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新橋のバーに行ってみた【BAR】

 こんばんは。二十歳の大学生です。
とんでもなく若造でありながら、「バー」という空間が持つ独特な雰囲気の虜になりそうな今日この頃。

今現在青山の建築系のオフィスにてアルバイトをしているのですが、電車帰りの乗り換えで「新橋駅」をいつも利用します。これまで寄り道などはせず、真っ直ぐ帰ることが多かったのですが、地下鉄の駅構内を出て地上に上がり、JRの改札に入るまでのわずかな距離。その間に漂う夜の街特有の匂いと陽気な人々の誘惑に釣られ、この間とうとう、夜の新橋へ踏み出してしまいました。

構内から飛び出してみたものの、僕は一人です。ホームから眺めたことのあった大衆居酒屋などにはなんとなく行く気分になれず。ラーメン屋でお腹を満たした後、ひっそりとしたバーを求めて彷徨いました。

辿り着いたのは、駅から数分歩いたところにある、雑居ビルの3階にお店を構えるバー。調べたところ評価が良かったので行ってみました。入口のドアを開けるとシブい見た目のマスターがいて、とても落ち着いた雰囲気。

その日はウィスキーを三杯、どれもスモーキーなものを頼みました。
初めはロックで、その後はストレートで二杯。

僕にとってバーのいいところは、お酒をゆっくり味わいながら飲めるのに加えて、歳の離れたマスターといろんな話ができることだと感じています。

お酒のことに初まり、お店を始めた時のことや、マスターが学生だった頃の話、などなど。

どれも自分の知らない世界のことで、密度のあるお話。
そんな話を穏やかにできる空間が、とても楽しく感じます。

丁寧なマスターの手つきを見るのも楽しい…笑。

タバコを吸いながらいろんな話を聞いてお酒を飲んでいると、あっという間に時間が過ぎます。

そこのマスターとは30歳ほど歳が離れていましたが、ラインも交換していただき、「また来てね」と言ってもらえました。

一人だけ若造すぎるだろ、ところに新たな居場所ができたような気がして、とても嬉しい気持ちになりました。

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