「自分」というものが見つからないあなたへ No,3 高専時代
※No,1で姉との年齢差を二つ上と書いていましたが、正確には三つ上でした。訂正させていただきます。
私が中学を卒業すると同時に姉も高校を卒業した。姉の選んだ進路は県外の看護学校だった。
その学校は海の近くにあった。
姉の引っ越しを終えて「海の近くに住めていーなー」とのんきに言う私に対して、姉は「私は島流しにあうんだ」と嘆いていた。
こうして姉は巣立っていった。
私はというと、高専に進学した。
理由は
①.実家から自転車で5分、自分の学力で狙える一番上の偏差値