母の母の日の思い出
今年の母の日は、今年も今年とて何もしてないんですが、なんとなく母上に「わたしたちとの母の日の思い出とかある?」と尋ねてみました。
わたしも妹も、日本古来より受け継がれてきた伝家の宝刀、肩たたき券を母に渡したクチなのですが、やっぱり感激したらしいですよ。
「これが…!世に言う…!」って。
もったいなくて使えなかったらしいです。
しかし、妹の方が
「お母さん、肩たたき券いつ使うの」
と、取り立ててきたらしく、それで1度使ったと。笑
わかる、せっかく作ったから使って欲しいんよね。
笑
今でも大事に持ってるよと見せてくれましたが
どちらが作ったやつかは定かではなく
推定わたしかな〜字のバランス的に。
母の記憶でも、わたしからのようです。
それともうひとつ。
さやこちゃん小学生時代のとある母の日のこと。
北九州の某百貨店にドライブがてら行くのが我が家の恒例行事だったのですが
「あ!お母さんにハンカチ買ってあげよう」
と、思い立ったさやこちゃん。
百貨店のハンカチ売り場と言えば、小学生からしたらもう鮮やかな色、綺麗な柄ばかりで、あれもこれも素敵!と目移りしました。
なかなか自分で絞れなかったため
母に「どれがいい?」と聞いてみました。
これがなかなかいい判断だったのです。
母は「じゃあ…コレ!」と1枚選びました。
今となっては…母の好みもある程度把握しているのでわかりますが、母が選んだのはまさかの黒地にポップな花柄。
え、コレ?ってなったさやこちゃん。
今となっては、母の好みもある程度把握しているし!母が選んだ柄がいかに可愛いかもわかる!
けど!
その当時のさやこちゃんには、母が選んだハンカチの良さが全くわからず。
値段のこと気にしてるのかな?とか思ったりしました。
今となってはわかる。
小学生の審美眼で惹かれた柄は、いわゆる…マダムが…持ちそうな…柄で…
当時の母には好みはもちろん、対象年齢的にも違ったのだろうと思います。
しかしそんなこと露知らぬさやこちゃんは、ちょっとモヤモヤしてましたが、母がこれと言ったので、そのハンカチを買った思い出。
を、母が覚えていました。わたしも覚えてる。
「お父さんがね『さやちゃんがハンカチ買ってあげたいって言ってるよ』って言ってきてね」
あーそれも覚えある。
父に「ハンカチ買ってあげようかな!」って言った覚えと、父とハンカチを眺めた覚えが。
そして
ありました。未だに現役。
やっぱりちょっと古くなってるけど
Jocomomolaだったんだ。
「本当のお気に入りだから、ずっと持ってるよね」
とのこと。
わたしがこの出来事を良く覚えている理由は、母がこのハンカチを結構よく使っていたのを目撃していたからです。
成長するにつれ、このハンカチのかわいさもわかるようになったしね。
母がプレゼントを喜んでくれる母でよかった。
わざわざもう母の日は設けてません。
常日頃から伝えてるし、表してるし!笑
最近この手の答え合わせトークが楽しいわたしです。
母、ありがとう。
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