旅路の果ての言葉たち


~ZENSHIN~


【#1】

守って欲しいこと

「ネガティブなことを言わない」
「たらればを言わない」
「誰かと比べない」

未来ある子供の為
よろしくお願い致します


【#2】

ただ、挨拶をするだけでいいのかもしれない

暗く塞ぎ込んでいる人にも
暗い部屋に閉じ籠っている人にも

ただ、挨拶をするだけでいいのかもしれない


【#3】

どんな状況であれ怒りに身を任せ怒鳴ることは絶対に間違っている

もしそういう人が周りにいるのならその姿勢を正さなければならない
心の闇を取り除いてやらなければならない

それが人生に与えられた宿命かのような志で

なんとしても

怒りと哀しみを取り除いてやらなければならない


【#4】

怒りに支配されるという事が一番の愚か事

僕は全てを許したい

今まで許せなかった人物や物事の分までこれからは全てを許したい

許したい


【#5】

無理矢理大笑いしなくたって
道端に咲いている小さく可憐な花の美しさに思わず微笑んでしまうくらいが
ちょうどいいのかもしれない


【#6】

踏み出したいという欲求に打ち克ち踏み出さなかったあなたも正解
踏み出し失敗したらどうしようという弱気に打ち克ち踏み出したあなたも正解

過去を悔やみ続けることだけが不正解

今に対しての冒涜であり不誠実


【#7】

挨拶は大切

とりあえずすることが大切

お決まりの挨拶でなくても、例えば「うぃーっす」や「おっす」なんかでも

気持ちが籠っていればそれでいいと思う

声を発しない会釈でも、しっかりと気持ちを込めれば問題ない

挨拶をしようとする姿勢が大事

とりあえずしてみることが第一歩


【#8】

先行き分からず上手くいかないのが人生の正解

分かりきっているのはいつか死ねるということだけ

それだけが確定した事実

抗いようのない真の結末

それまではどう転ぶか分からない不安定だが面白味のある道を右往左往していくしかないのさ

ほら、楽しみ過ぎて笑っちまうだろう


【#9】

肩をぶつけられ「どこ見て歩いてんだ」と言われたら

“未来”

と言ってやりましょう

”未来”

と言ってやりましょう


【#10】

例え悪が支配しようとも
自らの心が善であればそれでいい
抗う必要は無い
自らの心が善であればそれでいい
それでいい


【#11】

奴隷になったとしても
生きていられるということに感謝し続ければ
自らの気持ちも、相手側の気持ちも変わり
その温かさは連鎖し広がり全てが良い方向へと進んでいく


【#12】

感謝し、楽しみ 、まぁいっか


【#13】

人として何かを喰らい生きている以上
悪しき出来事が起こったとて文句はつけられない

ましてや殺されるなどの災難が降り掛かったのなら
普段の行いが余程悪いかとんでもなく悪しき妄想を抱いているのであろう

或いは、周りの人間の悪徳がその人物に集約され降り掛かったまでのこと


【#14】

僕が産まれた日にだけ肉を喰う
動物として産まれた日に動物として動物を喰らう


【#15】

人生楽しくないというのなら楽しみましょう
不幸だというのなら今とは全く別の人生を歩みましょう

「嫌だ、無理だ」
と言うのなら

きっとあなたは、幸せなのでしょう


【#16】

いくら酒に溺れたって
いくら異性に現を抜かしたって

心の隙間は埋まらない

黙って徳を積んだ方が良いに決まってる

分からないというのなら
分かるまで悪徳に身を任せてみればいいさ

ほら、死ぬ気で遊べ

遊べ

遊べ

死ぬ気で、遊べ


【#17】

怒りという悪徳を積み重ねると
自分はもちろん周りの人間にも不幸が降り掛かってしまう
だから怒りとは上手く付き合っていかなければならない
どんな状況であれ些細なものであれ
怒りを怒りのまま怒り任せに表現してはならない
これだけは、絶対なんだ


【#18】

「私は自分に自信が持てません!何故なら私の父親は一家心中をしようとしていたクズ野郎なんですよ!」
「そうですか!それでは思い留まってくれたお父さんに感謝ですね!そんなドン底から立ち直ったお父さんは賞賛に値します!」


【#19】

どんなに素晴らしいと思えることだって

そう、欲は欲

それを追い求め競い誰かを蹴落とし自らの身体を痛め付けて来たんだ
報いを受けるのは至極当然の摂理

だが、まだ死ぬのは早い

生きろ

生きるんだ

今こそ”生きたい”という欲求を今まで以上に爆発させるんだ


【#20】

土で汚れた爪とマニキュアで塗られた爪
一体どこがどう違うって言うんだい?
誰かの為の畑仕事で汚れた爪と
自らの欲求の為に彩られた爪
一体どちらが本当に美しいと言うんだい?

一見美しく見える肉体を兼ね備えた糞尿塗れの貴方に聞いているんです

貴方に聞いているんです


【#21】

瞑想に耽っていると
いつの間にか眼下がぐわんぐわんとしてきて
この世界が如何に張りぼてかが分かるから
それが堪らなく心地良くて心地好くて


【#22】

夜明けと共に目覚めて
お天道様に手を合わせお辞儀をする
それだけで幸せだなと感じるようになったから
もう何があっても大丈夫な気がするよ


【#23】

泥多ければ仏大なり
怒りに支配されるという事が何よりもの愚か事
どんな状況でさえ、どんなに些細なことでさえ、その怒りに身を委ねてはならない
許し、赦され、過去に囚われず、善に満ち溢れた禅の心で前進して行かなくてはならない
そうすることで人は、誰もが本来持ち合わせている仏性を取り戻し、本来の途を本来の自分のまま本来の笑顔で歩んで行くことができるようになるでしょう


【#24】

舌を出し死んでいる牛の頭を見て怪訝な顔をする人物
笑顔で牛タンを頬張る人物
同一人物
食に対する感謝が足りないその人物
達が
巣喰う
現実

いつからこの世はそのようになってしまったのでしょうか?

気付きが得られにくいこの世の中で
運良く悟れた僕はいつまでもその感謝を忘れずに暮らして行きたいと思っています


【#25】

随分と長い間、思考の旅を続けてきたような気がする
それはそれは至極暗くどんよりとした長い道のりで
決して至高の旅だったとは言えないかもしれないけれど
こうしてここに辿り着いたのだから
それは恐らく正しい道のりだったのだろう

有難う

有難う

有難う

有難う


【#26】

皆さんは気付いていない
知らず知らずのうちに人を傷付けているということを
そしてそれが自分に跳ね返り不幸な出来事が起こっているだけなのに
それもまた誰かのせいにして
再び怒りに身を任せてしまっているということを

少しだけ、考えてみませんか?

自分が誰か傷付けていないかを

自分も含めて、誰かを傷付けていないかを


【#27】

お互いちょっとの譲り合い
たったそれだけ平和な世界


【#28】

どんな文字だって
結局は・の集まり

もしこの地球がそんな文字の一部に過ぎなかったら

宇宙がただのインクだったら

空しくて

虚しいから

せめて有難い文字の一部だと、嘘でもいいから言ってください


【#29】

死は悪いことなのだろうか?
寧ろ唯一の救いなのではないのだろうか?

