治療経過⑧(中咽頭がん)治療後検査結果
CTとMRI検査結果
8/23にCT検査、8/31にMRI検査を受け、陽子線と抗がん剤の併用治療でがんが消滅しているか?の確認をしていただきました。
いずれも造影剤という、がん組織をより判別しやすいようにする薬剤を注射しての画像検査です。
CT検査、MRI検査の差は、CTの方がリンパ節を見るのにより良い、MRIの方がのどの扁桃の原発がんの病巣を見るのにより良い、という事です。
8/23のCT検査の結果を聞く時は、やはり少し緊張しました。
もし、明らかにがんが残っていたら。。
どきどきです。
結果は、、、
原発がんである、のどの扁桃のほうは、無くなっているとみてよいだろう、とのこと。
一方、リンパ節のほうはまだ少し「しこり」が残っており(実際自分でも手で触れて存在を感じます)念のためエコー検査もしていただきました。
約1cmほどのしこりは残っているものの、がんは消滅していると思われる、この先、再度しこりが大きくならなければ問題ない、もしも大きくなるようであれば、がんが残っている可能性が高く、検査の上、残っているのであれば切除の手術を行う事となる。
「経過観察」 という事になりました。
8/31のMIR検査でも所見は変わらずでした。
この後は1か月おきの診察と、3か月後くらいにPET CT検査を行い、その結果で今回の治療でがんが消滅したかを最終確認することになります。
リンパ節のほうが経過観察ということで、まだ完全に安心はできませんが。。
根拠はありませんが、無くなっていると信じています!😁
根拠のない自信は大事です!
職場復帰いたします
6/6の入院からお休みをいただいていた職場に明日9/1から復帰させていただきます。
長らくお休みをいただき、職場の皆さまには大変ご負担をおかけしてしまい、感謝しかございません。🙇🙇
仕事があるという事はありがたいことです。しっかりと働かさせていただきたいと思います。
(体調が回復してきてからの、プー太郎生活は短かったですが、これは放っておくと抜け出せなくなりますね。。危険です😁😁)
副作用の状況
口の炎症はほとんどなくなり、いたみもかなり少なくなりました。
しかし、しつこい炎症が3か所、左扁桃の炎症、左頬の内側の炎症、舌の左側の炎症があり、食事のときには気を付けないといたみが出ます。
刺激物はまだしみるので食べないようにしています。
頑張れば食べれますが、涙と鼻水が出ます😅 そしてしばらくいたみが尾を引くので後悔します。。
いたみが少なくなり、刺激物以外はしみなくなってきたので、食べれる食材は多くなりましたが、味覚がまだほとんど戻らないため、あまり冒険せず、比較的柔らかい食べ物を継続しています。
辛くないポケモンカレーとグリコの丼シリーズが最近のお気に入りです😊
比較的味も感じるのでいい感じです♬
耳鳴りは相変わらずです。日常生活には全く影響ありませんが、たまにキーンと来る時があります。でも、それは治療前から時折あったような気もするので、ま、いっか。
唾液の減少は、いたみが少なくなったからだと思いますが、より気になるようになりました。
日中はこまめに水分補給を、寝るときにはスプレータイプの口腔うるおい剤を使っています。きやすめ程度にしかなりませんが。。
しばらく「のどぬーるぬれマスク」を寝ている間していたのですが、どうしてもしらずしらずの間に外してしまうので、使うのをあきらめました。
どうやらなにかをつけて寝ることに向いていないようです。。
乗鞍ヒルクライムへ
例年8月末の週末に開催される、2008年から欠かさず出場している乗鞍ヒルクライム。自転車で乗鞍エコーライン(長野側)を上る伝統あるヒルクライムイベントです。
毎年、某大学OBの皆さんと宿をご一緒させていただいており、今年も一緒に走るつもりだったのですが、さすがにまだまだ山頂まで走り切るにはリハビリが足りなすぎるので、今回は応援として参加させていただきました。
8/26、27日の1泊2日の旅となるので、食事面や口腔ケアのことなど、タイミング的にチャレンジングではありましたが、思い切って行ってまいりました。
結果としては、、
おいしい空気をたくさん吸い、温泉に癒され、このレースに賭けてきた選手たちの熱い走りを身近に感じ、力をもらうことができ、非常に行って良かったです。
食事面は、やはり宿で出てくる食事やお店で出てくる食事の副菜などには刺激物があり、食べられないものは仲間に食べてもらいつつ、という感じになりました。まだ外食は少し早かったようです。
口腔ケアは、携帯コップと歯ブラシを携行し、食後にすぐうがいと歯磨きをできるようにしていました。これはなかなか良かった😊
まだ歯の処置は途中で、仮歯が多いので、今後外出するときは、このケアを続けます。
がんと生きる
今回の検査結果で「寛解」という所見はいただけませんでした。
とはいえ、副作用からの回復も進み、外出もできるようになりました。そして、明日からは職場復帰です。
これで、一旦ひと段落です。
そして、3か月後のPET CT検査で「寛解」と所見をもらうことができたとしても、それから数年は再発や転移が無いかの検査は継続します。
がんとの付き合いは今後もずっと続きます。
「がんと生きる」
故 坂本龍一さんがこんな風におっしゃっていました。
私はこれを、がんを恐れるだけではなく、うまくコントロールしながら生きていくこと、と解釈しました。
自ら知識を得ることを怠らず、自分にできること、セルフケアをしっかりと行いながら、ちょっとした違和感や変化は躊躇なく主治医に伝えて、なにかあっても早期に解決できるようにしていきたいと思います。
PET CTの結果など、経過についてはまたこちらに投稿させていただきます。
伝えきれない感謝の想い
今回の病気について、このnoteに記させていただくと同時に、SNSでお伝えさせていただいたところ、とても多くの方から励ましのお言葉をいただきました。
治療が終わり、副作用も落ち着き、ひと段落いたしましたので、私のつたない文章ではとても伝えきれませんが、感謝の意を表させていただきたいと思います。
noteを読んでいただいたり、メッセージを送っていただいたり、みなさんの貴重なお時間を少しでも私のために使っていただいたこと、感謝の念に堪えません。
どれだけ励みになったかわかりません。
治療が辛いとき、辛いと言っていいんだよ、と言ってくれたり
お守りを神社まで受けに行っていただき、贈っていただいたり
食べやすい食材を選んで送っていただいたり
定期的に激励のメッセージを送っていただいたり
治療やケアについてのアドバイスをいただいたり
数え上げればきりがありません。。
気にかけていただいたこと、本当にほんとうに感謝しています!!
凄く嬉しかったです
私は幸せ者です
ありがとうございました!!
特に家族には面と向かって感謝の言葉は照れくさくて伝えられないので、この場を借りて
いろいろと本当にありがとう!
このご恩を決して忘れず、自分が支えられて生きていることを忘れず、感謝の気持ちを常に真ん中にして日々過ごせるように精進してゆく所存です!
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました!!
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