見出し画像

論理的思考力と数学の密接な関係

こんばんは。りょうへいです。

今日は「数学を学ぶ意味」についての考察を書いていきたいと思います。

私は小さいときから根っからの文系人間で、本を読むのは大好きだけど、数学にはまったく興味を持てませんでした。

•連立方程式なんて生きてて使う場面ある?
•πなんて3でも人生困らないでしょ?

恥ずかしながら子供の頃はそんな風に考えていました。(数学好きな人たちごめんなさい)

しかし、歳を重ねるに連れて数学を学ぶ意味が分かるようになっていき、今では数学をやらないのはめちゃくちゃもったいないことだとすら思っています。

ひょっとしたら学生さんの中にも、数学をやる意味がないと思っていたり、教える立場にある人でも、なぜ受験でも使わない私立文系の人が、数学をやることが大切なのか、伝えきれない人もいるのではないかと思います。

そこで、私なりの「数学を学ぶ意味」についての考えを書いていきたいと思いますので、よろしければ最後まで読んでみて下さいね。

ーーーーーーーー✂️ーーーーーーーー✂️ーーーーーーーー✂️ーーーーーーー

数学を学ぶ意味

結論から申し上げますと、数学を学ぶ意味は

「数字は論理的思考力の素養になるから」

だと考えています。数学が嫌いな人でも、「問題解決」が好きな人は沢山いますよね。問題解決において論理的思考力はとても重要です。

・数字が基準を決める

数学は数字を用いて色々な答えを出していくものですが、答えに至る過程や数字は一つの基準をもたらしてくれるものだと思うのです

例えば、一般的な人がどれ位のレベルか調べるときに、基準を持っていない人は、自分が今どの地点にいるのか分かりませんよね。

何か作業をするとき、一般的な人はこれを10分でやると言う事実があるからこそ、15分かかれば遅いと言う事が出来ますし、5分なら早いと言えます。
もしこれが基準がなければ、なんとなく他の人より早いとか遅いと言う基準しか使えず、正しい自分のレベルを測る事が出来ません。

こういった点からも、数字は一つの基準を示してくれる事が分かります。

・公式と論理的思考の関係


さらに、この基準に到達するまでの過程においても、数学は役に立ちます。

数学の公式は正しく使えば、答えは一つになります。つまり公式とは、一つの答えに導くための枠組みであり、目標達成したい何かがあるときも、この公式の原理は使えるのです。

例えば、「〇〇になりたい」と言う目標があったとします。
なりたいを実現させるためには具体的な行動が必要ですが、ただがむしゃらなだけで努力の方向性が違う人は、行動を全て無駄にしてしまいます。

そこで、「計画」と言う枠組みを使って努力の方向性を間違えないようにしていくのですが、この枠組みを作る作業は数学の公式と非常によく似ているんですね。

人生の答えは一つではないので、公式で答えを導くことは難しいと言う方もいらっしゃるかとは思いますが、目標に確実に近付くための方程式は存在します。

プロ野球選手で守備練習をした事がない人は世界中探しても多分いませんし、将棋の棋士で、飛車を使った事がない人もいません。
しかしビジネスの世界となると、こういった現象は往往にして起こっているのです。

「飲食コンサルタントだけどP/LもB/SもC/Fも見れません」とか
「営業職だけど説得技術は学んだ事がありません」といったように。

数学的な論理的思考力がある方なら、これがいかに不自然な事なのかが分かりますが、数学的思考力のない人はこういったことへの「違和感」に気付きにくいんですね。

今、論理的思考力と書きましたが、道理や道筋に基づいて答えを出す考え方や、複雑なものを分かりやすくまとめる考え方のことを論理的思考力といって、数学の答えを出していくプロセスと論理的思考のプロセスは全く同じ思考方法を辿ります。

つまり、論理的思考を養うことこそが、普段数学を全く使わない人も数学を学ぶ目的である。論理的思考は思考のフレームワークである。

と言える事が出来ます。

私も大人になってからこのことの重要性に気づいたので、論理的な思考はまだまだ苦手ですが、これができる人は「頭良いな」と一発で分かります。

難しいものを簡単に出来る能力って、なんだか魔法みたいですよね。私たちが使っているPCやスマホも、一つ一つが複雑な役割を果たす機械たちを一つにまとめて、簡単に使えるようにしたものの集大成です。
人間はこの数学的な能力を持っていてからこそ、文明を築き上げる事が出来たんですね。

数学を学ぶ意味を10代の頃にタイムスリップして自分に教えてあげたいです笑

もし興味のある方は、今からでも数学の公式の考え方とか調べてみてください。けっこうストーリーがあって面白いものもありますので。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!




この記事が参加している募集

私のイチオシ

頂いたサポート代を全てうまい棒に変換し、1年後にnoteで写真公開することを目論んでいます。