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職業適性の見定めに役立つ6つのパーソナリティタイプからジブンを知る。

検査を受けて、今のジブンの職業に疑問を抱き始めているりょうぞうです。(嘘です。)こんにちは。
疑問は抱いてはいませんが、ある意味「当たり!」だったことに驚いています。

なんのことかというと

「VPI職業興味検査」

っていう、6領域の職業興味と5つの性格傾向から「どんな職業に興味があるか」を診る検査のこと。

就職活動やハローワークなんかで、やったことある方も多いかと思います。
先日キャリアコンサルタント養成講座の授業の一環で、わたしも受けてみました。

アメリカの心理学者ジョン・ホランドの理論をもとにした職業興味検査で、時間は15〜20分。160の職業に興味や関心があれば【Y】、嫌いだったり興味がなければ【N】に○をつけていく。

「へ〜、こんな職業もあるんだ。」なんてことを思いながら、直感的に【Y】or【N】に○をつけていく。

(↑実際に行った検査用紙はこんな感じ。)

○の数を採点用紙に、決められた法則をもとに○の数を記入して簡単な足し算をしていく。

そうして結果として出てくるのが、


**① 【興味領域尺度】興味を持っている職業の分野

② 【傾向尺度】職業の好みに反映された興味以外の心理的な傾向**


① 【興味領域尺度】

「RIASEC(リアゼック)」と呼ばれる興味6分野の各尺度

・R(Realistic)・・・現実的
 機械やモノに関心が高く、ものづくりを好むタイプ
 例)料理人・電車運転士・歯科技工士・酪農家・消防士 等
・I(Investigative)・・・研究的
 研究や調査に関心が高く、探索的な仕事を好むタイプ
 例)内科、外科医師・○○学研究者・薬剤師・パイロット 等
・A(Artistic)・・・芸術的
 音楽・芸術・文芸などへの関心が高い、感性を大切にするタイプ
 例)俳優・通訳・コピーライター・カメラマン・デザイナー 等
・S(Social)・・・社会的
 人に接したり、奉仕したりへの関心が高いタイプ
 例)職業相談員・病院長・カウンセラー・美容師・スタイリスト・保育士 等
・E(Enterprising)・・・企業的
 企画や計画を立てること・経営などへの関心が高いタイプ
 例)中小企業診断士・弁護士・裁判官・アナウンサー・ホテルマネージャー 等
・C(Conventional)・・・慣習的
 規則や習慣などの決まった行動に従うことに関心が高いタイプ
 例)一般事務員・税理士・レジ係・プログラマー・秘書・公認会計士 等

法則に基づいて、数値の高かった分野1〜3位を順に並べます。

わたしの結果!👇

わたしの場合で見てみると、
1位:「I(研究的)」
2位:「E(企業的)」
3位:「S(社会的)」 という結果に。

この組み合わせ(IES)を一覧で確認してみる。

「細菌学研究者」!
「生理学研究者」!!
「薬剤師」!!!

・・・。

どうやら、意外や意外。研究的だったり探索的な職業に興味があるとのこと。(驚)


② 【傾向尺度】

職業の好みに反映された興味以外の心理的な5つの傾向

・Co尺度(自己統制傾向)
 自己の衝動的な行為や考えをどの程度統制しているかを示す
・Mf尺度(男性-女性傾向)
 男女を問わず、一般に男性が好む職業にどの程度強い関心を持っているかを示す
・St尺度(地位志向)
 社会的威信や名声、地位や権力などへの関心を示す
・Inf尺度(稀有反応傾向)
 職業に対する見方がどの程度ユニークであるかを示す
・Ac尺度(黙従反応傾向)
 どの程度幅広くさまざまな職業に関心を持っているかを示す

わたしの結果!👇

こちらは、興味以外の心理的な傾向という角度から見たモノで、
わたしの場合、「St尺度(地位志向)」と「Inf尺度(稀有反応)」が高いということで、「地位や権力への関心が高く」「皆と同じではないユニークな仕事を選ぶ傾向」があるとのこと。


総合解釈してみると…

・研究者などの探索的な職業で
・その中でも他の人とは同じではないユニークな仕事を選び
・その業種や業界で偉くなることにこだわりがある

こんな感じでしょうかね。

現職や今までのキャリアに置き換えてみると、研究職には就いたことはないけど興味は確かにある。
興味というより、自分がなりたい(と思っていた)職業の一つに「薬剤師」が入っているという事実。

見事に「当たり!!」

しかもそれを今、5歳の娘にオススメしている。
薬学部に入れるための学費をふまえて稼がないと。というライフプランにまで落とし込みしている。笑


理論的・数値的に、職業適性やキャリアを分析してみるのも面白いもんですね。

職業選択だけにかかわらず、「客観的にジブンを知る。」という視点でもこういった検査を受けてみて、いまのジブンの内省に活かすこともできました。

ちなみに、VPI職業興味検査は、最寄りのハローワークで無料で受けることができます。
「薬剤師」を見抜かれて、当たりハズレのものではないですが、統計的にまとめられて認められているアセスメントの凄さを思い知りました。笑

皆さんも「自分に合った職業」に迷ったら、一度受けてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた🤗


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