小説 陰陽の王

小説4

キンコーン、カンコーン。

やべ、遅刻か!?!?

先生 「かみひろ、遅刻だぞ」

かみひろ「うそーーん!?」

クラスに一笑い起こった。

今日も遅刻をかました主人公、かみひろは普通の高校生活を望んでいた。

ゆり 「かみひろ、遅いぞ!!どうやったら遅刻するねん!!」

かみひろ 「ゆり、いや、聞いてくれよ。なんか今日は少し強い霊がいてさ。やばかったんだって。」

あかね 「あ!また始まった!変な言い訳!」

つよし 「そんなもん、ほんまにいるんかいな。笑」

けん 「科学的にありえないな。笑」

そう、かみひろは普通の高校生ではなかった。
強い霊力を持っていて毎日霊を祓っていた。

かみひろ 「いや、でも最近は科学も発達してきて認めてきてる流れになってるよ」

けん 「それを言うならさ、目の前で証拠を見せてくれよ。」

かみひろ 「いいよ!じゃあ今日の夜12時くらい。あのトンネル前で集合な!あ、全員だからな。」

ゆり 「えー、やだ、こわーーい」

あかね 「わたしもこわーーい」

つよし 「まぁ、暇やし付き合うか」

けん 「絶対だからな、確実な証拠を」

かみひろ 「わかってるって。任せて」

そう、普段かみひろはこの4人の友達と仲が良く、自然とグループになっていた。

~夜12時~

ゆり 「うぅ、寒ーい。」

つよし 「まだ3月だからな。」

けん 「もう3月だろ」

あかね 「どっちでもいいー。」

......。

かみひろ 「よ!おまたせ!!」

ゆり 「かみひろ遅ーーい!!また遅刻!?」

かみひろ 「今回は普通に遅れた。笑」

けん 「証拠は、本当に出せるんだな??」

かみひろ 「あぁ、出せるよ!任せて!よし、じゃあ進むか。」

ゆり 「え、私普通に怖いんだけど!!」

あかね 「私も普通に怖い。」

かみひろ 「大丈夫だって。まず俺がいるし、そもそもここに来て何もせんとか面白くないやん。」

つよし 「まぁ、確かにな。」

かみひろ 「よし、じゃあ行こうー!!」

~トンネル進み中~

かみひろ 「わっ!!!!」

ゆり 「きゃっ!!何!?」

あかね 「ちょっとー、脅かさないでよーー。」

つよし 「おもろいやんけ!笑」

けん 「.........」

かみひろ 「こういう青春も必要やろ!笑」

ゆり 「そんなんいらなーーい!!」

あかね 「わたしも同意ー!!」

トンネルを進み真ん中あたりまできた。

かみひろ 「よーし、じゃあここで番号言おう。みんなおるか確認する。」

かみひろ 「1」

ゆり 「あ、2!」

あかね 「3!」

つよし 「4!!」

けん 「5」

霊 「6」

ゆり 「え、誰か6って言った!?」

かみひろ 「たぶん、誰も言ってないと思うで。けど聞こえたってことは、今ここにおるってことや。」

けん 「いや、まだわかんないだろ。てか、さっきから僕の肩をつよしちょっかい出すのやめてくれない??」

つよし 「え?いや、俺は何もやってないで。てか、前にいるのにどうやってするん。」

けん 「え、ってことは、、.....。」

かみひろ 「そういうこと。理解した??じゃあ、戻るか」

けん 「え、後ろにいるのに振り替えれんのですけど。。声出すのも怖い。。」

かみひろ 「じゃあ、祓うし、待っといて。」

そういうとかみひろは、指をトントンとした。

謎の存在 「かみひろ様、お呼びでしょうか。」

謎の存在の声は、かみひろしか聞こえない。

かみひろ 「龍羅、じゃあ、祓ってもらえる??」

龍羅「承知しました。」

龍羅は、かみひろの眷属らしい。

龍羅 「技 吸収」

霊 「強すぎるぅぅぅ」

龍羅 「かみひろ様 終わりました。」

かみひろ 「けん、祓ったから、大丈夫やで。あ、てか、俺がそっち行って先頭で歩くわ」

けん 「あぁ、そうしてくれるとありがたい」

無事、トンネルを抜け出した。

ゆり 「あー、なんか怖かったねーー。てか!まだ怖いんだけど。」

あかね 「声聞いちゃったしね」

つよし 「ほんまにいるんやな」

けん 「あぁ、俺が悪かった。」

かみひろ 「まぁ、今日は解散でいいか。」

皆、各々帰っていった。

龍羅「かみひろ様、トンネルの先に強い奴がいますね。祓いますか??」

かみひろ 「あぁ、すぐ行く」

と、言うと同時にもの凄い速さで走っていくかみひろであった。

トンネルの先にいたものとは、なにやら長い体をくねくねした存在であった。

龍羅 「蛇、ですかね。」

かみひろ 「強いとしたら、土地神的な??」

龍羅 「ですが、顔が見えませんね。黒すぎて。」

蛇の土地神 「我、この土地の主であった。が、最近何者かに力を奪われて他の下位の存在も我に一斉にきて対処がきかず、このような姿になった。我を祓ってくれ。」

かみひろ 「あぁ、任せてくれ。奪った者も倒す。」

龍羅 「技 闇の力」

蛇の土地神 「ありがとう。。」

この日は、これで終わった。

~次の日~休日~

かみひろはケータイをいじっていた。
すると、一つの音が鳴る。

~ピンポーン~

インターフォンだ。
かみひろはドアを開けた。
どうやら、宗教関係らしい。

信者 「はじめまして!突然ですが、あなたは今幸せですか??苦しいのなら、教会に来ませんか??」

と言われ、何やら一枚のチラシを渡された。
チラシには、教会の場所が書かれていて時間を見ると、今日の夜20時であるということがわかった。

怪しいと思いながらも、興味本位で早速行ってみることにした。

すると、着いたのはいいのだけれど、教会は新しい感じではなく、どこか古びていた感じだった。

中に入ると大体30人くらいが集まっていて、一番前で自信満々に話している人がいた。たぶん、教祖だろう。

教祖 「皆さん、いろいろな悩みがあると思います。お金、健康、人間関係、その他諸々。ですが、それら全て解決する日が来たのです。それは、6月18日。我らの神、シヴァ神が復活するときです。」

