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写真日記:花

先日、紹介した甲斐みのりさんの『にっぽん全国おみやげおやつ』。

この本のなかで会津長門屋さんの羊羹ファンタジアと共に紹介されていた絵本を読みました。

マカベアリスさんの『野のはなとちいさなとり』は上手に歌えないひとりぼっちのちいさなとりと野に咲く花の物語。

鳥や草花、月の光、星の瞬き。ひとつひとつが温かみのある刺繍で描かれていて、読んだ後、穏やかな気持ちになりました。

刺繍図案もついてます。

繊細で美しい刺繍の数々にうっとり。繰り返し眺めていたら花を見に行きたくなりました。

しかし今年は花粉の症状が酷くて……。(今日も朝からくしゃみが🤧)少し悩みましたが気分転換も兼ねて近くの公園に行ってみることにしました。


梅の花以外にも色々な花に出会いました。

梅の花の近くに咲いていた。
クリエイターさんの投稿で知ったマンサク。何度も訪れているのに今まで気が付かなかった。
ミツマタも初めて見た。不思議な形。
開花前。外側から咲いていくらしい。
とてもいい香りがした。

淡々として生き、誰に見られなくても美しく咲き、生命を全うする姿。草花は、神様から頂いた生命そのものを素直に生きているように感じます。

日々の生活はきれいごとではないので、良いこともあり、どうしようもないこともあります。けれど少し目線を変えれば、こんなに身近に神様の思いをそのまま写して生きている草花たちがいる。それが本当に美しくて、——なんて素晴らしい世界に生かされているのだろう——そんな感動を今日も味わえるのは嬉しいなあ、としみじみ思います。

『野のはなとちいさなとり』「草花は友だちーあとがきにかえてー」より

ここのところ気持ちが沈んでいたのですが、暖かい日差しの中、花を眺めていたら少し心が軽くなりました。

これからの季節が楽しみです。🌸

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