見出し画像

がん肺転移 治療経過②(中咽頭がん)

前回の投稿からはや2か月、光陰矢の如しですね。
寒い春の始まりから一気に気温が上昇し、花が咲き誇っているこの頃です。(桜の開花が遅く、早く散ってしまったのは残念でしたが・・)



オプジーボ治療4回終了

約1時間の点滴

2月21日の初回投与の後
3/6、3/27、4/10 と合計4回の投与が終了しました。
4/10からは、1回の投与量が120mlから240lmlに倍増し、投与のインターバルも2週間から1カ月に延長となります。
次回の投与は5/8の予定。

副作用の状況

1回目の投与後に発生した身体のあちこちに発生する痛みはその後息をひそめ、ほぼ痛み止め(カロナール)に頼らなくてよい日々を過ごしています♬
3回目の投与の後に少し首の左側が寝違えたように痛くなりましたが、それも3日くらいで治まり、今のところ順調です。
しっかりと自転車の練習も出来ています!笑

GWには自転車練習の聖地!! ヤビツ峠にも

しかし、4/10の治療前の血液検査の結果を見て、主治医の先生から

「甲状腺ホルモンの分泌に異常値があります。投薬をただちに中止しなくてはいけないというレベルでは無いので、今日は予定通り投薬を行いますが、念のため、内科(内分泌科)で診察をしてもらってください。」

とのことで、内分泌科での診察を受けることに。。
2日後の4/12に再度通院です。
有休のやりくりが難しくなってきましたよ。。

血液検査の項目のうち、「TSH」「T3」「T4」というのが甲状腺ホルモンの状態を表すもので、「T3」「T4」が正常値より高かったり、低かったりすると「TSH」はその逆に減ったり増えたりするようです。

今回の私の状況は「T3」「T4」が前回の検査時よりも急に上昇し、基準値よりも高くなっていたため、甲状腺ホルモンが多すぎることによって発生する疾患(代表的なものでバセドウ病)になる可能性があることから、専門の内分泌科で検査することに。

ただ、オプジーボの副作用での甲状腺ホルモン異常の場合、一度高く出て、そのあと低くなることが多いそうで。
ホルモン分泌が少なくなるもの良くないんだけど、少ない分にはホルモンを作る薬(チラージン)があり、それを飲めばなんとかなるので、それほど深刻ではないとのこと。

また、陽子線治療の副作用としても甲状腺の異常はよくあることで、どちらが原因かは分からないのです。。

甲状腺ホルモンが多すぎる時の症状の代表例として

  • 暑がりになる(汗っかきになる)

  • すぐに疲れてしまう(すぐに息切れがする)

  • イライラする、落ち着かない

  • 食べているのに体重が減る

などが挙げられています

これに該当するものがありますか?と内分泌科の先生に聞かれましたが、明確に該当するものはありませんでした。
ただ、体重は、陽子線治療で67kg→63kgまで減ってから元には戻っておらず、現在は65kgを切るくらいで推移しています。(自転車乗り的にはしめしめと思っている😆)
ただ、これも最近いきなり減ったわけではないので、甲状腺ホルモンとは関係なさそう。
(あ、今思い出したけど、車運転してるとき、ちょっとしたことでイライラしてしまって、あれ?俺どうした?って思っていたんだけど、これってもしかして甲状腺ホルモンの影響だったのかしら?)

問診のあと、エコー画像診断。
当日予約となるので順番待ち。
1時間半ほどじっと待ち、やっと検査開始。
甲状腺に押し当てられるエコーは結構苦しいですね。。
診断結果は、、「とくに異状は見られません」
2週間後に再度、採血検査をすることに。

そして、4/26に採血の結果、「T3」「T4」ともに正常値に!!
とりあえず、すぐになにか問題があるという事では無しとの判断で、経過観察となりました。
一安心

オプジーボは効いているのか?

これが一番の関心事です

こんなにお高い薬、効いていてくれないと困ります


次回の治療が5/8、その翌週5/15にCT検査にて投薬治療の効果を確認することになりました。
転移している肺のがんが縮小、もしくは大きくなっていなければ効果ありとの判断となるのではないかと思います。
もし効いていなかったら。。とか考えても今はどうしようもないので、効果のある2から3割の対象に自分が当てはまっていることを祈るしかありません。


ちょっと怒っています

胸糞悪い記事を見つけてしまいました。

絶滅してください

がんの治療は健康保険が適用される「標準治療」の他に、保険適用に向けて効果を測定している段階の「先進医療」、それ以外で医療行為として認められている「自由診療」というものがあり、ネット上ではそれぞれのメリットやデメリット、色々な意見・情報があり、なにを信じて治療を行うのか、最終的には自分の判断です。

治療に掛かる費用も選択においては大きな要素になりますし、自分に影響をあたえる周囲の意見にも左右されます。

ただ、病気で悩んでいる人を食い物にするような輩は許すことはできません。
医療行為には大きな責任が伴います。
「100%治る」なんてことを言った時点で完全に詐欺です。
最低です。きちんと償ってもらわないといけません。
法律もちゃんと取り締まれるようにするべきです!

趣味の自転車の事

最後に、趣味のことを少し😆
治療開始後、副作用で痛みが出るなど、思うように練習が出来ず、
目標にしている6/2に開催される「富士ヒルクライム」までに仕上げる事は難しそうな状態で、少し落ち込んでいましたが、
ここ2週間ほどは練習を重ねられ、少しだけ良い状態だった時に近づいてきた感触を得られました。
残り1か月。奇跡的にあと一皮むけて自己ベストを出せるよう、精進する次第です!!

できる範囲で精一杯!!


出来る時に全力で挑戦しないと。
もしかしたら、もう次は無いのかもしれないんだから、の精神で!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?