無意味な人事評価シート
評価内容が見えない会社が多いことに軽い苛立ちを覚えているたつやです。
今回は、ブラックボックスになっていた会社の人事評価の理不尽さについてお話しようと思います。
今までいくつも会社を経験してきましたけど、人事評価が公明正大なところってほとんどなかった気がしてます。
もちろん、ちゃんとやっている企業もあるし、基準がはっきりしていて制度化出来ているところもあるかとは思います。
でも、地方の中小企業レベルだと、たいていブラックボックスになってしまっているんですよね。
きちんとした制度はあるのに、結局評価者の独壇場になってしまっているなんてケースもありますから、、、
僕が勤めていた会社も、人事評価の制度は一見しっかりしてそうなのに、実情は散々なものでした。
自己アピールのために評価シートみたいなものを書かされるんですけど、書いた内容なんて全然見てもらえないんです。
これをやりました。あれをやりました。
これだけ頑張りました。
こんな成果が出ました。
どんなに頑張った結果を示しても、評価者が上にあげたい人を評価する腐った体制だったので、評価シートが本当に無意味なものになっていたんです。
こんなの、従業員としてはやる気もなくなりますよね。
頑張っても評価されない。結果を残しても見てくれない。
上に上がるのは上司が気に入った人で、その期間になにをやっていたかは関係ない。
考えれば考えるほどやる気はなくなります。
人のモチベーションって、仕事をやる上でもめちゃくちゃ大切なはずなのに、この人事評価制度のせいでどんどんモチベーションは下がるんです。
人がどんどん辞める会社でしたが、納得です。
頑張っても報われないって、辛いものですからね。
しかも、評価が給料に直結する制度だったので、評価が低い=給料も低くなるので、余計に虚しくなるんです。
「年功序列じゃない、がんばりを評価する人事制度」
耳障りはいいですけど、実運用が伴っていなければ何も意味がありません。
せめて、評価の時に使う人事評価シートくらい、ちゃんと使ってほしいものです。
それを使わないのであれば、本当に何を基準に評価しているのかが分からないので、納得感のかけらもありませんからね。
世の中の不条理を感じた、とある会社の人事制度でした。
ということで、本日のまとめです。
世の会社には、言っていることとやっていることが全然違うところなんてたくさんあります。
人事面でそれが起こっているところも珍しくなく、僕が勤めていた会社もブラックに染まっていました。
実際に勤めて、体験してみないとなかなか知ることができない部分なので、事前に回避するのが本当に難しいのがタチが悪いところです。
転職のときに面接で何を聞いても、制度の実運用の部分なんて見えてこないですからね。
なかなか自衛するのは難しいのが辛いところですが、せめて、出くわしてしまった時にどうするかくらいは考えておいた方が良いかもしれませんね。
その環境で上に上がるために頑張るのか、諦めるのか、違う会社を探してみるのか。
選択肢はたくさんあるので、投げやりにならず、無理をし続けることのないように、自分の選択肢を考えてみてくださいね。
今回は、僕が出会った会社の人事評価の理不尽さについてお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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