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「幡野広志のことばと写真展」と「ロバート・ツルッパゲとの対話」- 2月15日

朝から渋谷パルコのほぼ日曜日で開催されている「幡野広志のことばと写真展」に行ってきた。

幡野さんは写真家なのだが、僕は幡野さんのことを文章で知った。
匿名投稿された相談に答えるスタイルの連載「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」が何度かTwitterで流れてきて、読んでいるうちにすっかり虜になってしまった。

幡野さんの言葉はとても優しいし、(何かに過度に肩入れしないし、色々な視点で物事を見ているという意味で)ニュートラルだし、何より読んでいるとすごく元気が出てくる。背中を優しく押される。ご本人も「背中を押す人でありたい」と仰ってるが、見事にそっと押される。

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そんな文章が大好きな幡野さんの写真については申し訳ないがきちんと追いかけたことがなかった。こんなに素敵な文章を書かれる方の写真がつまらないわけがないと思っていたが(もちろんそんな法則はないのだが)、期待通り写真もとても素敵だった。

車の中から、街角で、偶然捉えた一瞬であっても偶然を必然に変える力がある写真の数々。プロがプロたる所以はそんなところにあると思っているので、写真家の方の作品にこんなことを言うのは失礼だと思うけれど…

残念ながら幡野さんにはお会いできなかったけど(もっと遅い時間に行けばよかった)、幡野さんの書籍と写真集を大人買いした。
1冊購入ごとに限定冊子がつくらしく5冊ももらってしまったが、それもなんだか嬉しい。5冊をどう有効活用しようか。

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今読んでいるワタナベアニさんの「ロバート・ツルッパゲとの対話」を読み終えたら幡野さん三昧しようと思う。僕は事前に全く知らなかったのだけど、Twitterでたくさん流れてきた「ロバート・ツルッパゲとの対話」を購入したのをきっかけにワタナベアニさんをフォローしたら、どうやらワタナベアニさんと幡野さんは友人同士らしい。

さらに幡野さんが文章を書き始めたのはワタナベアニさんが雑誌で行っていた連載がきっかけだったと「ロバート・ツルッパゲとの対話」に書かれていて、幡野さんの展示にも「ロバート・ツルッパゲとの対話」とワタナベアニさんについてのコメントがあり、なんだか色々なものが急にリンクして、僕がこの展示に行ったこともなんなら必然ではないかなんて思ってしまった(大げさ過ぎる)。

「幡野広志のことばと写真展」は今日2月16日まで(!)なので、渋谷に行ける人は走ってください!
追記:終了してしましましたね、本当に良い展示でした。
関西の方にも行くみたいなのでご確認ください!

今日のアイキャッチ画像:渋谷パルコのガラスに映っていた風景。久し振りに子供以外のものにカメラを向けてシャッターを切った。もっとカメラを持ち出そう。

#日記 #写真 #幡野広志のことばと写真展 #ロバート・ツルッパゲとの対話



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