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組織メンバーの自発性を高めるコーチング(後編)

(流水)前回は、出来事ベースのお話をしていただきました。おかげさまで、これまでの出来事のパターンを整理することができたので、働きかけも整理できました。出来事を待つこと以外には、どういうことで組織メンバーの自発性を高めることができるのでしょうか?


(麻和実さん)そうですね。それではまず、「自発性」をかみ砕いていくところから始めましょう。

「自発性とはどんな状態か?」というと、自ずと行動し、力が発揮される状態ですよね。
これも、いくつかのパターンがあるので、見ていきましょう。パターンは全部で6つです。


自発性が発揮されるパターン


①自分で考える・判断できる(喜び)

しなければならないというよりは、自分で判断できるといいなと思います。
自分で考える・判断できるようになった喜びとセットだと、ますます自発性を発揮すること自体が楽しい!となっていきます。


②自分で動く面白さがわかってくる

自分でやったら、こういう反応を返してくれたという面白さを感じて、自分でどんどんやってみよう!という動きになります。


③自己効力感が高め、恐れが少ない

自己効力感の高いの状態だと、自分はできるぞとなっているので自発性が高くなりやすいです。
また、恐れが少ない状態だと、自分で意見をいう、行動する時に失敗のイメージが少ないので、この場合も自発性は高くなりますね。


④意義を感じている、貢献
人や世の中への意義を感じたい、貢献したいという欲求が強い人は、自分が役に立っているイメージをもつことで、やりがいの一部となるので、自発性を発揮することがあります。


⑤自分がやらねばならない状況 

追い込まれてやると結構できた!という状況も多々あると思います。火事場の馬鹿力などと言いますが、高い危機感でやることで、正義感とも結びつきやすいです。


⑥本来の願望にそっている

その人の願望を引き出して、結びついていると、どんどんやります!と理想の状況ですね。




自分や周りの人を振り返えると、これらのパターンに当てはまりますね!ですが、勝手にこのような状態になるものでもない気がするのですが・・・なにか私からできることはあるのでしょうか?


これら全部、働きかけができます。いわゆる、コーチングと言われるものですね。それでは、各パターンでどういう状態をつくっていくといいのか見ていきましょう。

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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