医療の進歩は一日一日一分一秒に対する感謝の気持ちを薄れさせ
自己治癒力を殺し身体を労るという優しさを封じ込めた

死は悪いことなのだろうか?
寧ろ唯一の救いなのではないのだろうか?

そんな気がするんだ


【#30】

本物は、悪からも憧れられ尊敬される


【#31】

許すんだ
どんな状況であったとしても
そしてその優しさを次の世代へと繋いでいくんだ
呼吸をするように許すという行為を当たり前にしていくんだ
そうすればいずれ、政治も宗教も法律も要らない世界がやってくるだろう


【#32】

進化発展がそもそも間違い
欲の塊
感謝が足りない
なんてことない日常に感謝できていれば発展などしなかったはずだ
どんな環境でさえ生きていることに感謝できていれば
僕たちがこんなにも苦しむことはなかった
争うことはなかった


【#33】

朝起きて何かを喰わなければならない地獄

地獄

地獄

しかしそれをすれば数々の幸福を得られるという

極楽

極楽

極楽

ギッタンバッタン繰り返し

地獄と極楽繰り返し

行ったり来たりの中道は

確かに僕の足跡だらけ


【#34】

不運な出来事に見舞われても、病に侵されても、殺されたって文句は言えないよ
だって僕たちは日々、地球を踏み付けているんだから

御免なさい

御免なさい

有難う

有難う


【#35】

瞼を閉じていても見える光がある

いや、寧ろ瞼を閉じていた方が鮮明に見える光がある


【#36】

何もしない喜び

何もしない喜び

何もしない喜び

何もしない喜び


【#37】

莫妄想、莫妄想
諸悪の根源、莫妄想
莫妄想、莫妄想
諸悪の根源、莫妄想
唱えよ、唱えよ、唱えよ、唱えよ
莫妄想、莫妄想
諸悪の根源、莫妄想
莫妄想、莫妄想
諸悪の根源、莫妄想

滅せ、滅せ
メラメラ、メラメラ
滅せ、滅せ
メラメラ、メラメラ
煩悩、煩悩、煩悩、煩悩
焼き切れ、消し去れ
メラメラ、滅せ


【#38】

ただひたすら愚直に歩く
右、左、右、左
歩くことだけに集中する
右、左、右、左
風が吹き人が通る
車が止まり車が走る
木々たちが揺れて雲が流れる
親子が笑い、僕も微笑む
ゆったり自転車せわしく自転車
影、日向、陰、陽向
虫が舞い葉が落ちる
銅像が聳え立ち人工物廻る廻る
犬と猫が気ままに寝そべり僕の憂鬱にあくびを見舞う
過ぎ行く時、過ぎ行く時
下駄の音だけ響いて幸せ


【#39】

影が揺れているのか
風が揺れているのか
僕の心が揺れているのか
僕の命が哭いているのか

咲き誇る梅の花の匂いを掻き消す程の人々の煩悩

揺れる、揺れる

揺れる

揺れる


【#40】

のんびりと落ち着いた僕の頭上に
流れの早い、雲の群れ

生き急ぐ人々にはそんな雲も
ゆったり止まって見えるのかなぁ?

どっちが正解かなどは無いが
どっちが不正解かは明白さ


【#41】

詩を書けと言っている
詩を書けと言っている

この心と身体の痛みが

詩を描けと言っている

壮大な絵画のような

詩を描けと言っている

明らかに言っている
明らかに鳴っている

鼓動、鼓動、鼓動、鼓動

成仏できない想いたちを胸に

孤独に向かえと言っている


【#42】

私たちは皆、太陽の下で生きている縁の下の力持ちなのです


【祈る人~壱~】

僕の分までみんなが楽しく過ごせますように
僕の命が消えそうな命の代わりになりますように
世界が平和になりますように
世界が平和になりますように
この命よ役立て
この命よ役立て


【祈る人~弐~】

僕の分までみんなが楽しく過ごせますように
僕の命が消えそうな命の代わりになりますように
世界が平和になりますように
世界が平和になりますように
この命よ役立て
この命よ役立て

僕のこの痛みや苦しみの分まで誰かの心が優しくなりますように
僕のこの卑しさや卑屈さ卑怯さ卑劣さの分まで誰かの心が清らかになりますように

お願いします
お願いします

有難うございます
有難うございます


【祈る人~参~】

僕の分までみんなが楽しく過ごせますように
僕の命が消えそうな命の代わりになりますように
世界が平和になりますように
世界が平和になりますように
この命よ役立て
この命よ役立て

みんなの痛みや苦しみが僕に降り注ぎますように
みんなの卑しさが僕の心に巣喰いますように
そしてその痛みや苦しみの分まで誰かの心が優しくなりますように
そしてその卑しさや卑屈さ卑怯さ卑劣さの分まで誰かの心が清らかになりますように

お願いします
お願いします

心から、よろしくお願い申し上げます


~歩みの中で~


【鼓舞】

細胞がしっかりと己を変えていく様を感じながら生きていけば

歳を重ねるのも悪くはない

僕らは日々、心臓の音に鼓舞されながら生きている

知らぬ間に、勇気付けられているのだ

有難や、有難や

この鳴り

この蠢き

有難や、有難や

この鳴り

この蠢き


【光の幻想】

こんなにも静かな朝

鳥のさえずり

そんなにも静かな朝

脈打つ心臓の音を際立たせる

煩いほどの重低音

独(ドク)、独(ドク)

目も開けられないほどの直射日光

嫌(キラ)、嫌(キラ)

嫌(キラ)、嫌(キラ)

光の幻想が道標
ファニーな蠢きを魅せながら


【突き詰めた先に】

突き詰めていけば、全てのことに意味なんてないのさ

どんなに立派で崇高に思えることだって

突き詰めていけば

ちっぽけな欲望が

チラりと

顔を覗かせるだけ

ただ、それだけ


【様様】

普通か普通じゃないか
そんなのない
自分らしいかその人らしいか
それだけ
夜更かし寝坊助朝好き早起き
心が綺麗で嫌な人
心の醜い大仙人
いろんな人がいるけれど
たった一種の僕たち人間
人間様様人間様様