アーメン、アーメン、アーメン。

かみひろ 「6月というと、今は3月だからあと3ヶ月後か。6の数字、シヴァ神、昨日の土地神の力を奪ったのは、こいつらか。なるほどね。さて、どうしたものか。」

龍羅 「かみひろ様、やりますか??」

かみひろ「いや、ここを倒してもまだ他にグループがあるだろう。今は様子見して、シヴァ神が出てきた所を倒してもいい。」

龍羅 「はい、承知しました。ですが、私では勝てませぬ。いかがいたしましょう。」

かみひろ「力を溜めるか。」

信者1 「教祖様、とうとうあと3ヶ月後ですね。他の別のグループも何やらシヴァ神と同じくらい強い存在を召喚するとか聞いています。」

教祖 「あぁ、だが、上に立つのは、我々だ。間違いない。」

信者1 「はい、心得ています。」

~次の日~学校~

かみひろ 「おはよう!」

ゆり 「おー!今日は遅刻しないんだね」

あかね 「珍しいーー。」

つよし 「確かに、珍しいやん。なんかあったん??」

けん 「この間はごめんな。もう信じる。」

かみひろ 「あぁ、信じてくれたら大丈夫なんやけどさ、、昨日なんか変な宗教の所にいってもうすぐ復活するって言ってて面白かったんだよなぁ。。」

ゆり 「え!私も行ったで!!何か白い悪魔が復活するってやつでしょ??」

かみひろ 「なんで行ったんだよ。笑てか、白い悪魔かぁー。強そうやなぁー。」

あかね 「私も行ったよ。私の所はー、普通に邪神って言ってたなー。」

つよし 「え!あかねも行ったんかいなー。俺も行ったんだけど、俺の所は、鬼神って言ってたな。」

けん 「ん??あれ、あー、昨日は図書館で勉強してたわ。笑」

かみひろ 「って、マジか!みんな行ってて、しかも別の名前で本当にそいつらが復活したらやばいなぁ。」

けん 「6月18日。」

ゆり 「え、なんでけんがそれ知ってるの??」

あかね 「私の所も言ってたー。」

つよし「確かに」

けん 「いやー、昨日のテレビである占い師が6月18日が地球滅亡の日って言ってたんだよ。」

かみひろ「全員、同じ日か。それにしても、地球滅亡って、、やばいな。」

他の4人 「確かに...。」

かみひろ 「まずは力を溜めんとなー。」

ゆり 「具体的にはどうするの??」

かみひろ 「そうやな、まずは富士山登って光の王を眷属にして、次に五封村に行って闇の王を眷属にする。これで力が溜めれる。」

つよし 「俺らは、何か手伝いできんのかいな。?」

かみひろ 「皆には、五封村で闇の王の時に手伝ってもらおうと思う。手伝ってくれる??」

ゆり 「今さら!?私は手伝うよ!!」

あかね 「私も手伝う」

つよし 「もちろん手伝ったろうかいな!」

けん 「これで貸しができるな。」

かみひろ 「みんな、ありがとう!!!!とりあえず、今週から富士山登りにいってくるわ」

あかね 「ゆり、ついていかなくていいの??」

ゆり 「へ!?なんで??」

あかね 「だってゆり、かみひろの事好きじゃない??富士山デートできるでしょ??」

ゆり 「え、ちょっと待って!!私がかみひろの事好きって、、そうだけど、なんで知ってるの??」

あかね 「みてたら分かるよ。たぶん、全員知ってる」

ゆり 「えー、そんなー!恥ずかしいー。でも今回はかみひろ本気みたいだから、足手まといになるんじゃないかな。五封村の時に頑張る!!」

あかね 「確かに、そうだね。」

~テレビに出てた占い師~

占い師 「この日はホントにやばい。私も手を打とう。白銀湖に明日行こう。」

~鬼教グループ~

信者1 「教祖様、ご準備ができました。」

教祖 「あぁ、すぐに始めよ。」

信者1 「ははぁ。」

何やら魔方陣が書かれており、その中心に信者の一人が仰向けになっていて、何やら呪文を唱えだした。
すると、、出てきた出てきた。赤い色に立派な角が2本。

赤鬼 「......」

教祖 「赤鬼様!!私が呼び出しました。この度は失礼承知ながら、よろしくお願い致します。」

赤鬼 「うむ、して、我に何用じゃ。」

教祖 「それはですね。。もうすぐ他のグループの宗派の信仰してる存在がこの世に召喚されるんです。私達も対抗すべく、、赤鬼様何とかならないでしょうか??」

赤鬼 「なるほどのぉ。。では、あいつを少し呼んでみることにするか。おい、一人の人間をこの円の中に入らせろ」

教祖 「ははぁ。おい、そこの信者、中に入りなさい」

信者2 「はい、ありがたき幸せ」

すると一人の信者が魔方陣の中に入り、赤鬼が何やら呪文を唱えると、、もう一つ出てきた。

