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なぜ140字小説を漫画化・動画化するのか?

お久しぶりです。
YouTubeチャンネル『白羽のストーリーテラー』で司書を務めさせていただいています、羽音丿 イズです。

今回は僕がなぜ漫画化・動画化した作品を原作者に提供しているのかについて話そうと思います。

皆さんはおそらく、このように思ったのではないでしょうか?

「小説とは物語を文字で伝えることだ!
漫画や動画で伝えるのは本質とズレているのではないか!!」

僕もそう思います。
おそらく原作者さんたちも、本当は自分たちの言葉で物語を楽しんでほしいと思っているでしょう。

しかし僕はこうも思います。

どんなにとびきり面白い物語でも、誰かに読んでもらわなければ自己満足の空想に過ぎない。

ベタな言葉ではありますが、これが小説家の本質だと思います。

ヘンリー・ダーガーは死ぬまで掃除夫として生き続けました。
そして死後、世界一長い小説として知られる『非現実の王国で』が見つかりました。
その日からヘンリー・ダーガーは作家となりました。


本が売れてなければ、小説家と名乗る資格はありません。
本を売るためには、読み手に「この本はきっと面白いだろう」という期待を抱かせる必要があります。

読み手に「この本はきっと面白いだろう」と思ってもらうには宣伝が不可欠です。
すでに企業と提携して本を出している人なら帯や企業が宣伝してくれますが、デビュー前の小説家の卵たちは自分で宣伝するしかありません

自家出版にせよスカウト狙いにせよ、自分の作品を自分自身の力で宣伝しなければいけないのです。


その方法は新人賞や小説投稿サイトに投稿したり、Twitterで自分の作品を沢山の人に読んでもらったり、YouTubeに文字主体の動画を投稿したりと限られています。
そして、それらの宣伝方法はあまり効果的でないのがほとんどです。

新人賞に出す作品を書いても、一つのコンテストにしか応募できない場合がほとんどなので、当選する確率はとても低くなります。
小説投稿サイトではほかの作品に埋もれてしまうことも多いです。

Twitterでは文字だけの作品はほかのツイートに流されやすく、あまり存在感がありません。
YouTubeも動画編集ができたとしても、文字が下から上へ流れていくだけの一昔前の動画のようになって見劣りします。

はっきり言うと、文字という情報はイラストや写真や音楽や映像などの情報に比べて見栄えしないのです。
勝手に目や耳に入ってくるイラストや音楽と違い、小説はわざわざ読んでもらわなければいけません。

伝える媒体が増えたとしても、小説は圧倒的に不利なのです。
これが「大事なのはイラストだから。中身なんてあんまり気にすんなよ」と言われる所以なのです。

しかしここで一度思い出していただきたい。


あなた達が伝えたいのは、果たして文字なのだろうか。


おそらくあなたはNOと答えたでしょう。
きっとあなたが伝えたいのは文字ではなく、その文字の羅列から溢れ出すストーリーだ。

あなたが伝えたいのがストーリーならば、もはや文字に縛られる必要はなくなりました。
そのストーリーを漫画化したり動画化したり、ほかの媒体にして伝えればいいのです。


「漫画化したり動画化するにはお金がかかるよ〜」「お金がないよ〜」「どうすればいいのか分からないよ〜」と爪を噛んでいる皆さん!

お待たせしました。

ここで『白羽のストーリーテラー』の出番なのです。

僕が面白いと思った作品なら、無償で漫画化・動画化して提供いたします。
動画をTwitterに投稿して固定ツイートにし、見る人の目を捕らえやすくしても良し!
漫画と作品を同時に投稿してツイッタラーの興味を惹きつけても良し!

また完成した動画は『白羽のストーリーテラー』に原作者の名前と一緒に投稿し、概要欄にはSNSアカウントと自家出版した本の商品リンクも貼り付けます!
沢山の人にあなたとあなたの作品を認知してもらいやすくなります!

漫画化・動画化することで作品を多くの人に楽しんでもらい、自分自身の作品の価値を高めることに繋がるのです。
そのために、140字小説を漫画化・小説化することにしたのです。


『白羽のストーリーテラー』は卵と成鳥の間の期間を支えることができるようなチャンネルにしたいです。

Twitterや小説投稿サイトだけだと、そもそも小説に興味がある人しか読みません。
本を売る、という目的ならばそれでも構いませんが、ストーリーを届けるのが目的なら、普段小説を読まない人の意見も大事にすべきです。

YouTubeでは小説に興味がある人にも、ただ動画に惹きつけられてきた人にもあなたのストーリーを知ってもらい、コメントをしてもらえます。
そこで沢山の人の評価や経験を吸収し、プロ作家へと羽ばたいていただきたいです。

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ここまで読んでいただきありがとうございます!

現在すでに動画を作成中で、YouTube・TikTokへの投稿は10月から始める予定です。

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もし自分の小説を原作に動画を作ってほしいという方は、羽音丿 イズのTwitterのDMから連絡をください!

羽音丿イズのTwitter→@S_story_teller

あなたの自信作をお待ちしております!

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お願いしますm(*_ _)m

僕1人の力では、おもしろい作品とその作者をより多くの人に知ってもらうという目的を果たす自信がありません。
具体的に言うと、YouTubeを収益化できないとこの活動を継続することができません。

作家の知名度を上げるためには、より多くの方の参加が不可欠です。
僕自身の影響力だけだとたかが知れてるので、ぜひ力を貸してください!

それではあなたの夢が叶いますよう、影から支えさせていただきます。

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