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#0【自己分析】自己分析1000問に答えようと思い至った経緯

「自己紹介ページはあった方が良いのかな?」

ある日、ふと、そんな疑問を抱いた。

「じゃあ何書けば良いのよ?」と自問自答してみたのだが、思い付かない。いや、思い付きすぎて、煮詰める作業に、スムーズに移行できなかった、と言った方が、正しいのだろうか。

そういう「プロフィール欄」みたいなものを書くのであれば、適当な感じでは済ませたくない。だからといって、膨大な量の内容を盛り込んだとしても、目を通す側の立場に立った時に、これほど不親切なものもないだろう、という思いも出て来る。

お互いにとって良い着地点みたいなものの線引きをどこに置くのか、そこが上手く頭で描けていないので「何を書いたら良いのか分からない」という状態に陥っているんだなと、気付くことは出来た。

であるならば、どうすれば良いのか。うん。ソコがよく分からないから、今こうして、困っているわけだ。

別にそんなページは要らないのか。自己紹介記事を「固定記事」に設定して、プロフィール欄代わりにしている方に対して「ああいうの初見の人に優しいよなあ」と感じたのは、単なる一過性のモノに過ぎないのかもしれないし。

「さて、どうしたものか・・・」

やるかやらないか。やるならどうするか。やらないならどうするか。様々なことが脳裏をグルグルと駆け巡っていく中で、僕は、あるものの存在を思い出したのだ。

「あっ、良いのがあったな・・・」

僕は思い出した。前田祐二さんが執筆された『メモの魔力』という本の特別付録の存在を。

「自分を知るための自己分析1000問」

僕は膝を打った。まさにうってつけじゃないか。これだ。これを利用しよう。Q&A方式に答えていけば、自ずと、自己紹介のような内容にもなるんじゃないのか。そしてまた、自己理解も深めることが出来る。まさにウィンウィンじゃないか。

・・・いや、ウィンウィンであるかどうかは、正直、微妙なところではあるのだけど、とにかく、僕の中で「これは使えそうだ!」と、妙案が浮かんだ心持ちになれたのだ。それは間違いない。

しかし、新たな悩みが出てきた。

「いやでもちょっと待て。自己分析1000問をプロフィール代わりに書いていくと、それはそれで、また膨大な量になるんじゃないのか?」

だったら端的にポンポン答える感じで、1つのクエスチョンにつき、1行〜数行のアンサーで答えれば良いじゃないか、とも思ったのだけど、別の僕が、ソレを否定してきた。

「いやいや・・・。どうせ書くなら、自分が納得出来る内容のモノにしないと。そんな、コンパクトにおさめないと、という思いで答えてあっても、良いモノが出来るわけがないでしょ。後で悔いることになっても知らないよ?」

僕は、それもそうだな、と、心の声を受け取ったのだけど、じゃあどうしよう、プロフィール欄には不向きじゃないか、うーん、せっかく妙案が浮かんだと思ったのに、などと呻吟していたら、また別のアイデアが閃いた。

「だったら、こうすれば良いな・・・」

僕は、プロフィール欄に、自己紹介的な内容を盛り込むのではなく、マガジンに「自己分析」と銘打って、一つの記事に一つのQ&Aといった具合で、合計、1000記事書いてしまえば良いのではないかと思い至った。

そうすれば、一つ一つのクエスチョンに、腰を据えて、じっくりとアンサーすることも出来そうだ。なぜなら、記事を開いてスカスカの内容だったら、読む側も拍子抜けするだろうから。

それに、記事のタイトルをクエスチョンの内容にすることで、興味があるものを選んで目を通す、ということもやりやすくなるはずだ。うん。これだ。これで行こう。

しかし、また新たな悩みが出てきた。

「いやでもちょっと待て。他人の書籍の特別付録を丸々利用するのは、著作権違反とか、そういう法律に抵触しやしないだろうか?」

その問題は『メモの魔力』の存在を思い出したタイミングで危惧しろよ、と自らに言ってやりたいのだが、コンプライアンスに無頓着な僕は、今更になって、当たり前のことに気付いたのだ。

言うまでもなくアウトだ。単に自己分析を深めるために、自分しか見ないノートに、つらつらと書いていくのならまだしも、SNSに発信する形で書けば、それはアウトだ。どう考えても。

そう。僕は無名であるがゆえに「SNSに発信している」ということ自体を忘れてしまいがちなのだが、こういう部分も、キッチリと考慮しておく必要がある。危ない危ない。忘れたままGOサインを出すところだった。

じゃあやっぱダメだな、やめとこう、と、一度は諦めたのではあるが、うーん、なんだろう、心のどこかに、諦め切れない自分が居るような・・・。

そんなモヤモヤを抱きながら、Google先生に、良い自己分析ツールは無いか聞いてみることにした。例えば、著作権フリーで、尚且つ、内容が充実したモノはないだろうか、と。

『メモの魔力』の特別付録は使えないとしても、一度、自己紹介、プロフィール欄、自己分析、といったコンテンツを作ることを思い付いてしまった以上、全てを無かったことにしてしまうのは、僕の中で、堪忍ならなかったわけだ。

すると、こんなツイートに行き着いた。

・・・。

「うん・・・?」

「無料公開・・・?」

「それもTwitterで配布されてる・・・?」

「これって、使って良いってこと・・・?」

「なんだよね・・・?」

コホン。

そんなわけで『メモの魔力』の特別付録「自己分析1000問」の内容を、1000問丸々利用しても問題無さそうだ、という大義名分を得ることが出来た僕は、意気揚々と、用意された問いに答えて行きたいと思う。

ありがとう、前田祐二さん。
ありがとう、箕輪厚介さん。

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