赤鬼 「青鬼、聞こえるか??」

青鬼 「おぉ、赤鬼、何かあったか??」

赤鬼 「何やら、人間界がやばいらしい。あのお方をお呼びするか」

青鬼 「何!?!?まぁ、仕方ないか」

そういうと、、赤鬼と青鬼は、同じ呪文を唱えてどうやら一つの媒体になったようだった。

黒鬼 「人間よ、我に何を望む??」

教祖 「あぁ、黒鬼様!!!!伝説の存在に会えて、誠に光栄でございます。」

黒鬼 「挨拶はよい。はよう、要件を言え。」

教祖 「はい、実は6月18日の件でして、、。」

黒鬼 「それは我の耳にも入っている。人間界が奪われるのは尺にさわる。いいだろう、協力してやる。」

教祖 「ありがとうございます。」

黒鬼 「当日だが、もっと多くの人間を信者にし、とある呪文を唱えて我を呼び出せ。力になる。」

教祖 「ありがとうございます。」

~一方、かみひろはというと~

かみひろ 「おーし、富士山の麓までついたな。」

そして、道は険しかったが、とうとう頂上についた。

かみひろ 「あー!やっとついたー。ちょっと休憩。」

休憩が終わり、辺りを見回すと鳥居が見えた。

かみひろ 「あ、あの鳥居ね。龍羅、やっちゃって。」

龍羅 「承知しました。技 闇の力」

鳥居を闇がおおい、すると鳥居の中にかみひろと龍羅が吸い込まれた。中は、辺り一面光が広がっていた。

かみひろ 「なんか、すごいな。」

龍羅 「そうですね。してターゲットはたぶん、あれですかね。」

かみひろ 「たぶんそうだな、中心らしき所に光の柱あり」

近くまで行く。

光の王 「あなたたち、何をしにきたんですか。」

かみひろ 「僕たちは、世界を救いにきた。6月18日といったら、わかる??」

光の王 「あぁ、その件ですか。わかってます。で、力を貸して欲しいと??」

かみひろ 「うん!貸して欲しいんだけど、僕の眷属になってくれない??」

光の王 「それは無理です。貸して欲しいなら、私を倒してからにしなさい」

かみひろ 「龍羅!!」

龍羅 「技 闇の力 闇世界」

辺り一面闇に覆われたが、光の王も強かった。
黄金の光というやつで、対抗している。

かみひろ 「白い神 応戦しろ」

と、もう一つ白い存在がでてきた。

白い神 「やれやれ、つかいがあらいですね。いいでしょう。白の世界 無」

白色と闇色と光色が交差している。

決着がついたようだ。

光の王は、白色と黒色の紐に捕らわれている。

光の王 「あぁ、負けました。かみひろさんにつきます。」

そういうと、かみひろの中に入っていく。

かみひろ 「龍羅、白い神、ありがとうー!!助かった。」

龍羅 「いえ、当然のことをしたまでです。」

白い神 「ま、久々に楽しめたしいいか。」

~占い師~

占い師 「ふぅー、やっとついた。白銀湖に。主よ、出てきてくださいませ。お願い致します。」

湖がうずをまき、長い蛇みたいな存在が出てきた。

占い師 「あぁ、白銀龍様。出てきてくださり、ありがとうございます。」

白銀龍 「何用か??」

占い師 「6月18日に世界が滅亡する日が来るのですが、この世界を守りたいのです。どうかお力をお貸し下さいませ」

白銀龍 「なるほど。その件は上に報告するとしよう。当日、力を使うであろう」

占い師 「ありがとうございます。」

~かみひろ、久しぶりの学校~

かみひろ 「おはようっーーす!!!」

先生 「久しぶりだと思ったら、遅刻かよ!!!」

ゆり 「ホントだよ!!!遅刻はいつも通りだけど、ホントに心配したんだからね!!!」

かみひろ 「ごめんごめん、すぐ帰るつもりだったんだけど、あっちの世界は時間がおかしかったから。」

あかね 「でも、無事でよかった。」

つよし 「ほんま心配したわ。おかえり。」

けん 「ほんとに光の王を力にしたかは謎だけどね。」

かみひろ 「そこは、バッチリやで!!でさ、次の休み五封村いける??」

ゆり 「やっとだね!!行けるよ!!」

あかね 「わたしもいける」

つよし 「行くで!!」

けん 「まぁ、たまには休息も必要か。」

かみひろ 「あざす!!じゃあ、次の休日よろしくっす!!」

~休日~五封村についた~

かみひろ 「やっとついたな。」

五封村というのは言葉の通り、ある森を中心に外側に五芒星みたく村が配置され、その村から森に入る入口に鳥居があり、全部で五つで何かを封印しているので、五封村であった。地元では、絶対に入ってはいけない神の森とされている。

