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勝手に10選〜Merry Christmas! クリスマスソング編〜

(前記)
人種も、肌の色も関係なく、国境も宗教の枠を超えて老若男女が笑顔になれるクリスマス。

そんなクリスマスを彩る大切なマテリアルがクリスマスソングである。

皆様はどんなクリスマスソングがお気に入りだろうか。

今回はクリスマスソングを勝手に10選する。


・Christmas Is the Time to Say 'I Love You' by Billy Squier
アメリカのロックミュージシャンであるビリー・スクワイヤによるクリスマスソングだ。

実に明るく気持ちの良いミッドテンポのロックンロールだ。
テンポも気持ちが良く、ギターのバッキングが少しブルージーでイカしている。
メロディラインも実に素晴らしいのだ。

実に痛快愉快で気分が高揚する、イカした最高のクリスマスロックだ。

・Wonderful Christmastime by Paul  McCartney
音楽の魔術師であるポールらしい、テクノポップ調であり不思議な雰囲気を伴いながら朗らかな暖かい明るさを持っている。

歌詞もストレートにクリスマスを楽しもうじゃないか、と実に心を踊らせてくれるクリスマスソングなのだ。

・White Cristmas by Taylor Swift
1942年にビング・クロスビーによって発表された曲だ。

もはや、クリスマスの大定番であり、カバーバージョンも数知れずなのだ。

こちらのテイラー・スウィフトのバージョンでは、テイラーのルーツであるカントリー風にアレンジされており、テイラーのボーカルも甘く美しく見事に曲を引き立たせている。

・ All I Want for Christmas Is You by Mariah Carey
この曲を聴いていていつも思う事は、こんな素晴らしい素敵なクリスマスソングの発表をリアルタイムで経験出来た事が実に嬉しい。

疾走感を持ちながらメロディラインも華やかさに溢れ、ストレートなクリスマスにおけるラブソングを実に豪華なアレンジに仕立て上げて、マライアのボーカルも自由奔放に突き上がって素晴らしい。

クリスマスのスタンダードとして、いつまでも歌い継がれるであろう。

・Little Saint Nick by The Beach Boys
ザ・ビーチボーイズによるクリスマスソングだ。

セイント・ニックとはサンタクロースのルーツとされる聖ニコラスの愛称であり、サンタクロースがリトル・セイント・ニックと名付け長年共にしているソリで今年も行くぜ、となんとも愉快な歌詞である。

持ち前のコーラスワーク、美しいハーモニーが遺憾無く発揮されているミドルテンポで気持ちの良いクリスマスソングだ。

・Jingle Bell Rock by Bobby Helms
1957年にアメリカのカントリーシンガーであるボビー・ヘルムズによって発表された曲だ。

ロックンロール創世記におけるカントリーの歌手が歌っている訳で、ロックというよりは、カントリーの香りがするシンプルなポップで、美しくクールなボーカルが際立っている。

しかし、さあみんな、ジングルベルだぜ、踊ろうぜ、そいつがジングルベル・ロックだぜ、と歌詞は見事にロックしているのだ。

・Joy to the World by Diana Ross&The Supremes
ダイアナ・ロス&シュプリームスによって発表されたクリスマスソングだ。

日本では"もろびとこぞりて"として有名である。

実に軽快なマーチングドラムに合わせてオーケストラが主軸となり豪華絢爛かつ、とても明るく爽快感が堪らないオケである。
また、なんと言ってもダイアナ・ロスの歌唱力だ。実に美しく力強く優しい。
シュプリームスのコーラスワークも見事に華を添えている。

曲の構成として、ハレルヤのパートと歌のパートの2つのみの繰り返しで構成されるが、抑揚のあるオーケストラと転調もあり、単純さを感じさせない素晴らしい楽曲となっている。

・Last Christmas by Wham!
ワムによって発表されたクリスマスソングだ。

80年代を象徴する様なシンセサイザーが主軸となり、あとは全て打ち込みによる曲だ。
しかし、失恋の歌ではあるが、絶妙なテンポと音の持つ暖かさ、そしてメロディラインの美しさがキラリと光る素晴らしいクリスマスなのだ。

この曲が発表された約30年後のクリスマスにおいて、街中でこの曲が流れている時にジョージ・マイケルが亡くなったのは、実に不思議な話だ。

・Silent Night by Eric Clapton
エリック・クラプトンにより発表された曲だ。

実にシンプルかつソリッドに曲は始まり、雰囲気としてはレゲエの香りが漂う実に暖かみのあるオケだ。
ボーカル、コーラスが入り、お馴染みのフレーズが始まる。実に心地よい。

途中から何かから解き放たれた鳥の様にクラプトンのボーカルが独立するが、コーラス、ギター、ドラムが安定している為、クラプトンのボーカルも、自身の感性の赴くまま自然と自由に歌い、全てが融合して、実に素敵なサイレントナイトになっているのだ。

・HAPPY X’MAS(War is over) by John lennon
ジョン・レノンとオノヨーコによって発表された曲だ。

反戦のメッセージとともに、今日はクリスマスなのだから、老若男女、皮膚の色、貧富の差、国境も関係なく、世界中の人々が幸せな時を過ごせる事を願う素晴らしい歌詞だ。

秀逸したメロディライン、コーラスと主旋律の美しい絡まり方、ベルのなるタイミング、ストリングス、など全てのマテリアルが融合し、ウォール・オブ・サウンドのアレンジで、この永遠に歌い継がれるであろう大名曲となり、実に素晴らしいという言葉しかない。

世界中でうたいつがれていく、歌い継がれなければならない大名曲なのだ。

(後記)
皆様が素敵なクリスマスを過ごせます様に。
Merry Christmas!!

読んでくださった方々へ
ありがとうございました

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