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着実に歳をとる、わたしとなかみ


先月のターン、ちょっと戸惑った。
ホルモンバランスの話である。


セオリー的には気分が落ち込むのは、生理の”前”
のはずだが、今回のわたしは生理中が大変だった。


元来、ほぼ生理痛知らずで生きてきたわたし。
30を過ぎたあたりから、生理との距離感が間違いなく変わった。


まず、直接的”部分”がモヤる。違和感を感じるようになった。
肌も割と強いので、決定的な症状とかかぶれとか起こしたわけではないのだけど、ただただ違和感がすごい。


これが序章だったかもしれない。


先月は何日か体調不良が発生した。
生理痛自体は、ほぼないけど、全くないわけではなく。
3ヶ月から半年に1回くらいは痛い月があった。
でも今回は「痛い」と言うより”体調不良”って感じだった。
とにかく、今までに感じたことのない辛さだった。


目が回るような、頭がスッキリしないような、上にがってくるような、なんとも言えない体調不良が発生した。


最もヤバかったのは、気分の落ち込みだった。
冷静に「わたしはイライラじゃなくて、泣けてくる方のパターンなんやなぁ」と分析してるわたしも横にいつつ


なんか何もかも上手くいかない、ような
普段だって全て完璧ではないけど、普段なら気にもしないことが気になり、気に障り


何もかもイヤになりつつあった。


ちなみに数ヶ月前から決まっていた超楽しみにしていた予定があったんだけど
交通費も旅費も全部チャラになっても平気
もう行きたくない、全然楽しみじゃない
ってとこまでいってた。


前日に「もう明日行きたくない」って言ってしまったくらい落ち込んでた。
行くのやめようかな、じゃなくて、行きたくない。って思ってた。


ちゃんと行きましたよ。
だけどここだけの話、出来事どうこうよりも
”ちゃんと行けてよかった”という気持ちが1番強かった。


世の女子たちは、こんな意味不明な状況といつも闘っていたのかと、心底思った。


実はわたしは、このタイミングで女性は”お局”になっているんではなかろうかと数年前から仮説を立てていた。


ホルモンバランスのバランス自体が乱れてくるタイミングと、仕事でまた少し責任のあることや慣れないような新しいことを任されるタイミングがちょうど被りやすい。


仮説を立てるに至った経験がある。
とりあえずここでは割愛するが、20代半ばだったわたしは、この年齢あたりは自分でも要注意だなぁと思っていた。
まんまと迎えてしまった。


全然不自由ないのに
寂しくて情けなくて惨めになった。
それでいて誰とも関わりたくなかった。
今までに感じたことないような長い1週間だった。
これから続くのかな。


来年35歳。
全く予定ないけど、出産するなら定義でがっつり”高齢出産”。
毎日のことで忘れがちになるけど、日々見えないところから衰えていってる。
ショックの大きさは、そのまま自分を若いと思っていた度合いだ。


初めて経験した戸惑いをちょっと記録してみた。
とりあえずわたしにはこの体しかない。





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