かみひろ 「じゃあ、早速行くか。これは森を中心に外側に五つ鳥居があるんだけど、同時進行じゃないと中の存在を封印解除できないから、五人バラバラで行かんとあかんのやけど、大丈夫か??」

ゆり 「え!?みんなと行くんじゃないの??こわすぎ」

あかね 「確かに、それは怖いね、」

つよし 「確かに、男の俺でも怖いな。なんか、不気味や、この森。」

けん 「確かに、なんか寒気がする」

かみひろ 「わかったわかった。じゃあ、俺の眷属を一体ずつつけるから、それでいいな。あと、中心で合流ってことで。それぞれ倒してからきて。」

ゆりには、白い神。
あかねには、ハナミン。
つよしには、土竜龍
けんにも、土竜龍

全員、スタンバイO.K.。

ライングループに、作戦開始とかみひろが送った。

かみひろが少し歩くと、何やら声が聞こえてきた。

とある存在 「人間よ、何しに来た。」

かみひろ 「封印を解除しに来た。って、角が二本。鬼か。見た目からして、中位だな。」

中位の鬼 「何!?封印解除だと??都合がいい。」

かみひろ 「あぁ、だが、封印解除するには、お前を倒さないと行けない。」

中位の鬼 「ふーん、やってみろよ。」

かみひろ 「龍羅!!」

龍羅 「承知しました。技、闇の力」

中位の鬼 「ちっ、お前強いな。」

龍羅 「技 吸収」

中位の鬼は、龍羅に吸収された。
龍羅はまた強くなった。

かみひろ 「よくやった。さて、他の皆は大丈夫かな??特にけんとか。」

~ゆり~

ゆり 「えー、なんか井戸が見えてきたよーー。」

白い神 「この井戸の中にいる者を倒すんですかね」

ゆり 「できるの??」

白い神 「できますとも。私、結構強いですよ。笑」

ゆりは井戸のフタを開ける。
ごおおおおおお、という音がして何かが這い上がってくる。それは、存在同士がくっついて出来上がったバケモノであった。

ゆり (やばい、声が出せない。。)

白い神 「なるほどね、まぁ、私の敵ではないよね」

白い神 「技 白無」

バケモノ 「うああああああああ」

白い神 「技 白い世界」

白い神は、右拳に力を込めて渾身の一撃を放った。

白い神 「技 吸収」

バケモノは白い神に吸収された。

ゆり 「あ、やっと声が出せた。こわかったーー。ありがとう、白い神さん。」

白い神 「お安い御用です。」

~あかね~

あかね 「ん?なんか井戸が出てきたー。」

ハナミン 「倒すんですかね。」

あかね 「ハナミンさん、よろです。」

あかねは、井戸のフタを開けた。
すると、とてつもない速さで移動する謎の存在がいた。

ハナミン 「赤い猿ですね。」

あかね 「速すぎて見えない」

ハナミン 「全ての植物よ、動きなさい」

そういうと、赤い猿めがけて木やら花やら周りの自然が動き出す。あっという間に赤い猿は捕らえられた。

あかね 「なんか、すごい。」

ハナミン 「魅入ってはだめですよ。それは私だけにしてください。冗談です。笑」

あかね 「これからどうするの??」

ハナミン 「まぁ、倒します。」

ハナミンはあかねの目をでかい葉でおおい、
植物でドリルを作り、赤い猿に一点集中を何回もし、生きていないのを確認し、植物の養分とした。

あかね 「あー、なんかすごかったねー。てか、ハナミン強い!!」

ハナミン 「当たり前です。この森の中心の存在には勝てるかわかりませんけど。」

あかね 「え、そんなに強いの??」

ハナミン 「まぁ、行けばわかります。皆さんもつくでしょうから、私たちも行きましょう。」

~つよし~

つよし 「でも、ほんまにここって動物おらへんよなー。」

土竜龍 「つよしさん、そこ、いますね。」

つよし 「へ?あ!あのでかい木の根元!ん?でもあれ、鹿??」

土竜龍 「体は鹿かもしれませんが、、顔は人間でいう赤ん坊みたいな顔ですね」

つよし (ほんまや、わかった瞬間、声が出せん)

土竜龍 「行きます」

キメラ 「ぎゃあ、ぎゃあ」

土竜龍は単純に突進を繰り返す。
して、キメラも突進を繰り返す。

土竜龍 「ちっ、少し力を使います。技 闇夜力」

キメラは闇に覆われ取れたときには、ボロボロであった。

土竜龍 「結構力を使ってしまいました。すみません、かみひろ様の所に帰ります。あとはまっすぐ行けば着きますので。」

つよし 「えー!!あ、声出せた。マジで帰るのー??おるだけでもいいやん、お願いします。」

土竜龍 「うんー、承知しました。では、早く行きましょう」

~けん~

けん 「うんー、ここ真っ直ぐでいいのか。なんか、さっきからずっと歩いててもうすぐ着きそうだな」

土竜龍 「先ほどから強い気配はあるのですが、いかんせん、姿をみせないですね。」

けん 「うんー、何か不気味だな。」

すると、急にあたりが暗くなった。
奴が姿を現した。

土竜龍 「あれは、悪魔ですね。しかも強い」

けん (体がぴくりとも動かない)

