りゅーきち

日記 頭の中の文字起こし

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最近の記事

酒気帯びでしか語り合えない そんな虚しい 自分ってなんですか

元々打ち上げや飲み会が苦手なタイプだった。 人と会話を続けることがそもそも苦手だし、特に先輩を前にすると結構ガチガチになってしまう。 俺はそれをなんとか脱却するために自分の出番を終えたらすぐお酒をバーカンで買って飲んでいた。先に酔って気を大きくしておく小心者なりの対処法。それをルーティンのように数年続けてた。 しかし先日、人生で1番と言っていいほど身体を壊し、治療の兼ね合いもあり今週末まで禁酒しなければならなくなった。もう6月7日からお酒を一滴も飲んでいない。 元々予定して

    • 全てにこだわりを 全てのチャンスボールにフルスイングを

      久々に未知の領域へ足を踏み入れた。 それは鍼灸整骨院。元々慢性的な肩凝り・首凝り持ちなのだが、ここ数ヶ月で症状が更に酷くなり、ライブ後に右手の薬指が痛むこともあって診察の予約を取った。 学生の頃に保健体育で習った”心身相関”は本当だったんだなと思いながら問診票を書き、カウンセリングの後施術を行ってもらった。 カウンセリングの際にバンドでベースを弾いていることを伝えていた為、施術中の雑談の中でマッサージ師の方から「最近バンドの調子はどうですか?」と聞かれた。 そんな質問に対

      • あきらめていこうぜ ぶっ壊していこうぜ 最初から僕は期待なんてされてなかったし

        最近日に日に悩みが増える。 一人きりになると途端に不安と焦燥が波のように押し寄せる。 寝屋川VINTAGEのメインPAすみさんは「悩むってことは今限界に達してなくてまだまだ伸びしろがあるから大丈夫や」って言ってくれた。 幼い頃、読書好きの母が薦めてくれた『夢をかなえるゾウ』のガネーシャはこう答えていた。 世の中に『必勝!ロックバンド攻略!』なんて本は多分ない。でも複雑かつ多くのスキルが求められるからこそ、生涯の経験と知識が全てプラスに働く気がする。現状実体験に基づいた歌詞

        • しゃくしゃく余裕で暮らしたい 約束だって守りたい

          The Rusted Crownの曲の中に『おかえし』という曲がある。よくサブスクの”ラブソングプレイリスト”に入れていただくことが多いが決してラブソングではなくホームで一緒に戦ってきた仲間が生まれ持った環境に苦しんでる時に書いた歌である。そいつは一昨年の末にバンドを脱退。でもバンドを辞めきれず、とあるバンドのサポートをしながら約1年かけて次のバンドの準備してた矢先、ベーシストの生命線である右指が上手く動かなくなってしまった。いわゆるジストニアと呼ばれるものである。 そんな

        酒気帯びでしか語り合えない そんな虚しい 自分ってなんですか

          このスピードを保っていたい このバンドで存在していたい

          目的地まで片道1時間。最寄り駅までの道中でイヤフォンを忘れたことに気づく。 去年までの自分なら遅刻覚悟で取りに帰っていたが、最近は爆音で耳を塞がなくても少し平気になった。しかし時間を持て余していることに変わりはないので近況でも書こうと思う。 現在のこと自主企画東名阪ツアー『詩行錯誤』は大盛況。名古屋編はソールドアウト。2nd EP『いい人止まりに愛を』もたくさんの方に聴いてもらってるみたいで嬉しい限りです。いつもありがとうございます。 残すは急遽追加した寝屋川VINTAG

          このスピードを保っていたい このバンドで存在していたい

          夢は砕ける前が一番綺麗なはずだろう

          約2時間の通話によるバンドミーティングの後、 中々眠りにつくことができず、8/30から始まるツアーについて文章を書いてみた。 The Rusted Crownはそれなりに遠征をするタイプのバンドだと思う。特に地方のライブハウスとバンドが大好きなので大阪以外の仲間もお客さんも地方在住の人がとても多い。(あまり好きな表現ではないがいわゆる三大都市以外をここでは"地方"と表記する) 前回の『名詩交換ツアー』を経て、「全国各地のライブハウスからフロアがガラガラの日を無くす」という

          夢は砕ける前が一番綺麗なはずだろう

          人に紛れてもう23年

          先月までは不眠に悩まされて、今月は過眠に悩まされてるのは何故か。疲労か低気圧か日照不足の仕業か、なんせツムラの五苓散が手放せない日々である。 しかしこの6月を過ぎれば、目標だった大規模サーキットへの出演。去年のとあるライブの打ち上げで出演者みんなが見放題の話をしてる中、唯一The Rusted Crownだけが出演していなかった。ただただ悔しかった。それでも「最後の最後になんか実ったら それでいいよね」と自分で書いた歌詞をスっと心にしまい、その後もバンドに真摯に向き合い続け

          人に紛れてもう23年

          ようやく掴んだ幸福のしっぽ

          先日、目覚めると俺の部屋で友人がいびきを掻いてスヤスヤと寝てた。 ステージに立つ姿が眩しいあいつも1人の人間なのだなと思い、少し安心に似た感覚を覚えた。 前のツアー中に機材車が故障し、遠征は最近まで高速バス移動を余儀なくされた。どうも自分は公共交通機関が苦手でツアー中に合計4本ほどバスを乗り逃し、約1万5000円をドブに捨ててしまった。そのお金でエレカシのドーム公演に行けて物販も余裕で買える。俺は本当に面倒な人間だ。 先月やっと買った機材車はとても快調に僕らを運んでくれる

          ようやく掴んだ幸福のしっぽ

          やりたいことがあるって言うなら僕も君も幸せ者だ きっとそうなんだ

          来月で仕事を辞めます。退職金(見込み)で新しいマイクを買いました。これからよろしくBETA58A。 バンドと会社員、僕は両方大事に出来なかった。それだけのことです。 でも仕事のおかげでデザインとか文章のスキルは身についたと思ってるし、僕が書いた歌詞の大半は仕事の失敗談なので、ラスクラに多大な影響を与えてます。たぶんフジファブリックくらい。お世話になりました。 学生時代に賞状やトロフィーを貰ったことは何度かあるけど、自分がやりたいことではなかったから褒められても嬉しい気持ち

          やりたいことがあるって言うなら僕も君も幸せ者だ きっとそうなんだ