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甘いにも程がある

私はあまり甘いものが得意ではない。嫌いではないのだけれど自分から選んだり欲したりすることは滅多にない。

甘さの種類で言うと、果実の甘さは大好きで毎朝必ずフルーツ入りのプレーンヨーグルトにブルーベリージャムやオリゴ糖を掛けて食べている。

チョコレートも好き。深みのある味のダークチョコレートは大好き。

でもチョコレートボンボンはムリ。特にウイスキーとチョコの間の砂糖の壁が本当にムリ。ジャリジャリしたあの感触も苦手だしウイスキーも苦手。

あんこはつぶあんのみ。こしあんはムリ。甘さのレベルが違う気がする。こしあんは甘すぎるのと水分が少ない気がして口中が砂漠と化す。「水水水〜〜〜!!!」となる。

カステラが苦手。とにかく甘すぎる。そして底辺についたザラメが超絶苦手。ただでさえ甘いのにそこにザラメまで付いちゃったらもう地獄の黙示録。。。拷問か?だからジャリジャリは苦手だって言うとろうが。アサリの中の吐き出しきれなかった砂?歯が・・・。

羽二重餅がムリ。餅なのに何故甘い?中にあんこ入ってるよね??あんこ甘いよね?何故そこで自分まで甘い必要がある?餅は餅らしく毅然とした態度でいて欲しかったな・・・。お願い純真無垢なままでいて。

だからして苺大福もムリ。あんこの中の苺ほど不憫なものはない。何故にイチゴとして生まれてきたのにわざわざその可憐でフレッシュな甘さを蔑ろにされるような人工的に甘いあんこと餅に二重にがんじがらめにされなきゃいけないの???自由をちょーーだい!!!私に自由をーーーー!!!!!!


甘すぎるものが苦手だ。ベタベタした感触の付き合いはいつかは終わりを迎える。自然が一番。わざとらしい甘さやこれ見よがしの作為的な飾りはいつかは無理が祟って剥がれ落ちる。

甘さはほんの少しの塩分でその魅力が引き立つ程度に控え目がいい。人との付き合いも過剰な密着や必要以上の甘さはノーサンキューだ。

サラッと気持ちよく。お互いのもつ甘さと辛さを上手く調和させ、その独自の持ち味を存分に発揮できるような関係性が理想。


甘けりゃいいってもんじゃない。品のいい和三盆の甘さのように、素材の良さを引き立てるようなスッキリとした甘さ。それこそが気品というものだ。


ただ甘いだけじゃない、お互いにいいところや個性を上手く出し合えるような関係性。それこそが理想とする付き合い方、そして生き方。

私は甘すぎるものが苦手だ。


*これは私の嗜好を好き勝手に書いたものです。甘いもの好きな人をどうこう言うものではありませんのでアシカラズ!




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