【必要不可欠】

特別な誰かが居たってこの世界は変わらない

どんなに劣悪で愚かに見える人だって
誰か一人欠けただけでこの世界は成り立たなくなる

怠け者がヤジロベーのバランス感覚を保つ

全てのモノが、この世界には必要不可欠な由々しき生命


【多方面の悲しみ】

苦難や悲しみに出逢った時

正面からだけではなく

横からも後ろからも見てみて

初めて

アナタは怒りに身を任せる権利を得る

落ち込み嘆く権利を得る


【繊細な能天気】

失敗して直ぐに俯く

しかし、何かの拍子に直ぐに立ち直る

繊細な能天気

それが、僕だ


【誘(イザナ)われ】

どんなに気を付けて歩いたって
僕たちは美しい花を踏み躙(ニジ)ってしまう

小さな命を無残に虐殺してしまう

そうして積み重なった業の数々が
僕たちを身に覚えのない不幸へと誘う

死へと誘う

しまった、しまった

命を殺し過ぎてしまった

しまった、しまった

命を殺し過ぎてしまった


【のたうつ】

弱り切ってのたうち回る黒い蝶

安らげる木陰を探し胴を這わす

青い頃に戻ってしまったかのようで悲しげ

それはそう、まるで僕のよう

もがき、もがき、もがき苦しんでいる

ただただ安らげる、死に場所を探して


【ごちゃまぜ】

いつからか、夢の中でもストーリーが繋がっていき
終いには、どちらが現実か分からなくなっていった

のみこまれていく
まぜこまれていく

もう既にこちらが夢であちらが現実
上手く笑えないコチラ純粋無垢なアチラ

ボクハダレアノコロガイマデ
ボクハダレアノコロガイマデ


【飄々】

根深い欲望は雑草の様で
毟っても毟っても飄々と風と踊る

踊るよ踊る
踊るよ踊る

渇いた風と手を取り踊る

踊るよ踊る
踊るよ踊る

渇いた風が吹き付ける旅路

踊るよ踊る
踊るよ踊る


【お天道様】

僕らが何をしたって

お天道様は、また昇る

恋に恋焦がれ死別し涙し銃ぶっ放し略奪強姦爆弾投下し虐殺したって

お天道様は、また昇る

何喰わぬ顔で

また昇る

沈み、沈んで

また昇る


例えるならばそう、

地雷を踏んでしまい一歩も足が動かせなくなった私を見て
一緒にいた友達が大きめの石を探して私の代わりにしてくれようとしたんだけど
その石を持ち上げるとその下にあった地雷が爆発してしまい
吹っ飛んできた友達の亡骸が私の身代わりとなって助かった時のような

やり切れなさ

やり切れなさ


~旅詩~


【牙を剥く薔薇】

歩き始めて思った
これは単なる自殺行為なのかもしれないと

予期せぬ棘が傷付ける
予期せぬ棘が傷付ける


【様々と浮かび上がる何モノか】

惨めさ、弱さ、痛み、苦しみ、後悔、懺悔
その他諸々うようよぞろぞろ
様々な感情が押し寄せてくる

と同時にワクワクとした気持ちも湧き上がってくる不思議

先が見えない喜び

死ぬかもしれないドギマギ

ただの自殺行為と分かっていても

ヤメラレナイ

ヤメラレナイ

おかしいのはぼくですか?

それともおとなりでげすなかいわをする

あなたさまですか?


【偽物SHOW】

ニセモノでも思い切りがあればそれで良い

うだうだの引っ込み思案が一番厄介な此の世の膿

さァサぁヨッテラッショイミテラッシャイ

輝かしいニセモノたちによる自信たっぷり身売見世物小屋SHOWの開幕だぁ


【ゴミ人同士】

人ゴミに魅せられる者、嫌悪する者
決して分かり合えないが同じ空気を吸う同士


【狂気の朝】

狂気が浮き彫りになるミラー

しかし、外はすっかり朝だ

明るい、明るい、明るい、明るい


【澄み渡る朝】

空気が澄き通っているから朝なんだ
焦げた肉の匂い、散らばったゴミの臭い
それらも朝が上手く調和させる


【相反響ハーモニー】

せわしい車と川のせせらぎ
相反するもののようで共鳴し合っている不思議

何気なく均衡の取れたハーモニーが優しい


【ちっぽけな演者】

嗚呼、朝焼けと朝靄が艶やかで艶めかしい

そんな神秘に包み込まれるように抱(イダ)かれる僕というちっぽけな存在は

今日も"ボク"という何者かを演じ生きる


【VirtualUnReal】

レンガの道を歩くが、ふと、どっちが動いているか分からなくなる
一歩も進んでいないんじゃないかという錯覚に陥る


【咲き誇る花と】

傾斜の厳しい斜面に咲き誇る花は
何故あんなにも美しいのだろうか?

コンクリートの隙間から顔を覗かせる意外なアサガオこんにちは

どこまでも続きそうな線路と
どこまでも照らしそうな太陽のコラボレーションが眩い


【傾いた一本道】

一本道に見えたって
見た目では分からないような傾斜になっているから
自然と脇道へと逸れていく
気付かぬうちに戻れなくなる


【埋もれ尚輝く仏】

ゴミの山に埋もれた仏の石像

仏はそれでも輝きを放つ

輝きを放つ

埋もれていても格好の好いモノは格好好い


【怖れる】

人は皆、そんなに長く生きたい訳ではない
ただ漠然と、死ぬのが怖いだけなんだ


【我慢の親切心】

親切も邪魔になってしまうことがあるが
その親切を親切として成立させる為に
僕らが我慢をすればそれでいいんだ


【意図せぬArt】

アートなど分かっていなかった頃の方が
よっぽどアートだったような気がする


【良いこと】

歩くと自然に良いことをしてしまう
道を譲るだけでも良いこと
相手がそう思っていなくても自分が気持ち良ければ
それは良いこと


【哀愁枯葉Dance】

枯葉が風と踊る廃屋のガソリンスタンド
小気味よくDance、カラカラとDance
哀愁のカルテットを響かせながら
風と共にDance、光と共にDance


【鳥と共に】

鳥が飛び交う公園で
鳥の鳴き声で眠りに落ち
鳥の羽音で覚醒する

嗚呼、心地好い風、心地好い日差し


【駆けていく】

まるで本当にそこに誰かいるかのような枯葉のカラカラと渇いた音

恐る恐る近付いてくるその足音のような音は
まるで少年のそれと同じ

駆けていく

一陣の風と共に駆けていく

足並み揃え、軽やかに舞い進むように

駆けていく

駆けていく


【理想形】

とりあえず待ってみることは大切だ

“早まるな、まだ早い”

“まだきっと次がある”

小さな賭けだっていい
理想の形になるまでもう少し待ってみよう


【留まり動く】

一つの所に留まるのはとても難しい

よって瞑想には力がある

しかし、向き不向きもある

兎に角我武者羅に動いて足掻いてみるのも手さ

そうして疲れ切った時に取る休息は瞑想にも劣らない力を持っているはずだから


【泥に映える美】

本当に輝かしいものは
泥水に反射させても美しい


【正体の見えぬ命】

飛沫、波動
正体の見えぬ命、鼓動

その咆哮に僕はじっと息を潜めることしか出来ない


【とある日の雨の風情】

蓮の群れ、ウネリ哭く命
無くてはならない空気振動、酒ビン
窮屈に飛び交う鉄の塊、自由に振る舞う鳥たち

僕の心のように荒んだ地面の割れをそっと優しく濡らすように降り始めた雨が美しい


【誇らしく救いようのない若さ】

若者、若いということ、若気の至り

そんなものが一切羨ましくは思えないのだ

それは結局今が一番だということを知っているから

しかし、今の自分が心から好きかと言ったらそうとも言えない

満足はしていない

満足とは即ち”死”だ

そう、僕の人生は誇らしい苦しみ

ほら、僕の人生は救いようのない喜び


【貶め貶め遥か先】

本人は気付かない明る過ぎる煩さ

しかし、本来本人がそれで良いと思っていればそれで良かったはずなのだ

いつから人は人と人とを比べ貶(オトシ)めるようになったのだろうか?

