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【2520字】2024.06.30(日)|独り言 ~仕切り直し~

6月19日、太宰治の生誕ならびに忌日を意味する「桜桃忌」の日から「桜桃忌を肴に、くっちゃべる。」というテーマで9本の記事をUPしてきたが、色々考えた末、打ち切る方向で結論が出た。事後報告になって大変申し訳ない。まぁ別に期待して待ってたやつもそんな居らんやろ・・・。

理由は、まぁ色々ある、と、お茶を濁させてもらいたいのだが、一番は、「これってマガジンの趣旨と合ってなくね?」というモヤモヤが大きい。「ぶつくさ日記」のはずが「太宰治から着想を得た一人語り」になってるじゃねえか、っていう。

そのモヤモヤは初期の段階からずっと抱えていることではあった。あのスタイル(ナンバリング形式で1日4000字を目安に筆記していく)で行くと、日常生活を送る中でのネタ探しの手間が省ける反面、「いや、今、これが書きたいんだよ!」っていう、格好のネタをゲットしたにもかかわらず、旬のタイミングで書き出すことが出来ず、やがて、そのことについて書こうとすら思わなくなる、というのを、数回、経験した。そのたびに、モヤモヤが増大したのは、言うまでもない。

僕が日頃良く言う表現を借りるならば「いくらタイムマネジメントしても1日24時間じゃ無理ゲー」と「なんで身体は1つしかないんだよ」といったところか。そう。「書く気が失せたから打ち切り」ではないのだ。ハッキリ言って、キャパオーバーなのだ。到底抱え切れないタスクを僕は背負ってしまった。

今回の経験を経て、学んだことがある。「ぶつくさ日記」は「ぶつくさ日記」として、完結するべきであるということ。他にマガジンを作成することが出来るのだから「桜桃忌を肴に、くっちゃべる。」という趣旨でUPする記事は「太宰治ポエム」などと銘打ったマガジンにぶち込めば良かったのだ。

とはいえ、前述したように、僕に与えられた時間は、やっぱり1日24時間だし、僕に与えられた身体は、やっぱり1つだけ。ハッキリ言って、手が回らない。じゃあ「太宰治ポエム」は、いつ書くっていうんだい?

これは僕の中では答えを持っている。プロ野球のオフシーズンだ。僕は野球が好きだ。レギュラーシーズン中は、基本的に、週6日ペースで、野球観戦することとなる。1試合平均は3時間前後と言われている。単純計算、オフシーズンだと、1日3時間、週7日換算しても、1日2時間34分、余暇が生まれる計算になる。その時間を有効活用するわけだ。

しかし、これはあくまでも「捕らぬ狸の皮算用」でもある。僕はこんなことを幾度となく繰り返し続けている。不思議なもので、レギュラーシーズン中は「オフシーズンになったら着手出来るだろう…。」と思っていたはずなのに、いざオフシーズンになると、また違う欲求が生まれて来たり、あるいは、オフシーズンはオフシーズンで、選手の契約更改でトンデモ査定が行われて一大ニュースになったりして、そっちに意識が向かったりして、なんてこともあって、机上の空論通りに行かないことがほとんどなのが、実情である。

だから、あってないようなもの、といえば、まぁ、そういうことになる。ただ、アイデアとしては、しっかりと持っている。僕のメモアプリにちゃんと書かれている。それも、優先順位は、割と高めのところに。

そもそも「桜桃忌を肴に、くっちゃべる。」の前から、「太宰治を介して何か書けないかなぁ…。」と考えていたのもある。何か、面白いものが、出来そうなんだ。根拠のない自信だけど。作品に触れて、色んな思念が脳内を駆け巡っていると、ふと、そんな妄想に耽りたくなることがある。これは、ずうっと前から、そう。

多分、優先順位をつけるのが、すこぶる苦手なんだと思う。決め切れない。いや、どちらかといえば、捨て切れない。「甲乙つけがたい」が口癖になるレベルで、僕は、断固とした決意を持つことが出来ない。すぐに”あれもこれも”となってしまう。

バイキングに行っても、そんな悪癖が顔を出す。全ての種類を味見してみたくなるのだ。幸い、僕は、好き嫌いがそれほどないタイプでもある。それはつまり「好き」も曖昧ということだ。ゆえに「今日はこれに決めた!」と、ターゲットを絞ることが出来ない。みんな食べたい。そして食べ過ぎて苦しくなる。そんな愚行ばかり働いているので、やがて、バイキングに行くこと自体、億劫になった。そもそも行かなければ食欲を刺激されることがないからだ。食に限らず、僕はそういうところがある。

よく「好き嫌いなく食べなさい」と言われる。自分で言うのもなんだが、子どもの頃の僕は、従順な人間だった。良い子というか、儒教的観念が強かったのだと思う。「年功序列」というか・・・。”大人と教師の言うことは絶対”みたいなところは、少なからずあった気がする。

だから、好き嫌いなく食べた。正直、葉物野菜の、青々しい部分は、そこら辺の草をモシャモシャ食べている気がして、とても美味しく感じられる代物ではない、と思っていたが、僕は食べた。「好き嫌いなく食べなさい」という教えを受けているから。

それで思い出した。ファミレスとかで出て来るパセリも「好き嫌いなく食べなさい」の教えを忠実に守っていたら「パセリは食用と見なされておらず、お店によっては、食べられてしまうと迷惑な場合もある。だから食べてはいけない」と注意されたことがある。ううっ、こっちだって、好きで食べてるわけじゃないやいっ!

今日はいったい何の話だったんだろう。そんなことを話したり書いたりするのだけは、昔から大得意だ。そう。昔から。押し入れをガサゴソすれば、手書きで書いたポエムノートが出て来るんじゃないかしら。あれこそ、キング・オブ・ザ・黒歴史だね。

1日4000字目安はさすがにしんどいわ、と内心思っていたので、2000字を目安にすることにした。ほなさいなら。いやもっとオシャレにいこう。アデュー。

「ゲスの極み乙女」の「ほな・いこか」が好き。(唐突告白)

音楽活動と演技活動を並行して行っているが、楽しいことだけやっていけたらいいという意味合いで「小学生ぐらいから変わっていない」「大人になれない点」と述べている。

Wikipedia|人物:一部引用

好き。(再認識)

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