAは単なる家具の店ではなく、顧客へ自然に生活スタイルの提案や企業の考えを伝えるのが上手い気がします。

ショールームは、その人が家具との生活を想像しやすい工夫だったり、お店に来る目的が家具以外にレストランや倉庫体験なども人が賑わう理由かと思いました。

商品の話は特に触れませんでしたが、私の様な40代でもシンプルでおしゃれなデザインが多いと感じます。そういう面も幅広い世代に受け入れられている理由かもしれません。

個人的には家から遠いので頻繁に行くのは難しいですが、また機会があれば、ぜひ行ってみたいと思いました(家具を見るのもいいけど、またレストランで別のメニューを食べたい派)。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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