本当の幸せを感じられるようになるのは遥か先この世の終末でのことか


【無害】

気にすることはない

五月蝿いだけで、無害だから


【くれる夕日】

どんな時でもそこにいてくれる夕日
僕の痛みなど関係ない

どんな気持ちでも穏やかにしてくれる夕日
少しだけ堂々と人に優しくできたよ


【沁みる温もり】

「夕日はいつでもあったかいなぁ…」

そんな当たり前のことが

ヒドく心に沁みる

沁みるんだよ


【程よい距離感】

程よい距離感がちょうどいい

太陽と月と地球のような

程よい距離感がちょうどいい


【戦争、平和、アホンダラ】

異性と数多くこなせば幸せになれると信じて止まない人物は不幸

それは戦争をすれば平和になるとほざくアホンダラとおんなじ


【月の表情】

月の表情は読めない

嘲(アザケ)笑ってるようにも見えるし
優しく見守ってくれているようにも感じる


【笑い飛ばす】

歩き過ぎてフラフラになりながらも登り切った陸橋
ふと飛び降りてしまいたくなったが
思い切り笑い飛ばしてやった


【幻影の影】

夜でも一人で歩けるのは、影がいるからなのだと痛感する

しかし、今僕は

得体の知れない鳴き声に胸がはち切れそう

いやいや待てよ

ひょっとしてこれは全て僕が作り出した幻想なのではないだろうか?

猫、ステレオ、静寂、車

全て

全て

全て

それとも、あの大層な月が作り出した幻か


【逃げた果て】

野宿もロクにできねぇ腑抜け
心を殺し切れねぇ弱虫

挑み切ることができなかったせい
抱き続けることができなかったせい

いくらそれっぽいことを言ったって
それは単に逃げてるだけ

逃げてるだけ


【夜の明るさ】

夜の帳、怖い、怖い

おどろおどろしい化け物を生み出す

様々な音がする

鳴き声がする

地を這う悍(オゾ)ましさを感じる

現代(イマ)はまだ安定した灯りがあるが
灯りが乏しかった時代の恐怖たるや
それはそれは計り知れなかったことだろう

そう、明るいとは素晴らしいことなのだ

決して目障りなどではない

素晴らしい文明の利器

もっと、もっと、明るく、便利に

しかし、地球に優しく

中途半端で止めてはならない

もっと、もっと

煌びやかで優しい恐怖のない時代へ…


【美しいということ】

薄靄掛かった満月から
いつの間にか透き通った満月に…

そこにあるのは同じ月なのに
一秒たりとも同じ表情はない

そう、それは、美しいということ

見たこともないような素晴らしい景色を

目で、耳で、鼻で、全てで味わうと

一緒に共有したいと思えるあの人の残像が浮かぶ

そう、それは、美しいということ

そう、それは、美しいということ


【痛みと共に】

その先に何があるか分からないから歩を進められる
目的地などあってないようなもの

ほら、痛みと共に進むんだ


【覚醒(メザ)めの夜】

地と蟲と眠れ、地と蟲と眠れ
妖艶な月を感じ地と蟲と共に眠れ

感覚が研ぎ澄まされ何かが覚醒める

何かが開く

己が凶暴さに否が応でも気付かされる

そんな


【疼き求める孤独】

孤独が疼く、孤独が疼く
一時より心は開くが時々ズキズキ孤独が疼く

孤独が疼く

だけど求めてる

あの時よりは確実に、多く多くを求めてる


【寂寞の欠片】

寒いよ寒い、寂しく寒い

早く昇れよ太陽

希望

あったかさをより際立たせる闇

夜の闇、僕の闇

溶かせよ溶かせ

残さず溶かせ

また来たる漆黒の夜に、その欠片を残すな…


【揺るぎない音】

流れる音

いや

流される音

なんとなく良いとされる決まり切った音

無音

埋もれ埋もれて闇となる

もう二度と響かない

ユルギナイオト


【ウゾウムゾウナオマエト】

取り立ててお前でなくてもいい

誰だっていい

それが有象無象なお前の存在価値

存在意義

無し

そんなお前以下の俺

空虚

空虚

空虚

空虚


【旅する夢遊病者】

薄掛かる空
怺(コラ)え切れず囀(サエズ)る鳥たち
夜な夜な捨てられたゴミの山に歓喜する烏たち

夢の中のような疲れ

足の重み

まるで旅する夢遊病者

トラックが今日も欲運ぶ
トラックが今日も欲運ぶ

そんな夜明け

そんな夜明けが確かにあった


【今だ】

“今だ”

と思う瞬間が必ずあるはずだ

その時躊躇わずに飛び込めば
自ずと何かが与えられる

希望か絶望か

それは決して分からないが

人生に於いて
特別大切で必要不可欠なものだということは
誰の目から見ても明らかさ


【一呼吸一休み】

ふっ、と一呼吸
ほっ、と一休み

いつも座らない席に座るだけでも
違った景色を見れて喜ばしい

たとえ同じ席だったとしても

反対を向いて座るだけで

何か素晴らしい明日が待っているんじゃないかって思える

ふっ、と一呼吸
ほっ、と一休み

ふっ、と一呼吸
ほっ、と一休み


【Sunrise】

さぁ、頑張れ太陽

ここが力の見せ所だ

世界のエンジンを掛けるんだ

世界に希望をもたらすんだ

さぁ、頑張るんだ太陽

昇れ

昇れ

照らせ

照らせ


【計算通り】

野生の全ての雑草や苔が

全て計算通りに生えていたとしたら

アナタはこの素晴らしき世界の独創的で感受性豊かな創造性に

何を想いますか?


【変幻自在Shadow】

少し不自由でかなりの変幻自在

そんな”影”のように生きられたら

ある程度は上手くいきそうな気がする


【晴天の喜び】

晴れているだけで
喜びを爆発させたかのように飛び回る
可憐な蝶が羨ましい


【眩しき世界】

熱く照り付ける太陽
容赦ない日差し

ただ、風がとてつもなく心地好い

そんなありきたり過ぎる風情が
今の僕にはとてつもなく沁みて

柔らかに目を細めさせる


【風任せ】

人生はゆったりと生きるくらいがちょうどいい

あちらこちらに咲く花のように

ただ風に吹かれながら

身を任せるように生きていけばそれでいい


【否不正解】

旅というものは

判断力の鈍さや決断力の無さが浮き彫りになる

しかし、だからこそ面白い

そして、失敗や間違いは数多くあれど

不正解というものは存在しないという美しさがそこにはある


【全うする命】

花や植物が魅力的なのは

咲いて枯れることだけに

賭けているから

たったそれだけのことに

賭けているから

全身全霊を賭け全精力を注いでいるから

余計な欲は持ち合わせずに

その命を全うするから


【芳しき自然の匂い】

自然の匂いを感じられないということは
何よりも不幸なのではないだろうか


【木陰のベンチ】

気持ちの良い木陰のベンチに座ると
ブッダが大樹の下で悟りを開いたという話にも頷ける


【安らぎ遊歩道】

木々たちが優しく枝を横に伸ばし
守ってくれているかのような川岸の遊歩道で
今まで感じたことのなかったような安らぎを得た


【青々とした生命】

この青々とした木々一本一本に
一体どれほどの生命が
存在しているのだろうか?

依存し合っているのだろうか?


