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自分なりにクリエイティブになる方法

こんにちは。僕は建築学科に入って3年目で、裏を返せば三年間何かを「創作する」という事に結構な時間と労力を割いてきたことになります。

この記事では、そんな生活の中で自分が発見した「柔軟なアウトプットをするために必要な要素」を、いくつか紹介してみたいと思います。

前提として申し上げておくと、僕はもともと、物事を硬く考える「真面目」な性格で、正直言ってアーティストのようなタイプではないと感じております。ですのでこの記事では、僕との似た、アウトプットに対する若干の苦手意識のある人たちが読んで、共感してくれると幸いです。


アイディアを出したいとき

1.「良い」をインプットする

アウトプットの話なのにいきなり違うやないかい、と思われるかもしれませんが、凡人がいい発想をするには、まず「既製品」が何かを知る必要があると、日々勉強する中で感じます。これを怠ると、自分の中でこねくり回して「これだ!!」と思ったアイディアが、実はありふれた特徴のないものだった、なんてことに陥りません。
まずは、事前に既にあるものを調べることで、自分の中で
「標準なもの」「ちょっといいもの」「かなりいいもの」
の三パターンくらいになんとなく分けていきます。
或いは、日々の生活の中で「いいな」と思う瞬間を集めていくのも有効です

2.何がいいのかを考察する

上記のような方法で事例を見ていく中で、「これいいな」とか、「これ面白いな」と思ったら、それのどこがそう感じさせたのか、考えていく事が重要です。なぜならば、将来的には自分も「面白い」と思われるような発想をしなければならないからです。
・「標準」の何をどう変えることでを「面白い」にたどり着いたのか
・その面白さによって、何が生まれているのか
・似た方法で、自分も何かやるとしたらどの部分を変えてみるか
といったことを、ぼんやり考えるだけでも、発想の引き出しは広がっていきます。
これは完全に習慣で、ぱっとやろうとして簡単にできるものではないと思います。また、この効果は、日々の中で思考や分析を蓄積していって初めて発揮されるものなので、日常的に「これいいな」とおもったものの、「何が」「なぜ」「どういった点で」面白いのかをかんがえることが必要です。

3.既存のものを同じ方法で改善する

上のステップで、何をどうすれば「面白く」できるかを考えたら、それを脳内で実践してみることを考えます。似たような事例で、自分のアイデアとして何か新しい発想をしてみることで、優れた発想をトレースすることができます。この作業を反復することで、思考の引き出しが自分のものになり、クリエイティブなものが考えられるようになります。

4.ひたすら手と頭を動かす

正直言って、上の三段階は、とてもスムーズに進められる代物ではないと感がています。いいアウトプットができるには、最低でも一回は自分の中にある壁を突破しないといけません。そのためには、とにかく書きまくることで、考えていることを可視化していく事が重要です。

日々を面白くしたいとき

1.まじめに考えるのをやめてみる


僕は日々過ごす中で、「これはこうやってやる」「この作業はおもしろい」「あれはつまらない」などといった枠組みを作り、そこの中に納まってしまいがちです。ですがそれは不変原則でもなんでもなく、自分の解釈に過ぎません。なので、日々の生活につまらなさを感じたら、一旦、自分の視野が狭くなっていることを認識する必要があると言えます。
その上で、その枠組みをいったん抜きにして考えてみようと感じることが大切ではないでしょうか。
また、そうすることで得られるものをさらに言語化すると、以下のようなものもあるのではないかと感じています。

2.逆にしてみる


これは「リフレーミング」と呼ばれるれっきとした技なんですが、キツいなーと思うことがあった時に、「これは以下に早く終わらせて自由時間を確保できるかのゲームだ!」と思ってみたり「このキツい時間は精神修行になって、きっと今後多少のことがあっても余裕になれる!」と考えてみるなど、ポジディブに捉え直してみることがいいと言われています。ネガティブーポジディブの反転以外にも、チョコプラの長田さんのように「いわくなしスポット巡り」や「6秒クッキング」など、通常のイメージの逆のルール、縛りを課した企画は面白くなりやすい印象があります。日々仕事で忙しい時に、家での料理が面倒だと思ったら、敢えて休日を一日フルで時間を使ってガチ料理に挑戦してみたりすると、料理に対する見方が変わったりもするでしょう。

3.混ぜる


異なる要素を組み合わせるのも有効です。建築の事例では最近増えているように感じますが、住宅と畑をくっつけてみたり、睡眠スペースとオフィスをくっつけるなど、パッ見異なるイメージなものを同時に存在させると、新鮮なイメージだけでなく、思いもよらない面白さが得られたりします。


まとめ


以上、
インプット
分析
応用
試行錯誤
そして
意識的にふざけてみる
逆にしてみる
混ぜる
と言ったら方法を、自分なりにまとめて紹介させていただきました。ぜひ参考にしてみてください。

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