〈ちょっと〉の工夫で足が太くならない痩せる筋トレ方法
太ももを鍛えると脂肪燃焼効果が上がり痩せやすくなる。
誰かにそう言われた事はありませんか？
確かに太ももを鍛える事で代謝が上がり（体の中で1番大きな筋肉で歩くだけでも常に使われるからエネルギーをたくさん消費する）痩せやすくなるのは事実だが、闇雲に太ももを鍛えると足が太くなる。
ダイエットの為に筋トレをするのに足が太くなるなんて本末転倒じゃないか。
そう思い〈結局筋トレもやらずじまいでいるあなたへ〉伝えたい足が太くならない筋トレ方法をご紹介する。
そしてダイエットのみにとどまらず、サッカーを始めとしたほぼ全てのスポーツで当てはまるパフォーマンスアップのヒントとなる情報も織り交ぜて紹介するので、是非最後まで読んで見てほしい。
太ももは４つに分けられる
一口に太ももといっても筋肉にすると10以上の筋肉がある。大まかに分けると「前、後、内、外」の4種類。
このうち、前後の太ももの違いを理解すると、足を太くする事なく筋肉をつけ、そしてスポーツのパフォーマンスアップも狙える。
アクセル筋とブレーキ筋
太ももには体を支えるという役割があるが、前後に分けるとアクセルとブレーキという役割が出来る。
例えば100メートルダッシュをする時、スピードをどんどん加速させる為の筋肉は太ももの裏側についていて、私はこれをアクセル筋と呼ぶ。
ダッシュを終えた後、スピードを落とす為に使う筋肉は太ももの前側についていて、私はこれをブレーキ筋と呼ぶ。
太ももを鍛えようとする時、まず頭に浮かぶのはスクワットだろうが、通常のスクワットをするとブレーキ筋である太ももの前側を鍛えてしまう。この前側を鍛える事こそが、足を太くする原因になるのだ。
サムライジャパンの話をする
「太もも」に関連して１つこんな話を紹介する。ひと昔前の、まだ世界に大きく差をつけられていた頃のサッカー日本代表の話。
サッカー選手といえば、足が太い。
そんなイメージはありませんか？昔の日本のサッカー選手は知ってか知らずか、太ももの前側ばかり鍛えていた。
長く走る為、早く走る為に鍛えていたのかもしれないが、結果的にブレーキばかりを鍛えスピードを失ってしまっていたのだ。
欧州の一流選手達の足は昔からそれ程太くなかった。これはブレーキとなる前側ではなく、アクセルとなる裏側を鍛えていたから。日本人には無い爆発的なダッシュ力、スピード、そしてパワー。これらを生み出したのがもも裏の太く見えない筋肉だったのだ。
最近の日本のサッカー選手はこの事実を知っているんだろう。世界で活躍する日本人選手で足がそれ程太くない選手が増えてきたように思う。
欧州の選手や昔と今の選手の足の太さに注目して選手を見比べてみる、マニアックな人は是非やってみて下さい。（笑）
そして、サッカーに限らず瞬発力、スピードを手に入れたい人は太ももの前ではなく、裏側を鍛えるようにしてみて下さい。パフォーマンスアップに繋がるはずです。
※例外としてバドミントンのように、動きをピタっと止める必要のあるスポーツではももの前側も大事になり、バド選手の足が太い理由はここにある。
バドミントンが見た目以上にハードだと言われるのは、このアクセルとブレーキを超高頻度に繰り返すから。
さぁ、今すぐもも裏を鍛えよう
前を鍛えると足が太くなり、後ろを鍛えるのをオススメする理由が分かっていただけただろうか？
分かったらすぐ実践！
うつ伏せになりかかとをお尻に付ける運動。
これがもも裏を鍛える動きだが、このままでは負荷が軽すぎるので足首に重りをつけてやるのがオススメ。
〈画像準備中〉
面倒くさい！
これでも負荷が足りない！
多分そう言われるだろう事は私も分かっている。（笑）
そう、もも裏鍛えるのって難しいんですよ。
本気でスポーツをする人はジムやダッシュで鍛えて下さい。
...匙を投げるなって？
ちょっと前までプロでも鍛えられなかったんですから、お許しを。（笑）
足痩せダイエットなら
と、このまま終わるのはあまりにも無責任なので最後にダイエット目的の方の為にお手軽なエクササイズを紹介する。
少し工夫を入れたスクワットをしよう。
足を肩幅より広めに開き
つま先は外（真横）に向けガニ股になる
この状態でスクワットをしてみよう。
通常のスクワットがももの前側だけキツイのに対し、ガニ股にするとももの内側と少しだが裏側に力が入るのを実感出来たはず。
このガニ股スクワットを日常の習慣にする事で、足を太くする事なくモモを鍛え、代謝が上がり、ダイエット効果を得る事が出来る。
もっというとモモの内側を鍛えるとo脚の改善にもなるから一石三鳥のスーパー万能エクササイズなのだ！！
※なんでo脚の改善になるのかまで知りたい人はサロンでお話ししましょう。
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〜まとめ〜
太ももの前側→ブレーキ筋鍛えると足が太くなる
太ももの裏側→アクセル筋ダイエットやスポーツのパフォーマンスアップにはこっちを鍛える
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