【フィリピン留学】良い学校でも日本人比率が多い学校は要注意?!
みなさん、こんにちは。留学GATEのMisakiです。
私がセブ島の語学学校でスタッフとして働いていた時のことです。
語学学校にほど近いカフェの前を1人でトボトボと歩いていた時にアラブ人の友人が「Hey~!Misaki! Come here~」と声をかけてきました。
声がした方向を向くと、カフェのテラス席にアラブ人の生徒さんが6名程いてご飯を食べながら何やらトークに花を咲かせていました。
そして”おいでよ~”と声をかけてもらった私はノコノコとその会に参加させてもらいました(※知らない人に話しかけられてついていくのは絶対にダメですよ!!)。
私がその場に現れるまではみなさん母国語で会話をしていましたが、日本人の私も会話を楽しめるようにと、英語を使って会話を始めてくれたので、その気持ちがありがたいな~と思っていた瞬間、いきなり数名が立ち上がり
「僕が食事代をだす!!!」
「いや、俺だ!!!」
「いいや、私だ!!!!!」
と、誰がお食事代をだすかについて激しい口論が始まりました(この瞬間から英語ではなく母国語に戻りました笑)。
いきなりどうした?!状態の私でしたが、その場に呼んでくれたアラブ人の友人の説明では「母国では食事会の際にまとめて支払いができる人が1番ステイタスがあると認められるんだ。だから食事代をみんなが出したがってるんだよ。」とのことでした。
”わーお。これが異文化ね。”と思ったと同時に”え、これは私も口論に参加した方がいいのか?!”と1人焦りました(笑)
結果は私の友人であるアラブ人がみんなが口論をしている最中に、1人お支払いをスマートに済ませ、場をきれいに静めていました(笑)
プチ異文化体験をシェアさせて頂いたところで今回のテーマ【フィリピン留学】良い学校でも日本人比率多い学校は要注意?!について熱く語っていきたいと思います。
語学学校の資本の違いとは
フィリピンの語学学校は大きく分けて”韓国資本”と”日本資本”の語学学校があります(その他にも台湾資本などもありますが、この記事では主に韓国と日本資本の違いについて触れたいと思います)。
と、ふと疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。
意外かもしれませんが、もともとは韓国の学歴社会がフィリピン留学の発展に大きく関与しているのです。
学歴社会の韓国では大手の会社に就職したい!と思うと、履歴書に書けるTOEICのスコア(最低でも900)が必要でした(もちろん英語力+インターンやボランティア、大学での内申点など諸々ハイスコアが必須)。
韓国内で英語力を短期集中的に上げることは講師の質・確保の点などを考えた結果、難しい…となった時にBPO産業(英語を使ったコールセンターやサービス)で発展途上であったフィリピンに目をつけ、韓国人が最初にフィリピンに語学学校を開校したのです。
最初は韓国人の学生がターゲットだったので、スパルタの語学学校が基本でした(授業は8時~17時頃まで+早朝単語テスト+19時~2時間程強制義務自習+その後明日の予習といったスケジュールで寝るのは翌日になってからという人も少なくありませんでした)。
韓国資本の語学学校がフィリピン国内に広がり、その後、日本資本・他国資本の語学学校も徐々に広がったという流れです。
一方で日本資本の語学学校は、韓国資本のものより日本人に馴染むような校風なところが多いです(先にフィリピン留学で繁盛していた韓国資本のスパルタ式とはまた異なるスタイルを確立しないとビジネス的にも厳しいという点もあるかとは思いますが)。
授業は韓国資本同様に8時~17時頃までありますが、その後は特に単語テストや強制義務自習の時間はなく、門限まで(だいたい22時ごろ)平日も外出可能というところが多いです。
目的に合わせて語学学校は選ぶべき
資本によって、その語学学校に入学している生徒さんの求める環境が異なります(=生徒さんの雰囲気や特徴も資本によってある程度傾向があります)。
先ほどの章で少しお話させていただいたように真面目にストイックに英語学習に取り組みたい方は韓国資本、ある程度自由な校風が良いもしくは自己管理は自分でできるという方は日本資本の語学学校に入学するケースが多いように思います。
なかには利用した留学エージェントからおすすめされた語学学校に申込み、自分の理想とはあれれ・・・全然ちがったんだけどな・・・となる方もいらっしゃいます(数はそこまで多くはありませんが、理想と現実の差があまりに異なる場合、現地にて語学学校を途中キャンセルされる方も残念ながらいらっしゃいます><)。
個人的には”自己管理が厳しくできる人”であれば、どの資本の語学学校を選ぼうと英語力の習得度は変わらないと思っています。
(だってね、自己管理が厳しくできる人=放課後も外出せずにその日の授業の復習+翌日の予習もきちっとこなせる人ですもの)
ですが、私たちの多くは、”か弱い人間”です。
どんなに渡航前までは”絶対に平日は朝から晩まで英語漬けの日々を送ってやる!!!”と心に決めていても、校則が厳しくない語学学校に行ってしまうと周りに流されてしまうのです!!!!
(経験者は熱く語ります笑)
なので、語学留学の目的を明確にし、その目的に合わせて語学学校は選ぶべきだと思います。
今この記事を読んでくださっているあなたの語学留学の目的はなんでしょうか?
ほとんどの方が上記のような思いを1番に抱いているのではないでしょうか?
なんて考えている人はほとんどいないと思います。
ですが自分の目的をしっかり目極め、その目的を叶えられる語学学校をしっかり選定しないと、楽しかったな~!!!!でも英語力は伸びなかったな…という”遊学”で終わってしまう可能性がめちゃくちゃあるのです!!!
生徒さんの国籍比率はなんだかんだで大事!
そんな生徒さんたちは、フィリピン留学期間中はどんなにきつくても耐えてみせます・・・!英語力を確実に上げられるなら(泣)とお話してくださいます。
個別カウンセリングを行った上で、韓国資本のスパルタ式にもついていけるんじゃないかなと思った方には韓国資本の語学学校を提案させて頂いております。(※無理に韓国資本の語学学校のみを猛プッシュすることはありませんのでご安心ください^^)
韓国資本の語学学校のいいところはというと、
最近では韓国人の生徒さんはもちろんのこと、高い英語力を手に入れ一家の大黒柱となるべく厳しいIELTSコースを受講するベトナム人や台湾人、タイ人の生徒さんも増えています。
そしてスパルタな環境で英語力の向上のみを考え、あえて厳しい韓国資本の語学学校を選択する日本人の方も増えています。
日本資本の語学学校(必然的に日本人の割合が7割~9割ほどになり、学生ノリのような楽しい環境になってしまうことが多いです)でも”自己管理が厳しくできる人”であれば、問題ありません。
しつこいようですが、私たちは”か弱い人間”です。
周囲の環境にはどうしても流されやすいのです。
語学留学の目的が”使える英語力を手に入れること”であれば、環境がきつくても同じ志を持った多国籍な仲間がいる語学学校の方が英語力が伸びそうではないでしょうか!^^
「いや~それでも韓国資本のスパルタについていけるか分からない」
「あれもこれもしたいけど、どれが1番したいことか分かんなくなってきた!」
「他にも語学学校の違いを知りたい!」
などなど、疑問や興味がありましたらどしどしお問合せくださいませ~♪
それではまた次の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
それではまた次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
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