さゆり

気ままに生きるそこら辺のニンゲンモドキ。 書くことも気ままに。

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最近の記事

高山に行った話2

2日目 何となく目を覚まして、時間を確認すると7時30分過ぎだった。朝食バイキングも付いた宿泊プランだったので、旦那と共に朝食会場へ。 沢山のおかずの中で、旦那は飛騨牛のトマト牛丼が好みだった模様。 朝食はシリアルでサクッと済ませがちな旦那が朝からとても美味しい美味しいと言って沢山食べていた。 私的には朴葉みそとじゃがいもの煮っころがしが好みだった。味が染み込んでいるのが嬉しかった。 朝ごはんでお腹を満たし、朝風呂に入り曇り空の高山市内をぼーっと見つめる時間はとても穏やか

    • 高山に行った話

      高山に旅行に行った話をつらつらと書いていく。 1日目名古屋駅から特急ひだ5号に乗り高山へ。 HC85系になってからは初めてのひだで名古屋駅入線の段階でテンションが上がる。シートのオレンジ色も素敵でワクワクする。 進行方向に背を向けて岐阜駅に到着。ここで大阪方面からのひだと併結すると聞き車外へ出るも併結する気配なし。はて??と思い調べてみると、何やら車両点検のため途中で止まっているらしい。とりあえず車内に戻ると、併結せずに高山に向かうというアナウンスがあった。 後で確認した

      • 私と母の話

        母の日が近いので母の話をしようと思う。 私の現在の母親は父親の再婚相手だ。私を産んでくれた母親は若くにしてこの世を後にしてしまった。 父親が再婚した当時、母親は私に優しくしてくれたのを覚えている。幼い私の記憶では。 そんな優しさは妹が産まれると消えていった。そして向けられるのは周りには聞こえない小声での「お前なんかいなきゃよかったのに」という言葉。 妹には話しかけることも、触ることも許されなかった。幼い私には5つ下の妹というのは興味があるものだった。しかし、母はそれを許

        • ピクミンブルームはじめました

          運動不足を感じてインストールしたピクミンブルーム。スマホの位置情報を使って歩いて、ピクミンと花を咲かせて歩くゲームだ。 ピクミンブルームを初めて変わったことや発見をここに書いていく。 ピクミンブルームを初めて変わったことは外出の回数が増えたことだ。外出して外を歩かなければ、ピクミンの花を咲かせるエキスを採ることも、ピクミンを引っこ抜くことも出来ない。 歩いてエキスを採って、ピクミンにエキスを与えて花を咲かせて、ピクミンと花を咲かせていく。そのために外に出て歩くことが増えた。

        高山に行った話2

          年末年始の話

          年末年始に結婚して初めて旦那実家へ帰省した。 旦那実家は山間部で冬になると冷え込む。ただ、今年は例年よりも暖かかった様だ。私にとっては寒かったが。 年末には杵と臼で餅をつく。ぺったんぺったん。手返しを初めてやった。タイミングが難しかった。 ついた餅を伸ばした。クッキー生地を伸ばすようで楽しかった。 つきたてのお餅はとても美味しかった。 年始には地域のお寺や神社へお参りをした。おみくじを引いた。大吉だった。 過ごし方は少し昔ながらの年末年始だった。しかし、違うのは家族の温

          年末年始の話

          入籍後手続き〜本番編〜

          はじめにこの度、無事に入籍しました。その後、手続きを行った。 結論から言うと、滞った。めちゃくちゃ滞って、今でも思い出すともっと簡単になってくれと思う。事前準備があってよかったけれど、なければ早々にギブアップしてた。本当に疲れた。 今回は上記記事の本番編になる。実際に手続きを行っていく過程を残していく。 区役所(1回目)&警察署にて今回、区役所で行った手続きは以下の通り。 婚姻届受理証明書の発行 住民異動届の記入 マイナンバーカードの変更 住民票の発行 提出が祝

          入籍後手続き〜本番編〜

          入籍後の手続き~準備編~

          はじめにこの度、入籍します。ということで、入籍後にやらなきゃいけないことを効率よくとっとと終わらせたいという一心で駆け回った記録をつけていきたいと思う。 私は25歳、ほぼ専業主婦。うつ病のため、障害者手帳を持っている。 これから入籍する人たちがこれを読んで効率よくいろいろできたらいいなと思いつつ書いていく。 敵を知る入籍後にやらなきゃいけないことってなにがあるのだろうか。これを知らないことには、動きも定まらない。とりあえず、Googleで「入籍後 手続き」と調べつつ、頭の