上位の悪魔 「ふははは、我は強いぞ。」

土竜龍 「最初から本気で。技、く、うあああ」

上位の悪魔は、両手で土竜龍を掴み、本気で落としに来ていた。

土竜龍 「けんさん、すみません、役不足でした。」

土竜龍は消えた。
いや、というより、かみひろの所に帰ったのだった。

上位の悪魔 「おい人間、おまえの望みは何だ??」

けん (何も喋れない。)

上位の悪魔 「まぁいい、体借りるぞ」

けんに上位の悪魔がすっと入った。

けん(悪魔) 「ふぅー、外に出たいとこだが、中心の奴を倒さないと出れないからな、中心行くか」

~かみひろ~

かみひろ 「土竜龍が帰ってきたな。」

土竜龍 「すみませんかみひろ様、負けました。敵は上位の悪魔でした。たぶんけんさんは、取られました」

かみひろ 「まぁ、いいやろ。こっちで片付ける」

かみひろ「よし、やっとついたな、中心。ストーンサークルがあるな。その中心に祠。うん、あれか。」

ゆり 「あ!かみひろー!!えーん、こわかったよー!!」

かみひろ 「ゆり、もう大丈夫だ。俺がいる。」

あかね 「私も怖かった」

つよし 「おー、皆いるやん!!」

土竜龍はかみひろの元に帰った。

けん(悪魔) 「.......」

かみひろ 「今けんの中には悪魔がいる」

ゆり 「え!!!???」

あかね 「うそでしょ」

つよし 「ほんまかいな、。」

けん(悪魔) 「時は来た、さてどいつから倒そうか。」

かみひろ 「まー、待ってくれ、この森の主を倒さないとお前は出られないだろ、協力しよ。あと、中心には人間じゃないと来れないけどもう入ったから、けんから出てもいいだろ。」

