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イソップ童話「金のライオンを見つけた男」について

チャンスを掴み取るのは、運もタイミングもあるけど、それよりも覚悟の方が大事なんだろうなと思っているたつやです。

今回は、そんな幸運を掴めるかどうかを題材にした童話である「金のライオンを見つけた男」についてお話しようと思います。

「金のライオンを見つけた男」の物語は、ある臆病で欲張りな男が森で金のライオンを見つけるところから始まります。

男は金のライオンの姿に驚き、金のライオンを手に入れたい気持ちと、金のライオンを恐れる気持ちや、金で出来たライオンなんだから見て楽しむために神様が作ったものなんだろうといった様々な感情を抱きます。

そんな中、男が出した結論は、召使いなどを引き連れてきて、みんなでやっつけてしまおうという結論でした。
でも、大勢を引き連れてきた時には、金のライオンはいなくなってしまっていたという話です。

今回も、要点を3つにまとめてみました。

1つ目は、強欲さの危険性です。
臆病で欲張りな男は、金のライオン欲しさに葛藤しました。
ただ、臆病ゆえに手に入れることは出来ませんでしたが、そもそも欲する気持ちを持たなかればその後の葛藤もなかったはずです。

人は、どうしても欲深くなってしまう生き物なので、その中でリスクを考えて行動したこの男の行動は、もしかしたら最適だったのかもと思ってしまう自分もいますね。

2つ目は、リスクを考えることの重要性です。
臆病で欲張りな男は、その臆病さ故に金のライオンを恐れました。
それは、自分がおかせるリスク許容度をしっかり把握しているということだと思うんです。

別に、臆病が悪いわけではないんですよ。
自分が手を出せるリスクを見極めること、その大切さが描かれているような気がしています。

3つ目は、チャンスを手に入れるためには行動するしかないということです。
臆病な男は、リスクを考えて自分が危険な目にあわないように策を巡らせ、行動が遅くなってしまいました。

実際生きていくときでも、チャンスはそう何度も巡ってくるものではありません。
その時行動できるか、勇気を持てるかどうかで、人生は案外あっさり変わったりもします。

リスクとのバランスが難しいところなので、どっちが正解とかは言えないのが辛いところですけどね。

ということで、本日のまとめです。

イソップ物語「金のライオンを見つけた男」は、自身の欲望と負えるリスクの話を交えながら、幸運を手にするためには勇気を持ってすぐに行動しないといけないという教訓を教えてくれる物語でした。

もちろん、自分のリスク許容度を超えることをしてしまうと、取り返しのつかないことになる可能性だってあります。
だから、この話は単純に行動すれば幸運が手に入るって話ではないと僕は思ってます。

自分が負えるリスクを考えた上で、チャンスがあればすぐに飛び込む勇気を持つこと。
相容れないものかもしれませんが、リスクと行動力のどっちも大切なんですよ。

世の中、そうそうチャンスは転がってきません。
でも、取り返しのつかないリスクを負ってまでチャンスに手を出すのも非常に危険です。

自分にとって、どうなりたいのか、どうありたいのか、その見極めが大切なので、しっかり自分を守りながらチャンスを見極めていってくださいね。

物語の本質とは少し違う話をしちゃいましたが、僕の価値観をお伝えさせていただきました。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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