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名前の由来と、肖像画を描いてもらった話。

南天という名前は、ペンネームです。

娘が保育園から帰ってきてふと見ると、
南天の実を耳飾りにつけて帰ってきたことがありました。
それがなんとも子供らしくて可愛らしく、
同時に、自然に成るものの美しさに惹かれました。
以来、好きな植物として心に留まったことがきっかけです。


そして、
「難を転ずる」と縁起が良いこと。
赤と緑のコントラストが美しいこと。
「なんてん」という響きが、関西出身の私に馴染んだこと。

そんな理由もあって、少し前から、
この名前で文章を書きたいと思っていました。



そして、noteを始めた日。

子供たちは学校と幼稚園。
午前にぽっかり空き時間ができました。

以前から気になっていたnoteを今日始めるんだ、と思い立ちました。
今日を逃すと、もう書けないような焦燥感もありました。


ペンネームはもう決まっている。
ただ、アイコンがないぞ、と慌てて家にあったもので用意したのです。

子供たちがお絵描きに使っている、真っ白な画用紙に、宿題の丸付けに使う赤ペンで、小さな丸を沢山描きます。

庭にワサワサと生えているオリーブの枝を一本切り落とし、赤丸を描いた画用紙に重ねて、スマホで撮影しました。




そんな風に始めた日のこととして、前のアイコンも思い出深かったのですが、最近アイコンを変えました。

とても好きな作家さんに描いて頂きました。



私は絵が好きです。

自身は長い間音楽をやっていましたが、
推しは、絵を描く人や目に見える「モノ」を作る人が多いです。

小さい頃から、
父は私をよくアンティークショップや美術館に連れて行きました。父はいろいろな絵描きさんの生涯を話して聞かせてくれたものです。

そんな話をBGMに聞きながら見る、
絵の豊かな色彩や、太く細く作家によって異なる物の輪郭に、魅了されました。

本当なら自分で素敵な絵が描ければいいのですが、
どうにもその力がありませんでした。
描く力、描くことに向き合う力、描き続ける力。

素敵な絵を描く作家さん達を、深く尊敬しています。



絵を描く人の中でも、最近は特に、植物を描く人に惹かれます。
植物という命あるものを、その瞬間も生きているように描かれると、なんとも心奪われてしまうわけです。

そんな植物や人物を中心に、絵と詩を描かれる柊有花さんに、「あなたと大切な何かの絵を描きます」という企画の中で、私の絵を描いて頂きました。


まさか、大好きな作家の方に、
肖像画を描いていただける日が来るなんて、
小さな頃の私が知ったらなんと言うでしょう。

「家宝にしろ」かな。

こちらが、作品の全貌です。

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企画の「大切な何か」として書いて頂くようお願いしたのは、万年筆と南天でした。

万年筆は、夫が「最近たくさん書いてるようだから」とプレゼントしてくれたものです。

南天は前述の通り、noteのペンネームです。

そして、似顔絵の横にあるルビーとサファイアは、以前書いた記事からヒントを得て、柊さん自身で描いてくださったものです。子供達の分身のような存在です。


気づけば、私が大事にしているもの達に、下からも横からも、支えられている絵になっていました。

ご了承を得て、
こちらの絵の一部をnoteのアイコンにさせて頂きました。


最後に、絵と合わせて柊さんに描いて頂いた詩をこちらに載せさせて頂きます。


柊さん、ありがとうございます。

そして、ここまで読んでくださったみなさま、
アイコンは変わりましたが、
変わらず書き続けて行きますので、
これからもせやま南天をよろしくお願いします。



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