【優しい柵】

枯れ葉のように飛ぶ蛾が
恭しく僕の元へとやって来た

「一体何の用だい?」

そう僕が尋ねようとすると
その柵を嫌うように
ひらりひらりと何処かへ消えてしまった

もう出逢うことのない一対の柵
珍しく温かな優しい柵


【下る】

下るはキツい
下りは疲れる

だから、

ドン底まで下り切ったアナタは

とてつもなく

凄いんだよ


【自然のまま】

人の手は加えず

自然のままが

一番美しい

そんな美徳に

気付いてしまった


【水という者】

海や川のまるで生きているかのような蠢きは
時折とても悍(オゾ)ましい

果たして水に意思はあるのだろうか?

僕たちはそんな水たちに支配され操られたモルモットに過ぎないのかもしれない


【生を望む】

空気を歪ませる程の哭き声を放つアナタ

アナタはただ生を望む
アナタはただ生を望む


【気まぐれな僕の心情】

前よりも人と馴染めなくなったような気もするし
前よりも人と分かり合えるようになったようにも感じる

気まぐれな僕の心情を一概には表現できないが

明らかに細胞全体が洗練され淘汰されているような感覚がここにある

嬉しいような悲しいような

嬉しいような悲しいような


【僕の足跡】

明け方、太陽が昇るちょっと前

“いよいよ始まるぞ、いよいよ始まるぞ”

といったような地球の聖なる息づかいが聞こえてくるようで

僕は、人間であることが何だかとっても誇らしくなってくるんだ

歓喜に湧く虫、猫、蛙、鳥と共に

ステップを踏み出す僕の足跡


【汚れた心】

汚れた水に汚れたままの風景が映し出されるように
汚れた心には汚れた物事しか映らない


【蛆虫の巣窟】

何事も早めに処理をしておかなければ
愚かな蛆虫の巣窟に成り下がる結末となる


【狂った人間の歯車】

色々と持ち運べるようになったり
色々と自分で選択できるようになってしまったから
僕たち人間の歯車は狂い始めた

だって、人間は愚かだから

人間は過ちを犯すから

いつだって物事を見誤り判断を間違えるから


【根を張り生きる】

成長するにはじっと耐えることも必要だ

その場に留まりスクスクと実る植物のように
綺麗な花を咲かせる花のように

しっかりと地球を感じながら根を張ってみよう


【鳥獣気分】

落ちていた傷み気味の果実を喰らい

鳥や獣になったよう

たまにはそんな気分を味わうのも必要なことだろう


【時追われ】

僕たちは時間に追われた逃亡犯
いつからか指名手配されたその面は見るに耐えねぇ


【遠い境地】

楽しげで、見た目を一切を気にしない
そんな老人への境地は
まだ遠い


【麗らかなせせらぎ】

この麗らかな水が全てを作っているのだと
川のせせらぎに想いを馳せる


【畦道愚直Melody】

赤とんぼのメロディーがよく似合う畦道で
僕は愚直にその歩を進める


【痛覚】

痛覚を壊す時の痛みも
痛覚が消えて無くなりさえすれば
それと共に綺麗さっぱり消えてくれるのでしょうか?


【清々しい歩み】

完成前大型道路の中央縁石を歩く

風を浴び優雅に歩く

取り立てて凄いことをしている訳ではないが

なんだかとっても清々しくて


【叱ると怒る】

叱れず、怒ることしかできない人
己の靄靄(モヤモヤ)を他者にぶつけることしかできない

かといってこちらが怒ってしまったら本末転倒

叱ると怒るは雲泥の差

いつか気付けるその時まで
煮を切らさずに待っていてあげましょう


【優しい少年】

優しく育ってくれてありがとう
優しく育ってくれてありがとう

粗悪な親から生まれたアナタが
優しく育ってくれたことに感謝し

敬意を示す

優しく育ってくれてありがとう
優しく育ってくれてありがとう


【無力な痛み】

襲い来る痛み
痛み
痛み
救い用の無い程の刺すような痛み
痛み
急激に襲い掛かった安定的慢性的な痛み
痛み
視野を狭くし全ての思考を停止させる痛み
痛み
苛立ちが育つ
スクスク、ムクムク…

しかし、負けない

無理矢理にでも足は止めない

止めたら全てが奪われてしまうような気がして

怖くて

悍(オゾ)ましくて

自分の無力さが露骨に浮かび上がる

それはまるで人生の縮図かのようで悲しい

しかし、僕はゴールを目指す

それさえ投げ出してしまえばこの人生、
もう二度と立ち上がれず踏み出せずなまま終わってしまうような気がするから

ほら、進め

どんなに惨めで負け犬じみていたって

進め

進むんだ

愚かさを爆発させたその先に、必ず何かが待っているから


【出来の悪い親】

どんな人間だって親にはなれる
どんなに未熟そうに思える人間だって
子供が出来ちまえば親
出来の悪い親

少しずつ、少しずつでいいから
良い方向へと変わっていけばいいのだが…


【豪快な笑み】

開き直った

どうせ痛いのなら
痛いまま豪快に突き進め

突き進め

確かに強烈で激しい痛み

だがしかしそれがどうした?

跳ね除けられずとも味方にして笑えよ

笑えよ笑え

笑えよ笑え


【小さな広場】

アルコールに溺れれば
このしみったれた痛みから逃れられるのだろうか?

嗚呼、今まで意味のないと思っていた
ベンチ以外何もない小さな広場が

物凄く有難く感じる


【強烈な痛み】

一つの強烈な痛みがあると
他のちっぽけな痛みは感じなくなってしまうという不思議


【-マイナスな言動】

その時の状況、痛み、疲れ、苦しみ
それらによって全てに対する捉え方が明らかに変容する

だからいつも何時もマイナスな言動は取らない方が賢明だ

昨日嫌いだったあの人が今日のアナタの大恩人
昨日吐き気を催したつまらない文章が
今日のアナタの聖典となる


【愚物】

五体満足であるということが
こんなにも有難いことなのか…

身体に不調があるというのは
こんなにも生きるのを難しくするのか…

もしこの不平等が神の仕業だとするならば
神と呼ばれる存在は信用するに足りない
愚物へと成り下がる


【劣】

お前が普通だと思うな
極々自然に劣っているよ
直視できないのは分かっているよ

だけどそれこそが、お前が劣っている証だ

いずれ訪れる終わりの時まで、劣り続けて笑わせておくれ

劣り続けて笑わせておくれ


【UglyUglyUgly】

時代の流れや流行にノリ切れる勇気が羨ましい
自分を捨て去れる潔さが気持ち良い
軽々しくなれる悲しさが美しい
美しい


【無くてもいい】

取り立てて、無くてもいいモノばかり
無くてもいい仕事ばかり
無くてもいい食べ物ばかり
だから
なんと無くこの世界は悲しい
群れなくてはならない世相構造だから
なんとなくこの世界は不都合で不誠実


【感じ方の問題】

質が悪くても
楽しければ
それでいいのかもしれない

感じ方は人それぞれ

正解はない


【粗探し】

笑い方に如実に現れる下品さ
見た目に如実に現れるセンスの無さ

だがしかし、

細かいことにとらわれない豪快さ
見た目にこだわらない潔さ

良いところもあれば悪いところもある

当たり前だけど

人はすぐにそれを忘れて他人の粗(アラ)を探す


【ギクシャク】

ギクシャクし出してから本番開始だ

ぶつかり合えるか、何かを変えられるか
そのまま有耶無耶なまま取り繕うだけか

人としての力量が嫌という程に映し出される


【深刻な世界の大半】

深刻なふりをして
実は
そんなに深刻ではない

何かを変えたいと口では言っていても
本当はこのままでも構いやしないと思っている

それがこの世界の大半
それがこの世界の大半


【自己陶酔像】

誰も僕のことなんて見ていない
誰も君のことなんて見ていない

どんなに素晴らしい自己陶酔像を描こうが
決してそうはなれない

どんなに綺麗な愛を描こうが
現実は酷く憎憎しい

嗚呼、泣いてもどうにもできないのにさぁ
どうしてそんなにミジメに泣くの?


