がん肺転移 治療経過①(中咽頭がん)
本日は2024年3月1日 2月はあっという間に終わってしまいました。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る とはよく言ったものです。
さて、世間では大谷翔平選手の結婚報告の話題で大盛り上がりです。
大谷選手、現在29歳
自分の29歳のころをぼんやりと思い出してみる。。
仕事で大阪に住んでいて、トライアスロンに没頭していたな(仕事はそっちのけで・・)
思えば人生で一番アスリートだった時期かもしれない。
楽しい仲間に恵まれて充実してたな。もう27年前か。。
凡そ平凡な人生だけど、こうして振り返ってみると輝いていた時期だったのかもしれない。
これからまた、再び、まだまだ輝けることを信じて治療を進めていきます!!
オプジーボ投与1回目
3/21 オプジーボによる治療開始です。
まずは耳鼻咽喉科で治療の概要と、副作用について説明を受け、同意書にサインします。
代表的な副作用18種類が記載され、それ以外に予測不可能な副作用や合併症が起こる可能性があることについて了承します。
(つまり、なにが起こるかわからないけど、この薬を使いますし、文句言いません、って宣言するということです)
コピー用紙7枚にわたって色々書かれています。
先日受けた血液検査の結果、オプジーボ投与に対して問題のある数値は出なかったたという事で、予定通り進めることになりました。
血液検査で一部の副作用が予見できるようです。(ほんの一部)
次に外来化学療法科に行き、点滴開始です
歯医者さんにあるようなリクライニングチェアに座り、点滴を受けます。
TVとテーブルも付いてます。
長い人は何時間も点滴を受けることになるからですね。
最初に生理食塩水を15分程度、次にオプジーボを30分程度、最後にまた生理食塩水を15分程度、約1時間の投与です。
最初と最後の生理食塩水は点滴のチューブに薬液を事前に通し、最後に薬剤が残らないように流す役割だそうです。
最初に点滴の針を入れる時にだけ、外来化学療法科の医師の先生がやってくるのですが、それ以外は看護師の方がかわるがわる点滴の状況を5分おきくらいに点検に来られます。(落ち着かないぞ・・)
今回は初回のため、薬剤師の方からも薬についての説明を受けました。
副作用について復習です。
なにか異常を感じたら記録する事、予約外でも診察を受ける事、を念押しされます。
記録するための冊子もいただきました。
投薬した日に運動をして良いかお聞きしたところ、激しい運動でなければOKとのことで、副作用が無ければ自転車の練習ができる!とうれしくなりました。
薬剤師さんが、「なにかやられているのですか?」と聞いてくださったので
「ロードバイクを!」とお話しすると
「この医院でも乗ってる方いますよ!私も誘われて行ったことがあって、浜名湖1周させられたんですけど、あれはしんどかったです。風がすごいし。。もう二度と行きませんけど。笑」
と、よくある自転車乗りが初心者を誘い、ブチ切れられる案件にこんなところで遭遇し、自分も気を付けなければ、と心に刻むとともに、ほっこりさせていただきました。
お相手していただきありがとうございました!☺️
投薬中はなにも異常なく、終了しました
その後、再度耳鼻咽喉科での診察と、陽子線科での経過観察診察を受けてこの日は終了しました。
副作用は発生するのか?
午前中の投薬だったのですが、投薬後に急に左首根元あたりにコリを感じ始めましたが、そのほかの症状はなく、元気いっぱいだったので、1時間程度自転車のインドアトレーナーをしました。
翌日22日と次の23日も首のコリが少しあるくらいで元気だったので、普通に自転車の練習をこなしました。
しかし、23日の練習後、お腹の右前あたりがシクシク痛み始めます。
24日は3連休の中日で唯一晴れの日だったので、外に自転車に乗りに行く気満々だったのですが、痛みが増してきたため、泣く泣く家でおとなしくしていました。残念です。
しかし、代わりにNetFlixで「PLUTO」を観ました。面白かった!!転んでもタダでは起きません。笑
そして、24日の夜は左肩が急激に痛くなり、在庫していたボルタレン湿布を貼ってしのぎました。
翌日、今度は左あばらの下あたりがシクシクと痛み始め、夜には痛みがひどくなり、寝ると痛く、寝返りが打てない、、まるでろっ骨を骨折した時のような痛みが出てきました。
じっと座っているとほとんど痛みは出ないのですが、立ち上がったときなどに激痛が走ります。寝起きの痛みが一番ひどかったです。
痛みが移動して、所々が痛くなる、という症状は、いただいた冊子にも、ネットで調べても、オプジーボの副作用として広く認識されているものとしては該当が無いようなので、3連休明けの26日に当日予約で診察していただく事にしました。
血液検査を受け、当日予約のため2時間程度の待ち時間ののち、診察です。
月曜日は主治医の先生がお休みのため、代理の先生から所見を伺います。
「血液検査は炎症の値が少しだけ高くなっている程度で、問題になるようなものは無いです。
症状としては、オプジーボの副作用としては珍しいもので、あまり聞いたことはありませんね。
骨折しているという事はないと思いますが、念のためCT検査しますか?」と
とりあえず、血液検査での所見がないなら問題ないのか、と思い、CTは受けないことに、ただ、今後さらに悪化するようなら何らかの検査が必要になるかもしれない、とのことで28日にも診察の予約を入れていただき、経過観察としました。
痛み止めのカロナールは飲んでいいとのこと。
以前の在庫があるので、それで痛みをしのぐことになりました。
帰宅途中に、うどん屋さんにより、昼食を食べました。
天とじうどん。美味しかったな。味覚は8割ほど復活しました!!
