見出し画像

エジプトで起業します。

皆さんこんにちは!突然ですが、私この度

エジプトで起業します🇪🇬

「は?え、、エジプト??」

というリアクションをされている方も多いと思いますが
7月25日に僕は日本を去ります。

決めたのは先週で
株主、関係者に報告をし終えたので
本日一つずつ説明していこうと思います。

海外で挑戦するわけ

話し出すと酒のつまみで朝まで語れちゃうのですが、簡潔に伝えると海外でビジネスをすることが僕の「夢」だったからです。高校生の頃から「25歳までに海外で挑戦する」ということが僕の目標であり、夢でした。

起業した際も、周りに東南アジアで起業している日本人の先輩に憧れて「グローバルカンパニーを作る」ということだけをこの一年半思い続けていました。

また、会社としては「Make a lifestyle of start ups 」というビジョンのもと、この1年半日本での起業家支援を行ってきました。一方その裏では「Build the infrastructure for entrepreneurship」=「世界の起業のインフラを構築する」というミッションを掲げており必ず数年に以内に拠点を海外に移すということを決めていました。

そしてこの半年間アメリカ、ベトナム、エジプトの起業家、投資家と出会い、彼らに影響され、予定より少し早く海外で勝負をすることになりました。

アメリカでの経験

世界で挑戦することに決めた要因はこの半年間での経験でした。

NYでスタートアップと壁打ちした時の写真


弊社の株主(冨山さん)のご好意で、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスに連れて行って頂き
ニューヨークではアクセラに参加しているスタートアップと壁打ちをしたり、VCにピッチをしたり(ボコボコにされた)
サンフランシスコ、ロサンゼルスではミートアップに参加して日本人の起業家、そして現地の天才起業家たちと話し合いをしました。

そこで感じたことは日本とは
「次元が違う」(特にサンフランシスコは異次元)

わかってはいたのですが、実際に話していると

・22歳でプレシードで5億調達
・チームが全員ハーバードとか、スタンフォード
・エンジニアはGoogle出身とか

CEOは全員20代前半の話

こういう同世代の人たちが草むらのポケモンくらいの頻度で現れる。

また肩書きだけではなく、視座のレベルも高く、常に「世界をどう変えられるか」を考えている。

プレシードの時点でもう圧倒的な差を見せつけられました。

さらに
・英語、コードがかけないと人権がない
・優秀なチームが作れないなんて論外

ミートアップの中での僕は
完全に虫ケラにもならない「空気」の存在でした。

「あ、これは本気で日本やべえ」

ここから本気で海外移住を考え始めました。

新興国の圧倒的スピード感

本気で海外に移住しようと思った僕は、こちらも株主のご好意で
株主がいるベトナム、株主の会社があるエジプトに訪問しました。

株主の工藤さん、ジェネシアの河野さん、kamereoの田中さん

ベトナムは超IT大国
エジプトは新首都を急速で設立しています。
しかも平均年齢も31歳、26歳と労働人口も多い。

どちらも1970年代の日本のような盛り上がりで高層ビルがドンドンと立ち上がり、スタートアップへの投資額も年々数倍のペースで増えています。
物価や、円安の影響により、想像していた以上に物価も高かったです。

日本経済にはまだまだ及ばないものの、日本の経済の衰退、人口の減少と新興国の成長速度を考慮するとあと10年後にはかなり日本に近づくのではないかと肌で感じました。

ここでも
「あ、これは本気で日本やべえ」
世界どこへ行っても、日本、自分の危機感を感じる毎日でした。

なぜ世界にごだわるのか

世界にこだわる理由は、
Astar の渡辺さんも言っていたように
ここで日本人の起業家が世界で勝たなければ、外貨を稼がなければ本当に日本は「沈んでいく」からです。

僕は日本という国が大好きです。
自分たちの子供の世代でも海外で挑戦できる環境を作りたい。
日本人として生まれてきたからには、日本人の世界的な価値をあげたい。
自分が日本人として生まれた証を残したい。そう思っています。

その未来を作るためにはもっともっと海外で勝負する、世界のマーケットをみる起業家が増えるべきです。

僕が海外に行って感じた日本人が勝てない理由は
圧倒的に「挑戦する人の数」
どこの国にいっても日本人はいなく、いたとしても少数でコミュニティがとても弱い。

いまだに日本は「実力をつけてから世界で戦わなければいけない」みたいな風潮がありますが
それは過去日本強かったらであって、今とはわけが違います。

確かに、海外で異次元な天才たちもいたけど、日本人でも負けていない人もたくさんいます。

ぜひ若い起業家志望の方にはそんなつまらない現実など気にせず、0→1からぜひ世界で戦って欲しいです。

今の日本人でもTOYOTA や三菱のようなグローバルカンパニーを作れるんだと証明してやりたいです。

僕たちも背中で語れるよう奮闘します。

なぜエジプトなのか?