けん(悪魔) 「確かにな、一理ある。そうしよう。」

悪魔は、けんから出てきた。

かみひろ 「けん、大丈夫か??」

けん 「あー、なんとかね。まだ混乱してるけど」

かみひろ「それなら良かった、よし、龍羅行け」

龍羅 「承知しました。」

龍羅は祠に歩み寄り、闇の力を解放する。

辺りはまた一段と黒みというか暗さが増す。

もちろん、かみひろ以外の4人はこの時すでに失神している。

黒の王 「我の封印解除して、良いことはないはずだが??それとも倒しに来たのか??ふん、4つの封印は解かれていて、最後は無理矢理解除したのか。」

かみひろ 「お前、名は何という??」

黒の王 「黒の王だが??」

かみひろ 「何!?闇の王ではないのか??」

黒の王 「それは、我を倒さないと出てこないだろ。」

かみひろ 「なるほど、倒したら出てくるのか、布石だな」

上位の悪魔 「ごちゃごちゃうるさい!やってしまう」

上位の悪魔が黒の王に差し迫った所で、黒の王はデコピンで倒した。上位の悪魔は消えた。

かみひろ 「これは、強すぎるぞ。封印していたのが、意味をなさない。なぜ自分で出てこれたのにしなかったんだ??」

黒の王 「それは、闇の王が動かなかったからだ。だが、時は来た。そろそろ出る。」

かみひろ 「なるほど、、よし、全員で行け!!情けは不要。」

龍羅 「技 闇の力 極地」

白い神 「技 白い世界」

ハナミン 「植物よ、動きなさい」

黒の王は両手を大ぶりにして、全てをなぎ払った。

かみひろ 「ち、強すぎ。死神、行け」

かみひろはもう一つの眷属、死神を出した。

死神の攻撃もデコピンで終わらす。

黒の王 「うーん、弱いな。青二才か。」

黒の王 「闇に包まれよ」

龍羅、白い神、ハナミン、死神は、黒い紐に縛られた。

龍羅 「う、動けない」

白い神 「くっ、!」

ハナミン「力の差が、、」

死神 「......」

かみひろ「うーん、こうなったら、、出すしかないか.....。光の王、出でよ!!」

光の王「ふー、やっとでてこれましたね。逆転しますね。」

かみひろ「けど光の王は僕の眷属に倒されたはず。勝てるのか??」

光の王「あ、あのときはあなたについて行った方が面白くなると思って敗れたフリをしたんです。ほら、現に面白い展開になったではありませんか。」

あの地を守っていたプライドはないのかと思ったが、今はいい。

黒の王「御託はいい。」

黒の王は大ぶりで闇を出す。
光の王はそれを光の力で浄化。

光の王 「光の世界 黄金の力」

辺り一面光の世界になり、黒の王の力が弱くなった。
光の王は、黒の王に触り光の浄化を促した。

黒の王 「くっ、もはやこれまでか。。」

かみひろ「なぁ、黒の王よ。俺の眷属になるか??」

黒の王「ふん、もうどうでもいい。好きにしろ」

かみひろ 「契約成立」

黒の王はかみひろの中に入った。
その他の眷属、光の王以外も中に入った。

ゆりたちは、固まったままだ。

かみひろ「さて、来るかな。闇の王」

ずしん、ずしん、森が動き出す。。
たちまち地面に埋もれ、森がなくなり平地にかす。
すると、中心に闇がうまれた。
そう、、やつだ。

かみひろ 「あの闇の物体がそうなのか??」

光の王 「そうみたいですね。浄化します。」

また辺りは光の一面になった。

闇の王 「......。ニヒヒ、いつぶりかのうぅぅぅ。ここに出るのは。闇の力 極限」

光が破壊された。

光の王 「ち、消されましたか。」

闇の王 「久しぶりに出てきたんだ。遊ばせろ。」

光の王 「光の世界 無限極地」

闇の王 「面白くないのうぅぅぅぅ、遊ばせろと言うておるじゃろ。闇次元 無」

かみひろ 「これは、勝てるのか??」

光の王 「思ったより強いですね。。」

闇の王 「話をしよう、我をどうしたい??」

かみひろ 「もうすぐ、世界が終わる。僕はそれを変えたいんだけど、力を貸してくれない??」

闇の王 「なるほどのうぅぅぅ、それは面白いのか??」

かみひろ 「あぁ、とっても面白い。ゲストはもう揃ってる」

闇の王 「いいだろう、力を貸してやる。して、どうするのじゃ??」

かみひろ 「そうだなぁ、僕の眷属になってくれる??」

闇の王 「お主の中に入ったら、お主この世界で一番強くなるのおぉぉぉ。」

かみひろ 「世界が終わる日はわからない。もっと強い奴がくるかも。」

闇の王 「まあいい、我を楽しませろ。」

かみひろ 「あぁ、契約成立」

闇の王はかみひろの中に入った。

かみひろ 「ふー、一段落ついた。ふとゆりたちを見るとまだ失神していた」

おーい、ゆり、あかね、つよし、けん!!!!

ゆり 「ん、ん、うん??」

あかね「むにゃー。」

つよし「はっ!」

けん「....。」

かみひろ 「よし、みんな起きたな。」

ゆり 「全部終わったの??」

かみひろ「あぁ、全部終わった。闇の王は仲間になった。あとは、当日を待つだけだ。」

あかね「もう、家に帰って風呂に入って寝たい」

つよし「俺もそうするわ」

けん「うん、さすがに疲れたね」

かみひろ「じゃあ、帰ろうか」


 日にちは進み、いよいよ6月18日当日になった。


かみひろ「今日か。。俺が世界を救う日は。」

~占い師~とある池にて。

占い師「あぁ、白銀龍様。お力は貸して頂けるのでしょうか。」

白銀龍「あぁ、火山龍王さんに話を通してある。もうじき来たる。」

占い師「ありがとうございます。」

~邪教1~

教祖 「魔方陣は組んだな??よし、全員生け贄になってくれ。世界を変える」

信者達「喜んで!!!!!」

魔方陣に色がかかり、出てきたのは、、シヴァ神。

教祖「あぁ、シヴァ神様。どうか世界を変えてくださいませ。」

シヴァ神「あぁ、存分に変えてやる。破壊してからの再生だな。そして、お前もいね。」

教祖は意識失った。

~邪教2~

教祖 「では、とりかかれ。」

魔方陣に色がかかり、出てきたのは、、白い悪魔だ。

教祖はそれを見たというか認識した瞬間、意識を失った。

白い悪魔「............................。」

~邪教3~

教祖 「では、始めよ。。」

魔方陣に色がかかり、出て来たのは、、邪神だ。

教祖は魔方陣に色がかかった瞬間に意識を失っていた。

邪神 「我、顕現なり!!!さて、どこから壊そうか。ん??あっちに面白い存在がおるのう。そこから行くか」

~鬼教~

教祖 「では、やれ。」

信者1「ははぁ。」

とある呪文を唱えて魔方陣から出て来たのは、黒鬼。

黒鬼「あぁ、わかってる。鬼神様に話はつけた。これだけ生け贄がいれば顕現できる。」

そう言うと、信者は全員倒れ、黒鬼の体は割れ、中から鬼神が現れた。

教祖は話し始めた瞬間に意識が失った。

鬼神「さて、我の色に染めるか。。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本の上空に、その存在たちは集まっていた。