【愚痴る】

夜な夜な人が集まってすることと言えば
愚痴る愚痴る愚痴る愚痴る
愚痴を撒き散らしても一瞬間気は紛れるかもしれないが
幸せにはなれない
それに気付けないから愚痴るしか能がない
そして気付かぬうちに負のスパイラルへと没入没入没入
決して答えは導き出せない
何かうまく言おうとしても何の言葉も出てこない
ただただ軽い言葉もどきが口を割いて彷徨うだけ
そしてそれらの音は跡形もなく愚直に沈む
沈む沈む沈む沈む


【猿真似猿芝居】

真面に見えたって
誰かっぽさが、鼻に付く
上手く回しているようで
それは単なる猿真似猿芝居


【○○人】

アナタにとってはつまらない人でも
誰かにとっては面白い人
いつも居るだけアナタは一体
誰にとっての○○人?


【思考地獄】

思考する為
瞳を閉じて
そのままいつの間にやら死んで
空虚となって
そんな終わりを迎えられたら
きっとあの世でも
思考地獄
思考地獄


【文字羅列ノ波】

ただの黒い線に過ぎないのに
脈打つ感情の波が抑えられない


【不必要悪】

悪が無くてはツマラナイ
悪がなければ盛り上がらない

そんな劣悪な関係は不必要
ハッキリ言って不必要


【暴いたり】

そうか

人は

仕事をしているという安心感を

優越感を

愚痴を利用して吐き出すのだな

暴いたり

暴いたり

暴いたり

暴いたり


【プログラミングエイプ】

一度覚えてしまったら
死ぬまで一生
同じような会話を繰り返す

それはまるでプログラミングを施された猿のように

決まり切った喜怒哀楽で

無感情に

繰り返す


【見にくい有無】

インクが付かないところでも
確実に線は付いている

無意味で何も無かったなんてことは無い

確かにそこには何かが有った

有ったんだ


【定めるべき指標】

酷い虫歯や頭痛に苛まれているような感覚に陥るのだけれど
不思議と軽やかな感覚にもなるのは
目標がゴールをしっかりと定めているからだろう

人は何かそういったモノをどんなに小さくとも見つけるべきだ

そして、それに向かって愚直に生きていくことだけが
幸せになる道なのではないだろうか


【浮かび上がるが故】

堕ちた先

脳裏に浮かび上がる

犯罪行為

“もうどうでもよくなっちまうもんだ”

だからこそ拾い上げてやらなければならない

否が応でも

解放してやらなければならない


【結局俺は】

例え俺が今

たった今

死のうが

これらの言葉は誰かの頭をぐーるぐる

腫瘍のように脳みそ支配しくるくるくるくるぐーるぐる

結局俺は、破壊者さ

結局俺は、破壊者さ



【歩き旅】

日常の有難さを痛感する

家があるということ
寝床があるということ
飽食であるということ
水や電気がすぐに簡単に使えるということ

当たり前過ぎてついつい忘れてしまっているけれど

普通の日常ほど有難いモノはない

家族、友達、恋人、仕事仲間

どんな関係であれ、素晴らしさ以外の何モノでもない

ネガティブにくすんだ色眼鏡ではなく
素晴らしさというカラフルな色眼鏡をかけて欲しい

どんな人であれもし、居なくなったら
どんな環境であれもし、消えてしまったら

想像力を働かせて欲しい

考えて考えて考えて考えて抜いて欲しい

繋がりの大切さをしかと感じて欲しい

有難き幸せ

有難き幸せ

嗚呼、今日もこうして何かを感じ書き記すことができるということに感謝を示し
この世界に頭(コウベ)を垂れたいと思う


【寂苦愛】

だけど寂しい
だけど寂しい
だけど寂しい
だけど寂しい
だから苦しい
だから苦しい
だから苦しい
だから苦しい
つまり愛しい
つまり愛しい
つまり愛しい
つまり愛しい

寂しくて、苦しくて、愛しくて…

寂しくて、苦しくて、愛しくて…

寂しくて、苦しくて、愛しくて…

寂しくて、苦しくて、愛しくて…


【Go Home】

歩き歩いて巡り巡った

様々起こり、様々想い

身に染みて感じたのは、日々の尊さ有難さ

さぁ、素晴らしき文明の利器の恩恵を受けて笑顔で帰ろう

笑顔で帰ろう


~贖罪の歩~


【完成済み】

悩み、悩み、悩みに悩んでいた
踠き、苦しみ、もうダメだと極限にまで達した

のも束の間、それらの行為は全て取り越し苦労だったと知る

そう、それはもう既に完成していたのだ

諦めかけたその瞬間、不思議と道は開けるようで


【神の大好物】

“私にも出来るはず”
が命取り

“私には無理かもしれないけど頑張ってみたい”
が神の大好物


【高次元思想】

"戦争してはならない"は
"戦争しなくてはならない"へと繋がっていく

柔和な思想が求められる
厳し過ぎる戒律が破滅を齎(モタラ)す

さぁ、あなたのその凝り固まった思考回路もドロッドロに溶かして赦(ユル)しを得よう

全ての人間を愛せるだけの慈悲深さを纏(マト)おう

機は熟した

言葉が言葉を超え高次元の平和的思想へと


【トレンド】

本来キレイな顔ブサイクな顔などの優劣はない
トレンドな顔かそうではないかそれだけ
自分らしくいることが何よりも大切
前向きでひたむきで精悍な良い表情をしていることこそが
人生成功の鍵


【楽しさ響く】

譜面通り音程通りに歌わなければというくだらなさが

楽しさはもちろん

嬉しさを奪った

子供の不器用な歌が美しく響く

美しく響く


【熱を帯びた雫】

満たされない想いが乱れさせる

別人格が顔を覗かす

ほてり、ほてり、ほてり、ほてり

滴り落ちる熱を帯びた雫に

もう何もかもが抑え切れない


【ぐしゃぐしゃ】

批判をすることでその批判を隠れ蓑にする愚者

ぐしゃ

ぐしゃ

ぐしゃ

ぐしゃ

お天道様に背を向けたその心根は
心底腐り切っている

ぐしゃぐしゃ、ぐしゃぐしゃ

ぐちゃぐちゃ、ぐちゃぐちゃ


【紛れもない証】

喋れるだけの思い出がある素晴らしさ

傍観者ではなく当事者だった証さ

過去に入り浸るのも悪くはない

その過去を思い出しているのは紛れもなく

”今”

だから


【過激な穏やかさ】

穏やかな心情にかまけた日常とは裏腹に酷く過激な夢を観る

血を欲している

血を欲している

過度な刺激に溺れたい

シカシココロハイカレタホドオダヤカデ


【確かな事実】

どんな選択をしても、出逢うべき人には出逢える

間違った選択も間違った出逢いもない

それだけは確かな事実だ


【親という柵】

"私はこの結婚で親から自由になりました"

利用された伴侶が気の毒過ぎる

それでもその人はアナタを愛すでしょう

その有難さに気付けた時、アナタは本当の愛というものを知るでしょう

そして、その親へのクダラヌ執着をも捨て去ることができるでしょう

そして、感謝できるでしょう

憎しみをぶつけられる存在として在り続けてくれた

親という柵に


【幕が降りる時】

ふと、思った

人生の幕が降りる時
そこに広がる景色は何色なのだろうか?

