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【第十三回議事録】思わぬ事故と偶然を愛するの巻

おっひさしぶりです。小間使いAです。

三日坊主現象による更新ストップ危機に見舞われましたが、なんとか脱稿後の脱力感から抜け出しました。学校も始まったので気合を入れねばなりません。

ということで、本日は9月の初旬の会議の様子をお届けします。大枠自体は9月に書いたものなので、わりと内容は合ってるはずです。


本日の会議はカラオケルーム。

書類を広げて入稿前最後の対面会議に入ります。
主な議題は本稿の色決め…!決められずに保留になっていたものを詰めます。

インクの色が忠実に再現できるシアンマゼンタの二色刷りか、黒という色が使えるシアンブラックの二色刷りか……!!

印刷所さんが再び出してくださった試し刷り。右上は飼い猫のおてて。

利点欠点を整理してそれぞれがそれぞれの意見を言い合います。出てくる要望に合わせて、シアンマゼンタ一色にしてみたり、暗さを調整してみたり…色々と試行錯誤していると。

たまたまシアンブラックの調整中に版ズレが起きました。すると、版がずれたことによって、黒の存在感が強くなり、懸念となっていた明るすぎる青が弱まりました。

うんうん唸っていた代表も呟きます。

「これなら許せるかも…」


と、いうことで。版ズレのあるシアンブラック原稿になりました。




でもこれ色調整役(私)がめちゃくちゃ大変では……?

……

………

……………

しかし、私にはやっと見つけた着地点を否定する勇気がありません。

というかやるしかねぇのです、やればなんとかなります。

この方法での試し刷りもできない中での一発勝負となりますが、どうか手に取る方は事故も愛してください。


他にも、今日は原稿作りの不明点を整理しました。
実物のデータ(矛盾)をメンバーに共有するのはこれが初めての機会だったので、グラデーションの色合いを見てもらったり。

時間の終わり頃には、もくもく作業タイムに。
代表が奥付を作り、私は原稿作業…と思ったのですが、何も歌わないのも勿体なさすぎる気がしたのでデンモクを手に取りました。作業の邪魔になるかな、と思いながら歌えば皆もリズムに乗り始めます。
最終的にはそれぞれが好きな歌を歌ってから会議は解散となりました。次は普通に好きな曲を歌いたいね……なんて話しながら日が落ちた街を帰路に着きました。

スイーツも食べました。いつも甘いものを食べている気がする。

作業をしてる中での、少しだけ未来の楽しい話、いいですよね。原稿の作業は孤独の中での戦いなので、こういう場があると安心します。
果たして無事に完成するのか。ソフトとの戦いは、もうしばらく続きそうです。

小間使いA












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