シヴァ神、白い悪魔、邪神、鬼神。。

そして、日本の首相に側近から連絡が入った。

側近「首相、今日で世界は終わるらしいです。上空を見てください。」

首相は上空を見て、見たこともない存在に唖然とした。
これは本気でまやかしではなく、終わると思った。

首相「俺の代で、終わらせない。あの部屋に行く。」

そういうと、首相の部屋に隠し通路がありそこからとある部屋に行く。そこには、一本の黒い電話があった。

ぷるるるるる、ぷるるるるる

首相「おい、世界が終わる。何か勝てるのはいないのか??」

相手「今ですかー、今回のはホントにヤバイ存在ばかりが敵ですので、うちのもってるサタンでは勝てんのです。今日が命日だと思ってます。」

首相「ち。めざとい。日本の全住人の寿命3年分。顧客名簿と共に。」

相手「はい。わかりました。では、私のとっておき。冥王を出しますね。」

首相「絶対倒せよ。」

相手「わかってます。こいつは、手に入れるのに苦労したんで大丈夫です。」

~かみひろ~

かみひろ「よし、こっちも行くか。」

かみひろはそう言うと、左手を闇に右手を光にして合成させた。光の王と闇の王が合成したのだ。

かみひろ 「できた、陰陽の王の完成だ!!!」

陰陽の王「これからよろしくお願い致します。」

かみひろ 「よし、世界を救ってこい」

陰陽の王「承知しました。」

日本の上空に、先程の4つの存在に陰陽の王、じきに火山龍王、そして、冥王がつどった。合計7巴になった。

シヴァ神「世界を変える前にまずお前らを倒せって??そういうこと??」

白い悪魔「........。できるんですか??」

邪神「ふん、面白い。。」

鬼神「我の足下に及ぶのか」

火山龍王「みな、強いな」

冥王「私に勝てると??」

陰陽の王「まず、火山龍王さん。我の主の眷属になりなさい」

陰陽の王は力を行使し、火山龍王は動けなくなった。
それはもう倒したも同然、無理矢理契約を成立させた。

火山龍王はかみひろの中に入った。

かみひろ「あれ、今でかい龍が入ったのか」

火山龍王「もう、我の主はあなた様なんですね。」

かみひろ「あぁ、そうらしい」

これで、6巴になった。

次に、邪神はシヴァ神に攻撃した。
冥王は、白い悪魔に攻撃した。
鬼神は動かず。。

邪神「気に入らねーなー。その態度。邪の力」

シヴァ神「破壊の神ぞ、破れるものか。破の力、最大」

邪神はまけた、というか存在が消えたというべきか。

シヴァ神「ふん、我は強い」

冥王「そのイキッてる感じが気に入らない。冥王の力」

白い悪魔「はい、致しかねます。白き世界 バイバイです、冥王さん。」

冥王は消えた。

黒電話の相手「あ、負けたか。こりゃー、世界がどうなるんやら。。。」

陰陽の王「鬼神よ、お前さんはは戦わないのか??」

鬼神「いや、動こう。鬼の力 危鬼一発」

陰陽の王はそれを力で相殺。

陰陽の王「技 陰陽のまがたま」

鬼神は消えた。

これで、シヴァ神、白い悪魔、陰陽の王の三つ巴になった。

シヴァ神「なぁ、お前らはどうしたいんだ??俺はこの世界を破壊して再生したいんだが。」

白い悪魔「私はどっちでもいいです。ここ現世に来てしまって急にこんなことになって、わからないです。」

陰陽の王「我は世界を救えと主に言われておるゆえ、あなた達を倒す」

シヴァ神「白い悪魔さー、協力してこいつをたおさん??」

白い悪魔「いいですね!!そうしましょう。」

シヴァ神と白い悪魔は合成に入ったかと思われたが、どっちも主導権争いになっていた。

白い悪魔「私がなるのです。白き世界 極限無」

シヴァ神「破と再の力 無限玉」

すーーーーーーーー。

主導権を握ったのは、シヴァ神だった。さらに強くなった。

シヴァ神「これでどっちが強いんだろうな。」

陰陽の王「勝った方が世界を変えるか。。」

シヴァ神「破と再の力 無終」

陰陽の王「力を相殺,ち、力を結構持ってかれた」

シヴァ神も結構力を使っていた。

陰陽の王「封印するか。■■■■■」

何やら呪言を唱えると、何色でもない色がシヴァ神を包み消えた。

陰陽の王「これで世界は救えましたかね。」

陰陽の王はかみひろの中に入った。

かみひろ「陰陽の王、よくやった。」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

首相「あぁ、本当に世界は救われたんだな。ありがとう。よし、顧客名簿の準備をするか。」

占い師「あれ、火山龍王様は、どうなったんかいのぉ??」

この日、ネットでは騒然となっていた。
カメラで撮った者もいたが、何故か写真には映らない。
あれは本物?偽物?
オカルト、スピリチュアルが注目を浴びたのは、事実だ

黒電話の相手「ふぅー、世界は守られたか。これで顧客名簿は手に入れることができるな」

黒電話の相手は以後、管理者と呼ぶ。

サタン「ん??誰だお主。う、おああぁぁぁぁぁ。」

管理者「あれ、サタンの声??何があった??」

デジタル管理帳を見ると、二つの扉が開いていた。
一つは、サタン。もう一つは......。

魔皇帝「サタン、弱き者。我の脅威ではない。次は陰陽の王、あいつは強いの、か??」

管理者「あ、魔皇帝か。。どうやって扉開けたんだ??それより、なんとかしないと。。」