では、なぜ「エジプト」に移住することになったのかをざっと説明します。

①市場の可能性
エジプトはアフリカで今急成長しているナイジェリア、ケニアなどに次いで
ここ数年間で急速に成長する国と言われています。

new capitalの政府関係の建物

その理由は
先ほど述べた通り、エジプトは新首都を作っています。
イメージとしてはドバイに近いような近未来的な首都を作っており、中国をバックに砂漠のさら地に建物を建てまくっています。
従って、不動産もバブルがきており、海外の投資家がnew capitalの不動産に投資をしまくっています。
今はまだ政府関係の人しか、住んでいないようですが、数年後にはお金持ちを中心に人も移動していきます。

また、人口と平均年齢からから見ても国力が高く
人口はおよそ一億人、そして平均年齢は26歳と未来しかない国です。
貧富の差はかなりありますが、大学生は日本の大学生よりも英語が話せるイメージでした。

エジプトの可能性についての記事:
「Venture capital funding in Egypt reached a record high of 147 deals in 2021」

「Egypt prepares to start move to new capital, away from the chaos of Cairo」

②プレイヤーの少なさ
ダウンタウンに行って驚いたのは、圧倒的外資企業の少なさ。そして、道を歩いていて別人種の人がいない。世界にどこにでもある中華料理店さえも少ない。
市場の成長度に対してのプレイヤーの少なさに注目して
「ここでなら勝てるかもしれない」とかなり先行優位性を感じました。

③一番未知な選択
なんといっても、最終的な個人の理由はここ。
あまりにもエジプトという国が未知すぎるからです!笑

現地のエジプト人、スタートアップの方々とのミートアップ

まず日本人でスタートアップやってる人いないので、日本人視点から見たリアルな情報がわからない。

9割がイスラム教徒、1割がキリスト教徒(コプト教)なので、ライフスタイルも食事も全く違う。

個人的には
食事が自分に合うか心配です笑
美味しいんですけど、重くて食欲が出なかったのと、基本的にずっと腹痛+下痢でした😇

だからこそワクワクするものがあるので、本当に楽しみです!

あとは、ご縁や環境の良さ、ビザの取得が簡易なことなどが後押しをしてくれました。

エジプトで何をするのか?

エジプトでは、Heimatの子会社を設立し

起業家シェアハウス(現地人、外国人向け)
起業家支援/アクセラサポート
マーケティング

を行う計画でいます。

需要があれば、不動産仲介やエジプト進出のサポートをやろうと思っています。

日本の会社に関しては、他のメンバーに任せ、日本の起業家シェアハウスを少しずつ拡大していく予定になります。

なんてかっこいいこと言っていますが

最初は仕事ないので、仕事をぜひください!
優秀で英語、日本語ができるエジプト人の人材も既に囲っているので

現地のレポートからオフショア、コンサルまでなんでも頑張ります!笑

特に弊社は新規事業開発とコミュニティ形成が得意です!

連絡はDMまたは、kigyouka@heimatinc.com
でお待ちしております!

Heimatが目指す世界線

最後に、Heimatが目指す世界線をご説明したいと思います。

Heimat 株式会社のミッションは
世界の起業のインフラを構築することです。

この10年、20年で国境という概念が薄れていき
様々な人が自分の生まれた国以外で生活をする世界線がきます。

起業家も同じで、国境という概念がなくなり
自分の好きな国で、可能性を感じた国で、自分がやりたい場所で起業、スタートアップをする流れが確実にきます。

そこで大事になってくるのが、
「アクティブな起業家コミュニティ」です。

僕が視察に行った時に感じた課題、現地の外国人起業家に聞いた課題が
①現地のスタートアップと投資家と繋がるのに時間がかかる
②現地の需要がわかりにくい
③普通に友達ができない
④常にアクティブなコミュニティがない。見つけにくい。
ということです。

Heimat、起業家シェアハウスの強みは

この4つの課題を一つの箱を作るだけで、解決することができます。

①コミュニティ単位で人を紹介できる
②現地の起業サポート、情報シェア
③同志が集まるコミュニティ
④シェアハウスという、常にオープンな箱

特に③④が大切で
どんなオンラインコミュニティよりも、weworkよりも常に人が動いて、人と人との繋がりが深いコミュニティがシェアハウスです。

また、僕たちがさらに想い描いている世界は
195カ国のリアルコミュニティ同士が繋がれるオンラインコミュニティです。

たしかにオンライン上だけのグローバルなコミュニティはあるかもしれませんが

しかしリアルコミュニティの上にオンラインコミュニティがある。
そんな起業家コミュニティないですよね!

考えるだけでワクワクが止まりません。

あなたの好きな時に、好きな場所で起業できる。
そんな世の中にしたいと思っています。

私たちは
10年以内に100カ国、20年以内に全世界に起業家シェアハウスをオープンさせ正真正銘の「グローバルカンパニー」を作ります。

僕はこのミッションに自分の人生を賭けると決め、一ヵ国目としてエジプトを選びました。

最後に

Heimat Egypt で一緒に起業してくれるクレイジーな人を募集しています!
基本的に片道切符ですが、興味ある方はぜひDMお願いします。

条件

  • 20歳以上

  • 英語話せる

  • 人生を海外にフルベットできる

必ず人生を良い意味でクレイジーにさせる自信があります!

また日本本社のインターン、副業、共感してくたお手伝いさんも募集しています。

7月24日までにDMまたは、kigyouka@heimatinc.com
でご連絡お待ちしております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?