見出し画像

狂った時代の心の保ち方

 令和4年11月29日、ようやく、新型コロナウイルスを5類相当に引き下げる議論が本格化しそうだとかいうニュースが出てきました。今までもさんざんゴールポストをずらされ続けてきましたが、今度こそ本気でかつ迅速に速やかにやって欲しい。
 そして今の狂った日本を一刻でも早く正常化して欲しい。
 同じ思いの人は日本中にたくさんいると思います。

 と、思っていたら、さっそく医師会から横やりが入ったようで、ほんといい加減にして欲しいという気持でいっぱいです。

 今、感染対策を最優先するあまりに、考えられないような人権侵害や言論弾圧が起こっています。
 このnoteでも、ただコロナウイルスについて書いただけで、まるで反社会的な内容であるかのような警告文が貼りつけられます。ワクチンの安全性についての投稿はさらに危険な内容であると断じるような警告文が貼りつけられます。個人攻撃や強迫、誹謗中傷と言った公序良俗に反する内容でなければ自由に発信していいはずのSNSとしての役割を放棄していると思うのですが、問い合わせの宛先も分かりませんし、送ったところで何も変わらない、そんな世の中になってしまったのです。

 マスク強要、取り返しのつかないところまで来てしまったワクチン関連死や後遺症等、この3年で日本社会はゆがみ切ってしまいました。
 原因の一つが、メディアの偏向報道やSNSであることは間違いないでしょう。

 そのストレスに限界を感じているのは、現役精神科医の前に一人の国民である私も同じです。

 国のコロナ対策のまずさに対し、私たちは、正当な怒りを保ち続ける必要があります。怒りやストレスで自身の心身の調子を崩してしまっては元も子もありません。こんな狂った世の中だからこそ、自分の守り方がこれまでにないくらい大事になっています。

 そのために改めて意識して欲しいことをいくつかお伝えしたいと思います。と言っても、目新しいことは何もなく基本的なことばかりです。

①     睡眠を十分にとる(6時間では少ないです。7時間以上を目指してください)。
②     朝の光を浴びる
③     自然に触れる
④     スマホを一旦伏せる
⑤     自分の本業に集中する

 やっぱり「そんなことか」と思うかもしれません。でもストレスでメンタルに不調を来す人は、もともと上に書いたようなことが出来ていません。
 「わかっちゃいるけど」なのです。
 基本に立ち返り、「心の基礎体力」をつけることが、こんな時代に心を保つために不可欠なのです。

後編でもう少し考察していきましょう(12月3日予定)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?