魔皇帝「ここには、用はない。出て行く」

管理者「そうはさせるか。大門番やれ。」

大門番,霊亀「承知しました、閉じろ、戻れ」

システムが動き出す。
霊亀はこの別の別の世界で、それなりの格を持っていた。管理者がどうやって連れてきたかは、また今度。笑

魔皇帝「ふぅ、ホントにこのレベルに我はいたのか。虚しくなる。ダークマターループ」

魔皇帝は姿を消した。

霊亀「すみません、取り逃がしました。」

管理者「うんー、ちょっとやばいけど、仕方ない」

魔皇帝は、かみひろの所にいった。

~夜中、かみひろ就寝中~

陰陽の王「かみひろ様、起きてください」

かみひろ「ん??なにー??」

陰陽の王「何か強い存在が来ます」

かみひろ「あれ、ほんとだ!!!!」

魔皇帝「我は、強い。お前を倒しに来た」

陰陽の王「あれ、戦い慣れしてないんですか。もう始まってますよ。」

陰陽の矢が魔皇帝を囲む。

魔皇帝「我を落胆させるでない。やってみろ」

陰陽の王「では、遠慮なく。」

ズババババ、ズズズ、ババババ

魔皇帝「ダークマターガード、我に傷一つない。次はこちらの番。ダークマターフェニックス、塵となれ」

陰陽の王「ここでは、事を荒立たせてはいけない。力を相殺、封印します。■■■■」

魔皇帝は、封印された。

かみひろ「なんか、強かったな。。」

陰陽の王「そうですね。。」

~空の上での話~

シュメール大神官「この世界、そろそろ終わらそうか。もう見飽きたな。三千世界の大建替よ。」

~次の日学校~

かみひろ「おはようー!!」

ゆり「今日も遅刻しないんだね。」

かみひろ「え、オレチコクシタコトあったっけ笑」

あかね「なんか、おもしろくない」

つよし「平和になったのぉ。」

けん「それが当たり前だからな。もっとしっかりするべきだと思うが。」

かみひろ「あ!!そういえばさ、昨日また世界救っちゃたんだが!!聞いてくれるー??俺の話真剣に聞いてくれるのお前らしかいないんだよ。」

ゆり「私は聞くよ!!話してくれる??」

あかね「暇つぶしにね。笑」

つよし「武勇伝なら俺も負けんがな」

けん「休息にするか」

かみひろ「ーーっていうことがあって、また封印することになったんだけど、、それはさ、世界救ったっていっても過言じゃなくない??」

普通こんなことを聞いたら、こいつ何言ってんの??
頭おかしいんじゃね??と思われがちだが、このグループの絆は計り知れなかった。

ゆり「え!!かみひろすごーーい!!!」

あかね「また世界救っちゃったんだね。」

つよし「次は俺の武勇伝聞いてもろてええか??」

けん「なかなか、面白いな。笑」

~空の上での話2~

シュメール大神官「この世界を壊そうと思ったけど、何やら異物が封印されているな。解放するか。全て掃除する。解放」

シヴァ神「ん??うん??あれ、はは!やっと出てこれたか!!さて、暴れるか」

魔皇帝「お主ら、強いのか??」

シュメール大神官「君ら、解放されてすぐなんだけど、倒れてくれる??円的次元 無限の世界」

シヴァ神「やすやすと倒れてなるものか。破と再の力 極限」

魔皇帝「ダークマターフェニックス 限界突破」

シヴァ神と魔皇帝は消えた。

シュメール大神官「あいつらを封印したのは、ふーん、陰陽の王っていうのか。よし、行くか。」

~夜中,かみひろ就寝中~

陰陽の王「かみひろ様、起きてください」

かみひろ「ん??なにー??え、また??」

陰陽の王「はい、左様でございます。」

シュメール大神官「君が、陰陽の王か??」

陰陽の王「はい、そうでございます。」

シュメール大神官「ふん、人間の分際でこのレベルの力を持ったのは、いささかどうなるのやら。」

かみひろ「お前は、何をしに来たんだ??」

シュメール大神官「口を慎みなさい、人間が入って来る余地などない。」

陰陽の王「陰陽の勾玉」

シュメール大神官「円的次元 無限。教えてやろうか??陰陽の上に円的次元の法則がある。それは正負の法則は存在しない。一つだ。無に還れ」

陰陽の王は消えた。

かみひろ「え!!??強すぎ!!??どうしてくれるん??」

シュメール大神官「安心するが良い、世界が消えたら記憶もなくなる」

そこに一つの光の存在が現れた。

アメノミナカヌシ「我の創ったこの世界、壊すのか??大神官。」

シュメール大神官「これはこれは、宇宙創造神。ですが、愚かな世界を作り変えることもまた世界の救済ではないかと。」

アメノミナカヌシ「それは我の許可を得てからせよ、して、我は許可はしない」

シュメール大神官「ふん、なるほど。ですが、本当の創造主は、もうすぐ世界を終わらす気ですがねぇ、それも近い。」

アメノミナカヌシ「それは時がきたらでいいだろう、今は楽しませてやれよ」

シュメール大神官「我はもう帰るとしよう。」

アメノミナカヌシ「人間よ、邪魔したな。」

かみひろ「崇高すぎて、声が出ない」






しばらくして、、


この続きで世界はどうなったと思う????

これはある物語の話だよ。

まぁ、最終的には、、!

おや、誰か来たようだ。。

【完】



















 




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