がん肺転移 治療経過③(中咽頭がん)
5月8日に5回目のオプジーボの投与、5月10日にCT検査でした
甲状腺副作用の状態
5/8の治療前の血液検査で、前回異常値が出て、経過観察となっていた甲状腺の数値は「T3」「T4」という甲状腺ホルモンの高低を判断する値は正常値に戻っていたのですが、「TSH」という甲状腺刺激ホルモンという脳下垂体から分泌される甲状腺ホルモンの分泌をつかさどるものの数値が急激に高くなっていました。
「TSH」は高いと、甲状腺の機能低下、低いとホルモン分泌が多すぎて問題、というシグナルという事です。
今回、「T3」「T4」の値が一度高くなってから、急激に落ち着いてきたため「TSH」が急激に高くなったのであろう、という所見で、引き続き経過観察することとなりました。
という事で、血液検査の結果、オプジーボの投与については問題なしとのことで、予定通り実施
投与後、顕出した副作用も今のところはありません。
オプジーボは効いているのか?
5/10
1/31以来のCT検査です
2/21から開始した治療の効果を確認する検査です
果たして薬は効いているのか?
使用しているオプジーボという薬での治療は、自分の免疫を活性化させることでがん細胞の活動を抑えることを狙ったもので、この治療が効くのは2割から3割くらいの人といわれています。
詳しくは以前の投稿に書きましたので、よろしければご覧ください
朝イチでCT撮影をして、撮影結果の診断を待ちます。
待ち時間1時間ほど。
番号呼び出しがあり、診察室へ入ります。
主治医の先生が、CT画像を確認しています。
緊張の瞬間です。
画像をスクロールしながら、1月末に撮影した画像と見比べます。
「前回と比較して、少し大きくなっていますね。
でもほんのわずかなので、治療で進行を抑えられているとみることもできます。
ですので、このままもう少し、今の治療を続けて、確認してみたいと思います」
残念ながら小さくなっていたり、まったく大きくならずに、効果あり、と明確に判定されることにはなりませんでした。
左右の肺に二つずつ、転移したがん細胞が画像で確認できるのですが、すべてが少し大きくなっていました。
しかし、ほんの少しですし、新たに確認できる大きさになったがん細胞は見つからなかったことから、効果がなかった、という事にもならなかった、という感じです。
あと、2回投与したあと、7月末にCT検査を行うことになりました。
その結果をもって、その後の治療方針を検討することになります。
能天気に前向きですよ
先行きは不透明で、不安がないといえば嘘になりますが、現時点では元気いっぱいです。
本当に病気なのかな?という感じです。
そして、今回の結果も、こう考えることにしています。
前回CTを撮影したのが1/31、治療開始が2/21なので、その間に大きくなってしまったがん細胞くんたちが今回の大きさで、治療開始してからは薬のおかげで大きくなっていないのだ、そして、7月の検査ではそれが証明される。今回より大きくなっていない、もしくは小さくなっている、と。
前向きな気持ちは免疫力を高めるらしいですよ。
能天気に前向きに!!😆😆
自己ベスト目指しています
さて、6月2日には目下の目標である富士ヒルです!自転車で富士スバルラインを五合目まで駆け上がるヒルクライムというイベントです。
GWには試走にも行ってきました!
病気や加齢に負けずに、自己ベストを目指す所存です(目指すのは自由、実現できるかは??😆😆)
元気な時にできることを精一杯楽しみます!!
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