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【25歳がストリートスマートになるためのリーダー論】#35

リーダーは責任が重く、大変な仕事のように見えます。しかし、自らリーダーになってみなければ、その真意はわかりません。ストリートスマートとして活躍したいのであれば、どんな小さな事でもいいのでリーダーとしての経験を積んでいく事をおすすめします。男性でも女性でもいつか、家庭をリードする時が来るかもしれません。仕事だけではなく家庭や友人関係でもリーダーは必要なんです。

日本にはマネージャーではなくリーダーが必要

マネージャーとは、生産部門を頻繁に訪ねたり、クライアントなどとミーティングしたりするようなタイプを指します。リーダーは「最高〇〇責任者」などと呼ばれる人とのやり取りが多く、会社のシステムや運用形態に関するミーティングなどが多いタイプです。マネージャーは細かいところに気遣いますが、リーダーは大きな枠で物事を考えます。
日本の文化は、「赤信号皆で渡れば怖くない」に代表されるように、皆で一緒になにかを作り上げることが多く、組織を率先して引っ張るリーダータイプの人間は珍しいのです。しかし、日本をよりよくしていこうと思ったら、リーダーが必要です。リーダーは正しい目標を立て、チームや組織を正しい方向に導きます。ワンピースのルフィのような人が世の中にたくさん出てくるといいなと思っています。

リーダーは常に学び、行動し続ける必要がある

リーダーは、部下から自然に慕われるようにならなければなりません。そのため、部下からの信頼が厚く、皆のお手本となるような行動をする必要があります。リーダーはインプットよりもアウトプットを重視しなければなりません。しかも、一般人のインプットやアウトプットよりもより多くの知識を詰め込む必要があります。部下は上司の背中を見て育つことが多いです。そのため、リーダーにも部下の模範となるような行動を取る必要があるのです。学びを止めず、常に知識、情報の質を高め、更新していきましょう。

リーダーは即断即決即、行動を求められる

リーダーには、即断即決即行動が求められます。優柔不断なリーダーに部下はついていきたいとは思いません。ビジネスには正解がないため、自らの手で正解を作る必要があるのです。そのためには、自分を信じて即判断し、すぐに決断し行動に結びつけましょう。リーダーに先延ばしはできるだけ避けてほしいところです。皆さんは、先延ばしにしていることはないでしょうか。リーダーになるには、先延ばしをせず、できることは全てやるくらいの意気込みが必要です。

責任を取ってください

日本の国会答弁などを見ていると、『責任を取って辞任してください』という言葉が出てくるのですが、僕は違うと考えています。『責任を取って解決してください』というのが正しいセリフになるべきだと考えています。皆さん責任を取ってくれと言われるとビビってしまったり、責任を取れるか、と聞かれると不安になってしまう人が多いと思います。それは責任を取る事の概念の履き違えているから起きてしまう感情です。Wikiには責任を取る事は以下のように記載されています。

責任(せきにん、英: responsibility/liability)とは、元々は何かに対して応答すること、応答する状態を意味しており、ある人の行為が本人が自由に選べる状態であり、これから起きるであろうことあるいはすでに起きたことの原因が行為者にあると考えられる場合に、そのある人は、その行為自体や行為の結果に関して、法的な責任がある、または道徳的な責任がある、とされる。何かが起きた時、それに対して応答、対処する義務の事。

引用:Wikipedia

1番最後の1文ですが『何かが起きた時、それに対して応答、対処する義務の事』これなんです。つまり、辞任する事が政治的な場面でよく使われていて、メディアが放送するので誤解しているのかと考えています。

本当のリーダーの責任とは、全ての事柄に諦めず立ち向かう事です。

リーダーが諦めたら、仲間は皆諦めます。リーダーが責任を取って、やれる事はなんでも自らやってそれでもだめだったら引き際を考えて辞任するかもしれません。しかし実はそれもリーダーの一つの決断『私ではなく、他の人なら解決できると信じている』という事なのです。つまり、その時点でも実はリーダーは諦めているわけではなく、自らの選手交代という手段を使って物事を解決に導くという事を決断するのです。リーダーの取れる最初で最後の責任を取る手段なのです。

業績を上げやすいリーダーとは

ロンドン大学の研究で、1114人のCEOから「いつどんな風に時間を使っているのか」「どんな風に働いているのか」というアンケートを取った実験があります。

・午前中はメールに使って後は、一人で過ごしていた
・個人の用事に時間を使っていた
・旅行をしていた

いろんな時間の使い方をしているリーダーがいましたが、マネージャータイプとリーダータイプのCEOを比べると、リーダータイプの方が、生産的な企業になり、収益への影響もかなり大きく良い方向へ変わったとのこと。企業により、適したタイプのCEOは異なりますが、リーダータイプの方が基本的には優れている面が多いという研究結果になりました。だからといって、マネージャータイプが悪いのかといえば、そうではありません。しかし、業績の上げやすさはリーダータイプだとされているのです。

参考:NBER

ここまでリーダー論についてお伝えしてきました。リーダーになるには、さまざまな素質が必要で、もしかしたら自分にはムリだと感じる方もいるかもしれません。しかし、リーダーにはさまざななタイプがあり、一括りにできるものではありません。あなたの長所を生かしたリーダーになることを心がけてみてはいかがでしょうか。ストリートスマートに生きるために、皆さんも自らのリーダー論を考えてみてはいかがでしょうか。

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