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守口大根とキューカンバーサンド

守口大根

宣言通り味噌汁にした。

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大根から思いのほか旨味が出て美味しかった。干したときと比べるとだいぶ戻っている。

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水分大事。

写ってないが具は豆腐とネギにした。生を切った方が美味しいとはわかっているのだが、冷凍が便利でついつかってしまう。バラ凍結を考えた人に何かいいことがありますように。

今日は粕漬け風を食卓に出してみた。いい感じに浸かりつつあってやはり炊きたてのごはんに合った。パリパリとした食感もまたいい。


キューカンバーサンド

食パンの期限がまずかったのでつかい切るためにサンドイッチをつくった。最近読んだ本に書かれていてつくってみたかったキューカンバーサンドだ。この本についてはまたいつか書きたいと思う。

キューカンバーサンドはアフタヌーンティーには大抵ある。きゅうりだけのところもあったし、きゅうりとスモークサーモンのところもあった。何でも、昔はきゅうりは高級品で貴族など身分の高い人間しか口にできなかったのだとか。今でこそ有り難みはうすいが、その名残らしい。

本のレシピに沿って食パンもきゅうりもなるべくうすく切る。調べてみたら、うすければうすいほど上品らしい。食パンは乾燥してしまっていたのかあまり綺麗に切れなかった。サンドイッチ用のうす切りをあらかじめ買ってきた方がいいかもしれない。向こうが透けるほどうすく切ったきゅうりをひと切れ食べてみたが、舌にまつわるような感触とシャキシャキの食感で不思議な感じだ。普段食べているものでも切り方を変えると新しい発見がある。

しろっぽくなるまで練ったバターを食パンに塗る。レシピに量がなかったので材料も調味料もすべて適当だが、食パンの枚数=切れてるバターの個数で丁度いいくらいだった。バターを塗ると本当にきゅうりの水分がパンに染みなくて扱いやすい。

うす切りにしたきゅうりを敷きつめていき高さを揃える。味つけは塩・黒胡椒だけだが、バターの塩気があるので塩分は少し控えめにした方がいい。せっかくなので今回は以前旅行した際イギリスで購入した塩をつかった。粒が大きめの塩だが少し置いておいたらきゅうりの水分でいい感じに馴染んだ。

食パンにきゅうりを挟んだだけのシンプルなサンドイッチだが、シンプルだからこそ素材の味が引き立ってなかなか美味しかった。うす切りにしたきゅうりを重ねた食感が面白い。重なったところで厚みが変わり軽くてパリッと小気味いい音がする。バターのコクとほんのりした塩気、黒胡椒の華やかなスパイシーさがあって食べ飽きない味だった。唯一時間がかかるのがやわらかくしたバターを練ることなので、チューブのバター風マーガリンなんかがあるともっと手軽に食べられるかもしれない。

次つくるときは「断面」をつくってみよう。


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