暗いのだろうか?明るいのだろうか?
白いのだろうか?黒いのだろうか?
暖かいのだろうか?冷たいのだろうか?

はたまた無色透明なのだろうか?

それとも、見たことのない想像を絶するような


【穴蔵の未来】

今もし生きたまま土葬されたら
この身体と精神が朽ち果てるまで

“御免なさい御免なさい”

を繰り返すことしかできないそんな悲し過ぎる穴蔵の未来しか

想像出来ない


【些細なきっかけ】

きっかけは訪れる

いわゆる普通に過ごしていたって

何かしらのきっかけは訪れる

時には劇的なきっかけもあるだろう

しかし、大半は些細なきっかけ

だから僕たちは、それらを取り零さぬよう
注意深く、大らかに
視野を広く生きていくことが
大切だと言える


【雑念悪事】

実際に悪事を働かなくとも
その悪事を働こうとする雑念が
誰かの悪事を呼び寄せ悲劇を招く

些細なことでも抱くべきではない

抱くべきではないんだ


【悪に勝る誇らしさに勝る悪】

何も悪いことをしていないという誇らしさが

とてつもなく悪いことをしたという誇らしさに勝るようになったら

人生安泰だ

しかし、決して油断してはいけないよ

悪はいつでも耳元で囁く


【散り際まで】

鳥の羽がひらりひらりと舞い落ちる時のように

命の散り際まで優雅でありたい


【些細な頑張り】

自分はそうはならないと思い込んでいる

そうして何にもしないでいる

すると惨めが完成している

?どうして?
?どうして?
?どうして?
?どうして?

至極簡単

些細な頑張りを放棄したせいさ


【いったりきたり】

どうしたってくよくよしてしまうもんだ
先に進むと決めても戻りたくなってしまうもんだ

それが人の性

悲しい人の性


【痛みという勲章】

痛みとは、或る意味では勲章だ

薄ら笑ってるアンタらには分かりゃしないさ

そちらはそれでいいのだろうが
それでは僕はダメなんだ

ただ、それだけの話


【羽ばたく為に】

地べたを這うくらいしないと
優雅に穏やかには羽ばたけない

たまには横になりそこから思い切り勢いを付けることも大切だ


【獣からの進化】

動物は、同じ種でも争い、自らの縄張りから追い出そうとする

だから人はそうあってはならない

獣から進化していかなければならないよ


【この世の理】

自分の我慢のお陰で
誰かが救われる

それがこの世の理

欲は出し過ぎても良くないという

確かな証


【贖罪の歩】

罪を犯した時に限って
アナタは酷く神々しい

罪を照らせ、罪を照らせ

美しいその穢れなき光で

罪を照らせ、罪を照らせ

さぁ、惨めに贖罪の歩を進めよう


~此処に在る意味~


【詩という者】

満たされてしまうと

“詩”

という者は

産まれにくい


【Appeal】

誰もいない公園で

ふとした瞬間葉が落ちる

それはまるで、

”自分はここにいるよ”

と、木がアピールしているかのようで


【悟り人】

死んだ人たちは全員

何かを悟ったんだと思います


【非涙笑怒】

悲しいのに泣けないから

笑うために怒ってる


【緩やかな自殺】

“自分は何をしているんだ”

と思う回数が多過ぎて…多過ぎて……

緩やかな自殺

緩やかな自殺


【予測通り】

結局全てつまらねぇんだ

もう大体、全て、知ってる

知ってる


【笑って】

くしゃくしゃの泣き顔で産まれてきたと思われがちだけど

きっと、あれは、

くしゃくしゃの笑い顔だったんじゃないかな?

だからほら、笑って

あの頃のように

笑って


【禍々しい視界】

どんなに禍々しいものだって
魅力的なものは魅力的だから

なぁ、キミよ

烏としての視界は

黒いのかい?白いのかい?

それとも……


【一筋の光枝】

どれだけ細く頼りない枝でも

希望の光に思える時がある

どんなに弱々しく垂れ下がっていたって

縋(スガ)りたくなってしまう時があるんだ


【人間以外】

そう

おそらく

人間以外

全てのモノが

悟りを開いている

至る境地に至っている


【生かされた意味】

近くで交通事故があると

何故自分ではなくその人だったのだろうと

考えることがある

今日も僕が生かされた意味はなんですか?

今日も僕が生かされた意味はなんですか?


【斜め後ろ45°の芸術】

公園の木陰のベンチに腰掛けて
一人大きめの本を読む
ポニーテールの少女が美しかった

そんな平和な昼下がり

そんな平和な昼下がりが

この先一生続きますように


【捻れる美徳】

どんなに捻(ネジ)れようが
愚直に伸び続ければ
それは美しさへと変わる

止まるな

留まるな

疑うことなく捻れ続けてゆけ


【置き去りのまま】

彼も彼女も大人になり
僕だけが一人、置き去りのままで…

崇高なままで……


【慣れ】

慣れたら何にも感じなくなる

それだけは肝に命じておかなければならないよ……


【美しく汚れた夜明け】

汚れた街の片隅の
黒い水たまりが綺麗だ

嗚呼、静寂が美しい

静寂が美しい


~不甲斐なき言葉たち~


【不甲斐なさ故】

どうしようもない自分の不甲斐なさに
どうしても、涙が止まらなく時があるんだ


【違和感の原因】

自分のことを他の人と何か違うと感じるのは
決して優れているからではなく
劣っているからかもしれませんよ


【ランダムという秩序】

ランダムでシャッフルだと思っていた人生構造も
至ってシンプルで順序通りだということを知る


【無駄な時間】

"無駄な時間が嫌だから努力します"って言うけど
あなたが取り組んでいるその分野に全く興味のない人間は
あなたのその時間を至極無駄に感じます

無駄な時間なんてありません

そして、全ての時間が所詮は無駄に過ぎません


【世の理】

ふと、我、思う

親を許すこと、子の運命(サダメ)

子を産み、その子に恨まれる存在であり続けること

人の運命

どうにもならない、血の繋がり

どうにもならない、世の理


【28】

全てが一気に押し寄せる

何故、全てが

その瞬間に

誰かに操られているかのような

そんな

どうにも抗いようのない

energyを感じる?

