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そうとは限らない、フードロス。

こんにちは!ウイスキー専門店のバーテンダーであり、9年後に蒸留所設立を目指している竜之介です。

昨夜は久しぶりにホルモン焼肉を食べました😁そこで「フードロス」に関する話をしたので、綴っていきます!よろしくお願いしまーす!!

フードロス対策といえば。

先進国を中心に、世界では毎日大量の食べ(られたはずの)物が廃棄されているらしい。

WWF(世界自然保護基金)と英国の小売り大手テスコが2021年7月に発表した報告書「Driven to Waste」によると、世界で栽培、生産された全食品のうち約40パーセントに当たる25億トンの食品が年間で廃棄されているといいます。

更に、「Driven to Waste」によると、世界で年間に排出される二酸化炭素のうちの10パーセントを食糧廃棄物が占めると言われ、これはアメリカとヨーロッパで自動車が1年間に排出する量のほぼ2倍に相当しているようです。もはやフードロス=環境問題、じゃないですか。

だからこそ、ご飯は基本残さず食べる。

しかしそれだけがフードロスに繋がるのか?という問題提起が起きたんです、焼肉屋さんで。

あえて「食べ残す」フードロス対策

昨夜は僕の彼女と父親と3人で焼肉を食べに行きました。

そこで出てきたとあるメニューが「思ったよりも美味しくなかった」ようです。

ハラミやカルビはどんどん減るのに、そいつだけ全然減らない。残すことは良くないと思っていた僕は、平らげようとしました。しかし、ここで父親から一言。

「残しとけ。」

なぜなのか。僕は反論しました。
「もったいないやん。」

すると父はこう説いたんです。
「今ここで残したら、美味しくなかったという意思表示になる。これがサービス向上に繋がれば、かえってフードロスに繋がるんちゃうの?」

主体的に向き合おう、フードロスと。

もちろん食べ残すことがお店のサービス向上に繋がる可能性は未知数です。そこで働いている方々が残り物の乗った皿を見て何を思うのか、サービス向上に繋がるのか、、そこからフードロスという言葉が浮かぶのかどうか。数値化できないですよね。

だから決して、美味しくないと思ったものを残したほうが良いとは限りません。ここで重要視しているのは「主体的に」フードロスと向き合っているかどうか。

要するに、自分の考えを持ってこの議論に参加しているかどうかだと思うのです。

食べ残すか残さんかでいちいち考え過ぎやねん!と思う方もいるでしょう。
あえて残すって、世界中にどんだけ飢餓の人がおると思ってるん?とこの議論を馬鹿馬鹿しく思う人もいるでしょう。

それではあなたは、フードロスという議題に対してどんな意見を持参しますか?

そんなことを話しながら、昨日はビールをグビグビ飲んでました🍺うまいなぁ、ビール。

ほな、乾杯。

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