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【公庫に融資申し込み殺到!】

今、日本政策金融公庫に「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を申し込むと融資実行されるまで、支店により多少前後しますが、おおむね2ヶ月強かかります。

とにかく申し込みが殺到しています。都市部では1支店あたり1,000件~4,000件の案件を抱え、終息のメドが立たず、案件は今後もますます増えます。

支店の審査担当者は明らかに人手不足で、休日出勤しながら必死に対応している状況です。しかも、労基法で決められている法定外労働時間の上限もあり苦慮してるそうです。

担当者一人で、通常月間で処理できる案件は30件程度と僕の担当者が以前言っていました。そう考えると、今、これだけの案件を抱えている状況で、職員がどれだけ頑張っても、処理が全然追いつかないのは分かります。

公庫なら1ヶ月もあれば貸してくれると思っている中小・零細企業の事業主は多いと思います。今は、まだ手元資金に余裕があるから、申し込みをしていないという事業主もいると思います。

しかし、コロナウイルス感染症の拡大はまだまだ続き、これが長引くと手元資金が苦しくなることも想定できます。いざ、資金が苦しくなってから申し込むに行くと、自分の口座に着金するまで2ヶ月~3ヶ月かかってしまいます。肝心の支払い日に間に合わないという事態に陥ってしまう可能性もあります。

そんなことにならないように、とりあえず今のうち融資の申し込みだけしておくことをおススメします。

また、一刻も早い資金調達を望むのであれば、懇意にしている金融機関に融資を申し込むことをおススメします。

コロナ倒産も出始めています。企業は赤字では倒産しません。大事なのは資金繰りです。今、大丈夫と思っていても、先はまだ分かりません。早めに万一の備えをしておき、この難局を乗り切ることを考えましょう!

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