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X-Pro3で撮る日常写真 / その1

日々の生活の中で、その時々の風景や瞬間をカメラに収めることは、素晴らしい一時を切り取る手段として人々に愛されています。
しかしながら、たくさんのカメラがあり、どのカメラでどのように撮るべきかという疑問が浮かんでくることもあるはずです。

そんな方々にお勧めするのが、「X-Pro3」というカメラです。
X-Pro3は、見た目が美しいだけでなく、最新の光学技術を駆使して高画質でクリアな写真を撮影することができます。

本記事では、X-Pro3で撮ることの魅力に迫ります。
身近な風景や瞬間を、このカメラで切り取る一瞬の楽しみを、ぜひ感じてみませんか?

AIチャットくん

というわけで、冒頭文をAIチャットくんに文章丸投げしてみました。
はじめまして、こんにちはこんばんは!
フォトグラファーのクロカワです。

まーなんでしょうね、AI関連の話題が尽きない昨今ではありますが、日々触ってると(現状の)AIの限界みたいなものも感じるなーと思うわけです。
この辺の話を語りだすとキリがないのでさておき…
今回はAIでは絶対にできない、僕のリアルな日常の写真を紹介していこうというわけです。

今回の記事は、長いので覚悟してください。笑
でも写真もたくさんあるのでよかったら最後までお付き合いくださいませ。

まずはX-Pro3というカメラのお話を少し

AIチャットくんが書いた文を引用して冒頭を終わらせようとしましたが、きれいな文章だけど人間味の少ない面白みのない文章なので、頑張っていろいろ書いていきます。

ルノアール、好きです

はい、まずは今回の主役はカメラ。FUJIFILMのX-Pro3です。
購入して1ヶ月が経ちました。
新品はもう販売停止されていたので、フジヤカメラさんで中古購入しまして、隣にあるルノアールでサンドイッチをいただきつつ開封の儀。
(これ結構カメラクラスタのフジヤカメラあるあるだと思ってますがいかがでしょう)

このカメラの購入経緯を少し話すと…(多分長くなる

わたくし、プロフォトグラファーとして独立して5年目に突入しまして。
ふと気づいたら「最近仕事以外で写真撮ってないなー」と。
プライベートでカメラをまっっったく持ち歩かなくなっていたんですね。
これはよくない。日常的に写真を撮らねば腕がなまるぞ…と。

とはいえ、プロとして写真をやる前を含め、今まで日常カメラってやつは色々チャレンジしてきました。

Leica M4 M8 M9 M240 M10-P Qと、ライカ沼にもどっぷり浸かりました。

M9とM4は本当にいいカメラだった


M10-PとSL2は本当にいいカメラだった

GRIIIやX100Vなどのいわゆる高級コンデジ、LUMIXなどのマイクロフォーサーズも通ってきました。

LUMIX GX7MK2は本当にいいカメラだった

過去には今回の主人公カメラの前の型であるX-Pro2も使ったことがあります。

X-Pro2は本当にいいカメラだった

もちろんフィルム沼にもたくさん浸かりました。

CONTAX T2 60周年モデル は本当にいいカメラだった

まーこれだけ右往左往、色々と日常カメラってやつを買っては手放しを繰り返してきましたが、改めて考えて僕が感じてた課題や葛藤、悩みがようやく明確になってきたわけです
・趣味性が高いLeicaは楽しいが、寄れない・MF面倒くさい
・高級コンデジやM43のコンデジ感はテンションが上がらない
・日常写真をRawで撮って現像するのは面倒くさい
・フィルムは現像が面倒くさい

あるあるではありますが、こんな感じ。

そして、これから導き出される理想の条件としては
A. 寄れる、引ける、暗くても頑張れる
B. 撮って出しJPGでOKな色味・階調が実現できる
C. スマホくらいライトに片手で撮れる(AF必須)
D. レンズやカメラの操作性が楽しい

こんな感じ。これもあるあるかも。

特にAの条件っていわゆる万能を求めていて大変。
具体的に言えば、料理が来たら寄って撮りたいし、出会う人の表情は瞬時に捉えたいし、暗い屋内でも夜でも撮りたい。
100点満点を狙う必要はないが、あらゆる状況の変化にそれなりに対応して70点以上を出していかなければいけない。
日常写真ってやつは実はすごくハードな条件なんですよ。

そしてそのハードな日常写真を撮らなきゃいけないカメラに、さらにBやCの要望が乗っかってくる。
わがままですね、ごめんなさい。

そんなワガママを叶えてくれそうかなーと気になってたカメラがありまして、それが今回の主人公である X-Pro3 です。

Aの条件については、レンズ交換式なので、寄りたきゃ寄れるレンズを、暗ければ明るいレンズをつければいい。LeicaのようにMF縛りではないので、AFレンズは豊富に揃っているし最近のFUJIFILMのレンズはAF結構早い。

