見出し画像

コンサート配信への課金が増えた話

オタクとしての出費は月によって異なるけれど、最近コンサート配信への課金が増えてるな、とふと気づいた。

いままでは、チケットが取れなければそこで終わり。しかし、今は「配信」という手段があるのでついつい、見てしまうのだ。

私が経験したところでは、配信チケットは4,000円~6,000円くらいで、現地チケットの4~5割程度の価格。

正直「安くはないんだよなぁ」と感じるが、一度体験してみたら想像していたより楽しくて、ついつい課金してしまうようになった。

チケットが取れなかった時はもちろん、現地に行ったり円盤を買うほど熱心ではないが興味はある場合などにも、一回の出費が少なくて済むのでいい。

家で画面に向かってひとりペンライトを振ってもむなしいだけでは、と思っていたがライブ配信には独特の楽しみがあるのだ。

①SNSで他の視聴者と盛り上がれる

一番はこれだと思う。ライブ会場特有の、一体感とか、熱気とか、生々しさを補う魅力がある。

会場ではライブ中当然スマホをいじることができないが、配信なら、画面を見ながらSNSをチェックできる。

すると、自分と同じように配信を観ている人の実況がわんさか流れてくる。他人が発狂しているさまを見るのは楽しいし、自分の興奮も発信できる。

家でひとりで観ていてもSNSの大きな渦の中にいれば孤独を感じないし、むしろ楽しさが倍増する。
友達とDiscordなどで話しながら、同時鑑賞なんかもできるだろう。もちろん各自配信チケットを買ってね。

②表情までよくみえる

現地だと、座席によって見やすさが異なったり、つい他に気を取られているうちに見逃したり、もう盛りだくさんでどこを見たらいいのかわからなくなったりする。

でも配信ならば、プロが狙ったカメラワークで映してくれるので、おいしいところをきちんと観られる。
細かい表情などもしっかり見れるのがいい。
特にそのコンテンツの初心者には優しくていいと思う。

③声を出せる

いつまでこの状況が続くかわからないけれど、いまのところコロナの影響で、会場では発声ができない。コールもできない。でも家ならできる。近所迷惑にならない程度にだけど、発声できるという点ではストレスが少ない。

④生活リズムに合わせやすい

ライブの日って、ちょっと早めに軽くお腹に何か入れて、帰宅したときにはもう遅い時間で、ご飯をどうしようか悩んだり、寝るのが遅くなったりすると思う。

でも配信ならば家にいるので、早めにお風呂入って、食べたり飲んだりしながら観て、終わったらすぐ寝る、ということもできる。
まぁ結局興奮が冷めなくてそう簡単には寝付けないけれど、生活リズムをあまり崩さずに済み、移動疲れもないのはありがたい。
特に私は子育て中で常に体力がギリギリなので、かなり助かっている。

⑤アーカイブ配信があれば仕事と重なっても大丈夫

チケットを取れる取れない以前に、仕事の都合でどうしても行けないとか、冠婚葬祭と重なることもあると思う。

そういうときに、ライブ終了後も一定期間鑑賞できるアーカイブ配信があると助かる。リアルタイムで鑑賞できなくても、自分のタイミングで観られるからだ。土日祝日仕事の人も安心。

現地でライブ鑑賞したけれど、アーカイブ配信も課金して観る、という人もいるよね。細かいところまでしっかり見えるし、復習したいし。私もサプライズが衝撃すぎて何も思い出せないライブがあったので気持ちはわかる。推しの姿は何度でもみたい。なので、できればアーカイブ配信してくれるとありがたい。

以上、便利なところを挙げたけれど、一番はやっぱりライブの内容がよくて「観てよかった!!」「課金してよかった……!!」と感じる瞬間が何度もあったことが配信を見るようになった理由だろう。

いろいろな理由で鑑賞を諦めなくても良くなったのは、とてもいいことだと思う。

もちろん現地には何物にも負けない現地の魅力があるので、極力チケットは当てたいけれど、今度もライブ配信へは課金していくことだろう。

ここから先は

0字

¥ 120

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

サポートいただけるととても嬉しいです!よろしくお願いいたします。