食事を終え、お会計に向かい歩き始めると・・あばらに激痛が走ります。。
身体をくの字にしたまましばらく動けない。。
お会計をしてくれるアルバイトの店員さんが怪訝な感じでこちらを伺います。
心の中でつぶやく「申し訳ない。。」
少しして落ち着き、お支払いをして、苦悶のなか退店しました。
美味しかったです!!と元気に伝えたかった。。😭
帰宅して、さっそくカロナール服用。
しばらくすると痛みが少なくなります。薬って素晴らしい!!
調子に乗って、30分だけインドアトレーナーで自転車の練習を。
痛いけど、我慢できる程度で、しかも血行が良くなると若干痛みが少なくなったような??
「カロナールを飲めばZwift(インドアトレーニングアプリの事です)が出来る!」という発見をした日でした。笑
ただ、カロナールは寝る前に飲んで、朝には効果が無くなっているので、起床時の激痛は変わりません。これが辛い。。
そして、今度は痛みが右腹直筋のあたりに移動しました。
副作用の原因は?
この痛みの移動はなんだ?とそのような症状について調べたところ
線維筋痛症という病気を見つけました。
リウマチの一種に分類されている病気で痛みが移動する病気のようです。
原因は明確には特定されていないものの
「免疫系の活性化による脳内神経の炎症が痛みの回路に異常をきたしている」 という事が原因の一つとされています。
これは、要するに免疫の暴走で脳がバグって痛くもないところを痛いと感じさせている、という事のようです。
オプジーボで活性化した免疫が脳の神経回路をおかしくさせているのではないか??
しかも、過去に痛めたところがその記憶で痛むとか。
あばらについては、去年10月に痛めているので、まさにドンピシャです。
これについて、28日の診察の際に、主治医の先生に聞いたところ、
「その可能性は理論上あり得ます。しかし、それを確認するすべがないので、明確にそうであるとは言えません。
オプジーボの副作用であることは間違いないと思いますが、それが、脳神経の炎症によるものなのか、または直接筋肉に炎症が発生して場所を変えてかわるがわる顕出しているのか、判断するすべが今のところ材料がないです」
という見解でした。
今の状態であれば、重篤なことになる可能性は低く、治療も継続できると判断できるので、当面は痛みをカロナールでしのいで、副作用と付き合っていくしかない、ということでした。
ただ、副作用が出るという事は免疫が活性化している証拠でもあるので、悪いことではありません、と励ましの言葉もいただきました。
痛みは最小限に、自転車の練習できる程度にしてもらい(自分的に重要ポイント!笑)、これ以上ほかの副作用が出ないことを祈るしかありません。
淡路島に行きました!
突然ですが。笑
実は治療開始を2/21からにしたのは、2/18に淡路島で自転車のイベントに参加する予定があったからなのです。
本当は、少しでも早く治療を開始した方が良いとのことで2/14治療開始を提案されていたのですが、副作用が出てしまいイベントに出れなくなってしまったらイヤだったので。。
200km走るブルベとういイベントに参加しました。(メイク用語のブルベじゃないです。自転車界のブルベです😅)
予報外の雨に降られたことは残念でしたが、気心しれた仲間と走ることが出来てすごく楽しかったです!!参加できてよかった!!
まだまだ楽しみは続きます!
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