          入籍後の手続き~準備編~

          千思万考_『君たちはどう生きるか』を通して_

          2023年7月14日公開の宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』の感想と考察をまとめることにする。以下、映画のネタバレがあるため、まだ見ていない方は気を付けていただきたい。 『君たちはどう生きるか』の感想 映画館で見た直後というのは言葉にできない感情が頭の中をグルグルしていたというのが正直な感想だ。言語化できない、というよりはぴったりと当てはまる言葉をすぐに見つけ出すことができなかった。時間が少したって、かみ砕くうちにようやく消化できる、そんな気分だった。 端的に言えば、「

          千思万考_『君たちはどう生きるか』を通して_

          障害者手帳のこと

          以前の記事で自分のうつ病の話を書いた。 精神保健福祉手帳、簡単に言うと障害者手帳を持っていることを書いていた。 今回はそんな手帳の話をしようと思う。 手帳をとったのは大学4年生の春ぐらいだったと思う。 担当医と話して、手帳を取ることを自分で決めた。使える制度を使って、これからの自分が生活しやすくなるならと思ったからだ。 抵抗がなかったわけではない。障害者手帳を持つことで、「自分は障害がある」ということを認識せざるを得ないと思う部分があった。 ただ、それは最初だけだった。使っ

          障害者手帳のこと

          私とうつと

          うつ病とかの精神疾患が少しずつ社会で理解されはじめた。今回書くのは私のうつ病の話。 うつ病と言ってもひとそれぞれあるから、私の場合だけをただ書き連ねていく。 私がうつ病になる前は適応障害という診断が降りてた。始まりは高校生ぐらいからかな。とりあえず高校は何とか卒業して、大学に進学した。 大学では精神保健福祉の分野を勉強して精神保健福祉士を目指していた。 精神保健福祉士の病院実習が残り1週間になった時、心が壊れてしまった。耐えきれなかった。 いつも乗ってた電車が苦しくて、苦

          私とうつと

          10年前の自分へ

          某日、自分宛に10年前の自分からお手紙が届いた。 何やら私が中学生の時に書いたらしい。 書いたことは覚えているが、内容までは記憶になかった。 そんな手紙の中の10年前の私に手紙を書くことにする。 10年前の私へ お元気にしていますか? こちらは街が新緑で埋め尽くされる季節になりました。そしてあなたの住むまちではない、新しい街にいます。 今は学校が終わったあとの子どもたちと一緒に過ごす場所で仕事をしています。心理カウンセラーになりたかったと思いますが、大学受験の際に実力不足等

          10年前の自分へ

          じいじと心臓

          あれは、とある年の末の話。私は大学生で年末の夜だし梅酒を飲んで、お風呂入り、いつも通り歯磨きをしていた。ここまではいつも通りの夜を過ごしていた。 先に寝室に行っていた祖母が私の元にやってきて「じいちゃんが調子悪いらしいんだけど…」と困ったような不安そうな顔をして私に話しかけてきた。 ここまでの祖父は普通に元気で、趣味は車雑誌を読んで、散歩して、タバコを吹かして、毎週の宝くじを楽しみにしているそこら辺のおじいちゃんみたいな生活だった。 そんな祖父が起きてきて、息をゼーゼーしな

          じいじと心臓

          免許返納のその前と後

          我が家の祖父は昨年秋に運転免許を返納した。 返納して、「はい、良かったね」とはならなかった。そんな話。 我が家の祖父は数年前に心筋梗塞を起こして入院した。あの年末はドタバタしたし、今でも思い出す。 祖父は旅行が好きで車で祖母や私を連れてよく安曇野とか山の方に連れてってくれた。彼にとって車は多分人生における大きな趣味だったと私は思う。私は生粋のおじいちゃんおばあちゃんっ子だったので、祖父の車には大変お世話になった。 そんな祖父から私たち家族は『車の運転免許』を奪い取る、返

          免許返納のその前と後