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にわか雨って何者??

突然降り出す雨に慌てて洗濯物を取り込んだことは数しれないたつやです。

にわか雨って、嫌ですよね。
晴れていたり曇っていたりするときに、急に雨が降り始める現象がにわか雨って呼ばれていて、日本は特に多い気がします。

今回は、にわか雨について、発生メカニズムや特徴、その影響について考察していきたいと思います。

<にわか雨の発生メカニズム>
にわか雨は、局地的な気象の影響によって発生します。

①対流雲の形成
太陽の熱で地表の空気が温まり、上昇すると、その上昇した空気が冷却され、水蒸気が凝結して雲ができます。

にわか雨のメカニズムというより、雲ができる仕組みの説明でした。

②局地的な対流
温かい地表の空気が上昇することで、上層の寒い空気と衝突することがあります。この衝突により、急激な気圧の変化が起こります。

気圧の変化によって雲が発達する原因が生まれるわけです。

③雨の急増
気圧の変化に伴い、雲が急速に発達し、急な雨が降り出します。
この現象は局地的であるため、降雨範囲は狭く、急に始まり急にやむことが多いです。

局所的に空気が対流して気圧が変化し、一部の地域に急に雨が降ってくるという仕組みというわけですね。

<にわか雨の特徴>
上記のにわか雨発生のメカニズムを踏まえて、にわか雨の特徴についても簡単にまとめてみました。

①突然発生する
にわか雨は突然降り出すことが多く、晴れたり曇ったりしていたと思っていると、急に雨が降ってきます。

天気予報だと雨の予報じゃなかったのに!って思った人はきっと世の中にたくさんいると思います。

天気予報士の「にわか雨にもご注意ください」の方をしっかり聞き遂げてあげることも大事ですね。

②激しい雨になることが多い
にわか雨は短時間で大量の雨が降ることがあり、激しい雨量を伴うことがあります。

急な気圧の変化の影響で、降り出す雨の量も多くなることがあるようです。
急に降ってくるくせに、大量の雨とかもう最悪ですよね。。。

③短時間で降り終わる
にわか雨は通常、数分から1時間程度で終わります。
短時間であるため、道路や歩道が急にぬかるんだりすることがあります。

すぐに止んでくれるのはありがたいですが、屋内にいたのでにわか雨に気付かず、道がぬかるんで足を取られるなんてことにならないように気をつけないといけないですね。

<にわか雨の影響>
にわか雨は、急な降雨だからこその影響があります。

①道路の滑りやすさ
急な雨によって道路が滑りやすくなり、交通事故のリスクが高まります。
路面が濡れる、急に水たまりができるなどで、特に高速道路などは注意が必要ですね。

ハイドロプレーニング現象(路面が濡れていると急ブレーキでハンドルが効かなくなる現象)が起こるリスクもあるので、車間距離や速度には十分気をつける必要があります。

②水害のリスク
急激な雨量が地域によっては水害を引き起こす可能性があります。
田んぼとか、畑とか、一時的に過剰な雨が降ることで被害を受けることも多いです。

さすがに台風の影響みたいに大きな被害になることは少ないですが、急なにわか雨でも水害のリスクがあることは覚えておいたほうがいいですね。

③洗濯物への影響(これが一番被害として多い)
外に干していた洗濯物が急な雨で濡れてしまうことがあります。

急に降り出すから、もし外出していたら完全にアウトですし、家の中にいたとしても、慌てて洗濯物を取り込む羽目になります。

気流や気圧の影響で急に降り出してくるのは仕方ないのかもしれないですけど、将来的には、にわか雨もほぼ完璧に予測できるくらい天気予報の予報精度が上がってくれると助かるなぁと感じる今日このごろです。

ということで、本日のまとめです。

<まとめ>
にわか雨は、急に降り出す突発的な雨の現象で、局地的な気象の影響によって発生します。

突然の雨や激しい降雨が特徴であり、通常は短時間で終わりますが、その影響は交通事故や水害、洗濯物への影響などがあります。

にわか雨と言えども注意が必要なので、無理のない範囲で対策していきたいものですね。
(僕は車や会社には必ず置き傘を常備しています。)

今回は、にわか雨について、その発生のメカニズムや特徴について考察してみました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。

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