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【反省note】スマホ中毒に飽き足らず、スマホ人間となってしまった私

「私が配信よりも映画館で映画を観たいと思うのは、途中でスマホを見てしまう心配がないから」

そんな事実に、最近気づいてしまった。

どうやら自分は、外的要因で縛られない限りスマホをいじってしまう人間になってしまったようだ。

愕然とした。しかしよくよく考えてみれば、私のスマホとの付き合い方は常軌を逸している

朝起きればすぐさまネットニュースやSNSを開き、昼ごはんを食べる際もスマホでアニメ視聴。移動中はスマホで音楽を聴きながら、通知が来ると嬉々としてスマホを開く。そして夜は寝る時間になってもスマホでYouTube

そんなルーティーンが、ほぼ無意識で行われている。

もはやスマホ依存という言葉では言い足りない。スマホが生活の主軸となったスマホ人間に、私は成り果ててしまったのだ。


「今、この瞬間」の境界が曖昧になる

「今、この瞬間を大切に」というアドバイスは、『嫌われる勇気』をはじめ多くの書籍やブログで見られるが、私はスマホに注意力を奪われるせいで「今、ここ」に集中できないことが多い

そして集中力・注意力が散漫になったことで、作業効率はもちろん、精神面での充足感にも影響が出てしまっているように思う。

例えば音楽に夢中になっているせいで、何気ない季節の変化を楽しむ時間が失われたり、久しぶりに友達に会っても、スマホのバイブレーションが気になって会話を楽しめなかったり

気軽にネット空間や音楽に没入することができるため、空想と現実の境界が曖昧になり、今この瞬間にしか存在しない現実が背景となってしまっている

何気ない幸せが、ことごとくドーパミン的快楽に置き換わっていると考えると、なんだか悲しい気持ちになる。「今」をしっかり知覚するために、スマホ断ちをしようと心に決めた。


※「今、この瞬間」の重要性が説かれたお気に入りの本👇


現実逃避促進マシーン

自分で言うのもなんだが、私はお世辞にもメンタルが強いわけではない

むしろ、多かれ少なかれ常に後悔や不安が胸に渦巻いている、と言ってもいいくらいである。そんな私にとって、スマホは都合のいい現実逃避の手段となってしまう。

別に一時的に現実を忘れるぐらいなら問題はないのだが、腹立たしいことにコイツは半永久的にコンテンツを提案し、現実逃避し続けるよう誘惑してくる。これが厄介なのだ。

最近だとスマホで現実逃避していたせいでweb適正テストを勉強不足で挑む羽目になり、見事に撃沈した。なんとも情けない話である。

この経験がまた負の感情を生み出す → 現実逃避モードになる → またスマホばかり触るようになる、という最悪のシナリオだけは避けたい。

スマホすら触れないほど現実がめちゃくちゃになってしまう前に、さっさと現実と向き合うことにする。


あえてアナログを選んでみる

スマホ断ちするために、手始めにデジタルからアナログへの移行を試みた。

例えば、最近は本を電車の中で読めるよう、電子版で買っていたのだが、現在はできるだけ紙の本を読むようにしている。(電子版を読むのは電車内かつ、本が取り出せないほど混雑している時だけ。)

あとはメモも Notion ではなく紙のメモ帳に書くことにした。ちなみにこの記事のアイデアを思いついた際も紙にメモした。

アナログとデジタルのハイブリッドで。メモは無印良品で買った

今までは「電子書籍を読もう」「ちょっとメモっとこう」とスマホをつけたのに気付けばSNSを開いていたなんてことがザラにあったので、スマホを無駄にいじる可能性を断ち切るこの方法は効果抜群だ。

またメモに関しては、フリックやタイピングよりも自分の手で文字を書いた方が自分の考えを整理しやすい気がした。文字を書いている間にも色々考えられるからだろうか。


スマホに全てを奪われないために

「スマホは時間泥棒」とはよく言われるが、私にとってスマホは時間だけでなく幸せや経験、果ては自分の人格をも奪いかねない危険物である。

それにようやく気付くことができた。

自制心のない自分を深く反省し、スマホの使用が最低限の生活をこれからも模索していきたいと思う。


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