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【小説を書く】ジャンル別文化について考えてみた

  目安:約2100文字

こんにちは。
去年末から執筆作品の公開をはじめて
ひと冬超えた頃に
・公開を続けるのか
・公募に挑戦するのか
を考えた時

結局自分は何者でもないので
ハードルの高さはどちらも同じだと
ひとまず公募に挑戦することになった梅本龍です。

そこで今一度しっかりと
『小説の書き方』をインプットしようと
いろいろ調べたり学んだりしていたのです。

純文学、エンタメ小説、ラノベ、なろう系など
さまざまなジャンルの『書き方』から
『評価を得るには』『売れるには』まで
ざっと目立ったものだけではありますが
記事なり動画なりを参考にさせて頂きました

1.自分のポジションとは

読む側としては
好きだなぁと思えるものを読めばいいと思うのですが
書く側としては
自分の文体なり世界観に
より合ったジャンルで活動できたら
楽しく長く執筆を続けられそうです。

その中でより好まれるものを追及したり
描きたいものと求められるものが
重なる部分を研究したりするのも
きっと楽しいでしょう。

ひょっとすると
読む側として好きなジャンルと
書く側として書きやすいジャンルが
違う場合もあるかもしれません

自分の場合
今までジャンルとか考えずに楽しく書いていて
そのとき作っていた作品の傾向と
これらのジャンルを見比べてみた時に
おそらく『エンタメの中の一般』なんだろうな
とだいたい見当をつけてみました。

2.ジャンルとかその中の文化とか

web小説の投稿サイトや
noteでの公開を続けてみようと
検討していた時
第六感的に『いや、違う』と感じた経緯として
なんとなく基準にしていたのが
web文化への向き不向きだったのかなと思います。

ジャンル別に小説の書き方を見ているうちに
読む側の『読みたいもの=期待≒文化』
みたいなものが見えてきた気がします。


純文学

純文学は、おそらく書く側としてハードルが高かったり
もともと読む側としても好きな人が書いていたり
そういう印象のあるジャンルだと思います。

精神的な部分だったり行間だったり
そういうところから
最終的に自分の内面を見つめるような
読み方をする作品が多いジャンルなのかな
と感じていて
一般的に『難しい』と言われがちだと思います。

ただ、このジャンルで書くとなった時
もしかすると
比重としてはより多くの『自分が描きたいもの』を
盛り込めるのかなと思っています。
書いた事がないので想像で申し訳ないですが。


エンタメ小説・一般文芸

エンタメ小説は読んで字のごとく
基本がエンタメ(娯楽)だと思います。

だから書く側が書きたいことよりは
読む側が読みたいもの
より娯楽として受け入れられるもの
書く必要があるとは思います。

その中で
どれだけの比重で
伝えたいことを盛り込むかというのも
楽しい部分なのかもしれません。

ただ、ジャンルの中での内容カテゴリーは
多岐にわたっているので
自分が書く側として生きていく場所が
幅広く用意されている
のも
このジャンルだと思います。


ライトノベル

残念ながらこの分野を読んだことがなく
参考で受け取った情報からの印象としてしか
言えないのが申し訳ないのですが

一般文芸よりは年齢層が若め
より楽しく、読み易い印象です。

若い読者の好む世界観であったり
流行りの文体などがあるような印象で
そこに添った作品作りが必要だと思いました。

なので、もともとラノベが好きで
沢山読んできた人が書く側になると
文化を把握していて
良いものが書けるのかなと思います。


なろう系

現在web小説で人気を博している作品の多くが
おおよそここに分類されそうな印象です

webというくらいですから
スマホで手軽に読めて
楽しくてわかり易く
なるべくストレスを排除したもの
爽快感を得ながらスイスイ読めるものが
好まれる傾向なのかなぁと
書き方動画を参考にしていて感じました。
これはこれで向き不向きがありそうだし、難しそうです。

3.書く側としては何も変わらない

これら各ジャンルに関する動画や記事を見ていて
読む側は『好きな本を読みたい』ことに
変わりはないけど
書く側としても何も変わらないなと思ったのが
正直なところでした。

何が変わらないのかというと
・自分が書く側として生きる場所を見つけて
・読む側の求めるものを知って
・その文化に添った傾向を分析して
・書いたもので楽しんでほしい
というのはどのジャンルでも一緒、ということです。

各ジャンルは国みたいなもので
自分が生き易い文化を持った国で活動すれば良くて
何か国語もしゃべれなくたって生きて行けるように
全ジャンル書ける必要もないし
他ジャンルと優劣比較する必要もない。

それぞれ読む側が存在しているからこそ
ジャンルも存在していて
だから書く側も存在できるのかなと思います。

4.つまり

読む側も書く側も
どんなジャンルであっても
文化の前では同じように存在していると思うので
優劣も上下も考えず
自分の好きな物を好きだと言って
読んだり書いたりすればいいと思います。

その中で商業的に成り立つ書き手というのは
自分としてはなってみたいなと思う存在なので
今後もそこを目指してがんばろうと思います。

本だけじゃなくて
なんでも
自分の好きなものを好きだと言って
生きていいんですよ。

最後まで読んでいただきありがとう
ではではまたまた

梅本 龍

最後まで読んでいただきありがとうございます!