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『ロバート・ツルッパゲとの対話』

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写真家ワタナベアニさんの著書『ロバート・ツルッパゲとの対話』の感想を編んだマガジンです。 『ロバートとベートーヴェンとの対話』を運営するサークルがピックアップしております。担当は…
運営しているクリエイター

#写真

幡野広志×浅生鴨×ワタナベアニ 写真展&トークイベント

雨の土曜日。 大阪は天王寺のスタンダードブックストアで行われた幡野広志さんの写真展と幡野広志さん×浅生鴨さんのトークイベントに行ってきました。 まずは福島駅へ。 駅から徒歩数分の"やまがそば"でランチです。 プロの将棋棋士が出前で頼む事が多く、いわゆる観る将の方には広く知られてるお店なんです。"将棋めし・勝負めし"ってやつですね。 ワタシは天とじ丼、カミさんはカレーそば。 どっちもめちゃ美味しかったなぁ。年季の入った店内もいい雰囲気でした。 やまがそばから大通り"なにわ

共感しかなく、尊い写真家。おふたり。

わたしが尊敬する幡野広志さんと、ワタナベアニさん。 ココロが乱れそうになると、このお二人のSNSを見ると落ち着くという私にとってはもはや特効薬です。 そんなお二人が同じYoutubeに出演されたという…! しあわせかよ…。 まずはこの2本のYoutubeを見ていただければとおもいます。 「もう!本当それ!そうなのー!」と何度一人で画面の前で 「ぬおおおおおおお」となったことか。 昔に受講した様々なジャンルの写真教室が今の自分の撮影人生に1mmも影響指摘もしないのはこのことか

記録ではなく表現として

カメラを持つようになってもうすぐ3年。 プロではないし、アマという感じでもない。運良く自分の写真が専門誌の表紙を飾るという経験はしたけどあれはタイミングが良かっただけだと分かっている。 自分にとって「カメラ」とは見たものを自分なりの感性と視点で切り撮らせてくれるもの。撮ってみたいと思ったものをファインダーで捉えシャッターを押す。そしてそれがどのように2次元化されたのかを確認するツールが「写真」になる。 写真に残すための撮影ではなく、撮ることを楽しむための写真。ちょっとなに言

熱海とコーンウォールとハイデガー【自己隔離生活1日目】

【隔離前】 3/21、20時頃、ロンドンはヒースロー空港を出発し同日22時頃パリCDG着。約1時間のトランジットを挟んで羽田へ。 機内ではLady Birdを観て (地元を出る話を地元に戻る道中で観るという皮肉)、Jojo Rabbitを20分でギブアップして(子供の可愛さで画を保たせるのずるいよ)、Les Misérablesを観て(パリ郊外の警察と住民による軋轢の話、大傑作)、Fisherman's Friendsを観て(今住んでいるコーンウォール地方の映画、よかった

悪い大人ほど、よく笑う。

 金髪で大きな口をあけている大人と、全身黒尽くめにサングラスの大人。どうみても悪い大人じゃないですか。でもめっぽう面白いんですよ。サングラスの大人は、ワタナベアニさんです。最近話題の本「ロバート・ツルッパゲとの対話」の著者にして、写真家でありアートディレクター。今日の「渋谷のテレビ」に遊びにきてくれました。  土屋敏男さんの作った、欽ちゃんのドキュメンタリー映画「We love television?」の写真を撮っていることもあり、独特の強面が脳裏に焼きついていました。そし

何もせずにまとまりがない1日 - 2月16日

出張と写真展からの1日街歩きで疲れていたようで、今日はダラダラとほとんど動かなかった。 昨日書ききれなかった昨日分の日記を朝から書き上げた。 今日は子供が朝から夜までよく泣いた。 理由は些細なことすぎて全部は覚えていないのだが、一番最後に泣いた理由は疲れて玄関から歩けない、です。 子供がすごく泣いていると夫婦ですごく笑ってしまうのは良くない癖だなと思う。 すまん、娘。 あと僕のデスクの足元を、拗ねてるぞアピールするための場所として使わないでくれると嬉しい。 足元で壁を向

「幡野広志のことばと写真展」と「ロバート・ツルッパゲとの対話」- 2月15日

朝から渋谷パルコのほぼ日曜日で開催されている「幡野広志のことばと写真展」に行ってきた。 幡野さんは写真家なのだが、僕は幡野さんのことを文章で知った。 匿名投稿された相談に答えるスタイルの連載「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」が何度かTwitterで流れてきて、読んでいるうちにすっかり虜になってしまった。 幡野さんの言葉はとても優しいし、(何かに過度に肩入れしないし、色々な視点で物事を見ているという意味で)ニュートラルだし、何より読んでいるとすごく元気が出てくる。背中