energyを感じる…


【下書き】

人生は下書きに過ぎない

人生は下書きの連続に過ぎない

完璧な清書なんてできない

人生は弱々しく儚い薄汚れた下書きに過ぎない


【クダラヌキミタチヘ】

このシンプルで複雑な想いを抱く為
キミたちに巡り逢ったとしたならば
有難うと言うしか他にないな
産まれてきてくれてありがとうと言うしか他にないな
心の底から感謝申し上げます
心の底から、可哀想な人たちだなぁ..............................................................................................................................................だけど、僕より、幾許も幸せで、楽しそうで、何よりです
特にもう関わる必要もないから
さようなら
さようなら
偽物の加工品
偽物の加工品


【呆気カラント】

どんな人生を歩んだとしたって
きっとこの感情を抱いたに違いない

クダラヌ感情のふりして崇高なこの回想劇

もしあの時ああしてたらなんてないのに

止まらない振り返り都合のいいやり直し

塗り替えて塗り替えて塗り替えて塗り替えて

もう原画が擦り切れボロボロ

忘れちまった

本当の色や景色

でも、そうすることでしか

トラウマとやらは消し去ることはできないだろう?

だからこれでいいきみはそれでいい

都合のいい解釈でeasyに薔薇色に

colorfulに塗り替えて

笑い飛ばせばいい

過去なんて

呆気カラント笑い飛ばしてしまえばいい


【ねぇねぇ】

生まれて来なければよかったの?

ねぇねぇ、

生まれて来なければよかったの?

どんな状況であれ
生きたいと願っているのだから
黙って応援してやればいいのさ

ねぇねぇ、

生まれて来なければよかったの?

ねぇねぇ、

生まれて来なければよかったの?


【内側の敵】

いつだって敵は内側にいる

外側の敵は案外容易に片がつくが
内側に巣喰うドロドロとした欲の塊は
いつまで経っても消えてはくれない

FIGHT FIGHT

抗い続けるコマンダー

背くな 逃げるな

抗え 抗え

そうすればきっと、

きっと、

きっとまだ間に合うから


【HAHAHA】

晴れ曇り雨
雷雹雪
濃霧陽炎
異常気象

神は自在に自然を操り
僕ら人間を弄びラリる

HAHAHA

神を批判する者が何よりも神の存在を信じ恐れている
神を批判する者が何よりも一番神の存在を信じ恐れている


【イケナイヒカリ】

正義や善心など
光の部分が強過ぎても

イケナイヨ

それはまるで無闇矢鱈に照り付け
無造作に人を殺す
強烈過ぎる陽射しのようだ

そう、程よく心地好く
たまには曇り空もあっていいのさ


【依存する明日】

最近はあの自殺したロックスターの曲を爆音で流さないと起きれなくて
ウィスキーやエナジードリンクがないと始まらなくて
ART作品を作らなければ終わらせてしまいそうで
そのうち消火剤を鼻に塗りたくるようになってしまいそうで怖くて
咳止めシロップをがぶ飲みするようになりそうで怖くて
誰かを傷付けてしまいそうで怖くて
フィクション映像作品に逃げるけど
それが終わるとまた虚しくて
愛とかいう最強麻薬はどこにあるんだろう?
とかいうCRAZYな妄想を抱くけど
うまれてきてごめんなさい
と思わせるような夢を見て涙と共に朝を迎える
そんな日々の繰り返し
そんな日々の繰り返し
愛とかいう最強麻薬はどこにあるんだろう?
愛とかいう最強麻薬はどこにあるんだろう?
いつの間にキミはいなくなったんだろう?
いつの間に僕はこんなにもイカレテシマッタノダロウ?
元から?
そうかもな
はは
これはこれで楽しいけどな
不思議なもんさ
別にこれでいいやって思えるから
朝日が昇れば幸せなんだ
今日は生憎曇天だから
だから詩に頼らなければならない
だから死にたくもなるんだ
ほら、飯でも食おう
尿意に我慢できず立ち上がったついでに
テキトーに水で顔を洗ってテキトーに髪を整えて
さぁ、飯でも食おう
テレビでも観よう
お茶でも飲もう
チョコでも食おう
それでもう幸せだろう
一段落したら小さなウィスキー片手に散歩に出よう
耳はROCKで塞ごう
視界はクリアでなくていいからメガネやコンタクトはいらない
携帯も何もかも置いていこう
木陰のベンチに腰掛よう
綺麗な芝生に寝そべろう
目を瞑ろう
誰でもなくなる瞬間を楽しもう
もうこのまま帰るのはよそうか…
と思ったらすぐさま帰ろう
起き上がったら不思議と穏やかな笑顔
また僕が生まれた
また僕が生まれた
また僕が生まれてしまった…
何故人は生きるのだろうか?
何故人は悩みもがき苦しむのだろうか?
そう、悩みもがき苦しむ為
そう、それこそが最凶の麻薬
これだけはやめられない
これだからやめられない
ゴールの死という最高の苦しみの為に
僕たちは日々小さな苦しみを積み重ね生きている
愛は苦しみを際立たせる為の最狂の麻薬
血の繋がりは誰一人逃さない為の最恐の鎖
楽しいな
楽しいな
楽しいな
楽しいな
人間っていいな
人間っていいな
生まれてきてよかった
生まれてきてよかった
産んでくれてありがとう
産んでくれてありがとう
ございます
ございました
さようなら
また明日


【眠れぬ夜に浮かんだ詩】

眠れぬ夜に浮かんだ詩

眠れぬ夜に浮かんだ詩

この詩を書く為に眠れなかったのだと思えば

たまの不眠も悪くはないのさ


【遠回り】

遠回りさせられたって
そこにはそこ独特の景色があるから
悪いことではないんだよね


【小さな木陰】

強い日差しが照りつける中
小さな木陰に辿り着けただけで
それはそれは幸せだろう


【過去の記憶】

僕が昔のことをよく覚えているのは
記憶力が良いからだと思っていたけれど

それは少し違って

その時々

心から楽しんでいたからなんだなと知る


【日々を堕ちる】

時を重ねているように思えるけど
僕たちは、ただただ日々を堕ちている

眠っては堕ち眠っては堕ち

一体何故、階段を昇っていると思うんだい?

僕たちはひたすらに階段を降っているに過ぎない


【横顔をずっと見ていたかった】

どうすればいい?

俺はもう変わっちまったよ

助けて欲しいけどキミはもう救ってはくれない

時を返して
愛を返して

もう、どこにも居場所がないような気がして

苦しい

辛過ぎて辛過ぎて
辛過ぎて辛過ぎるから

せめて文章にして
心の応急処置を図るんだ

ねぇ、もう一度笑いかけてはくれませんか?

そうしたらきっと、

そうしたら、きっと……


横顔をずっと見ていたかった

横顔をずっと見ていたかった


【虫の声】

虫の声で気付きを得ることもあるものさ


ほら、耳を澄ましてごらん


不甲斐ない己の声が聞こえる

不甲斐ない己の音が聞こえる


負けることに負けたら負けなんだ

負けることに負けたら負けなんだ


ほら、耳を澄ましてごらん


不甲斐ない己の声が聞こえる

不甲斐ない己の音が聞こえる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?