Bの条件についてはFUJIFILMさんお得意のフィルムシミュレーションで解決。X-Pro2のときよりもフィルムシミュレーションの種類も増え、その他にカラークロームという色強調機能やトーンカーブの調整など絵作りに関する機能がかなり豊富になっている。
ちなみにLeicaの撮って出しの絵は、総じてぬるりとした質感で、あまり僕の好みではないのです。

Cの条件については、重すぎなくてAFが効けばOK。
つまりはM型ライカは候補から外れる(MFなので)。

そして最後のDの条件。FUJIFILMさんのレンズは絞りリングがついている物が多いし、X-Pro3はシャッタースピードやISOなどがダイヤル式で楽しいギミックになっている。ファインダーもOVFとEVFを使い分けられる。

ダイヤルたくさんでかっこいい

そしてHidden LCDという、背面液晶を隠したスタイル。
「撮ってもデータを確認するな、振り返るな、目の前の状況に集中しろ」と言わんばかりのマッシブなスタイル。刻々と変わる日常、クオリティよりも瞬間の記録に集中したい日常写真に最適ではないか、と。

パカッと開けないと撮った写真は見られないスタイル

というわけで、X-Pro3の導入が決まり、フジヤカメラさんで購入し、ルノアールでサンドイッチを食べながら開封の儀をするに至るわけです。
(やはり長かった)

写真を見つつ振り返る日常

もうわかった、お前の思いはわかったから、さっさと写真見せろよって声が聞こえて来そうなので、写真と文字でしんみりいきますね。

購入初日、とりあえず何かを撮りたくて、鍋
汁物は半逆光で光を少し反射させると良き
フィルムシミュレーションとか画作りがまだ定まっていない頃
バレンタインでハートのチョコケーキをいただいた
WB黄色く撮れちゃったけど日常写真だから気にしない気にしない
スカイツリーがちらり
お仕事中を撮られてた
どうしても焼きうどんの照りを撮りたかった(おいしかった)
おそろいのマグカップを買った日
不意の表情をたくさん撮りたいやつ
ケーキを慎重に運ぶマン
作品撮りに使った花。君のおかげで良い仕事が取れたよ。
暇つぶしにシャッターすぐ押しちゃう
夕焼けと緑茶
おはようございますのおにぎり
はたらくクロカワ
はたらくストロボ
撮影の空き時間にお散歩
あきらかNGな寝起き顔も撮っていくスタイル
麺の量が少ないからだめ
めっちゃ寄れるじゃーん
あまいもの撮りがち
はたらくクロカワ
おさんぽスナップ
台湾パイナップルは美味いぞ
我が家の前はよく船が通る
「お店の春菊食べ尽くしてやろうぜ」
胃に優しいものが食べたかった日
おしゃれランチ
ナイフとフォークが上手な人
たまに縦で撮りたくなる

最後にX-Pro3 の設定とレンズのお話を

・JPG撮って出し
・撮り直さない
・撮ったら撮影データを見ない
・気軽にシャッターを押す
・周りの人にもカメラを触ってもらう
とまぁこんな感じの縛りというか、ゆるい運用で、ミスっても気にせず、日常を記録し続けています。

そして、久々に写真が楽しくなりました。
今思うと、仕事でヒリヒリするような、全力で責任感のある重いシャッターを切り続けて、少し疲弊していたような気がします。
日常写真を撮るようになり、とてもいい気分転換になっています。
なにより日常がさらに愛おしくなる。良いことです。

さてさて、レンズについてですが
Nokton 23mm f1.2
というレンズを全写真で使っています。
おいおい、MFのレンズじゃねーかよ!!!
というツッコミが来そうですが、近日買い替え予定なのでご容赦ください…レンズがイケメンすぎてついMFレンズを買ってしまいましたが、やっぱりAFがいいやというわけで買い替え予定なのです。
あと23mm(フルサイズ換算35mm)は日常を撮るには狭かったです。
18mm(フルサイズ換算27mm)あたりを買おうかなと思っています。

設定については最近はこんな感じがお気に入りです
フィルムシミュレーション : ETERNA
カラークローム・エフェクト : 強
カラークローム ブルー : 強
トーンカーブ : H+2 S-1
カラー : +4
シャープネス :+1

ETERNAで浅くなった階調と彩度を他の設定で強めている感じです。
結果、割と普遍的な絵になりつつも、ETERNAのシネマっぽさが残った品のいい絵づくりになるのでおすすめです

X-Pro3で撮る日常写真、その2があるかわかりませんが、この記事が好評だったらやるかも?です笑
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それではまた


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